「子供は欲しいけど、まだいいや」と思ってる人へ

「子供欲しいけど、いまはまだいいや」と言っている30代の人、はっきり言いますが、いますぐトライしたほうがいいです。「いやあ、なかなか出来なくてね」なんて言いながら1年以上経ってる人、すぐ病院いく方がいいです。

いまどき、7組に1組のカップルが不妊といいます。これも見えている分だけの話で実態はもっと多いのでしょう。
子供なんて普通にしてれば出来るもんだと思ってたし、不妊なんて他人事だと思っていました。が、うちも他人事ではなかったのです。

うちの場合、28才で結婚して、32才でなんでできないんだろうねーと病院に行き、いろいろやって34才で妊娠、35才で出産。

これだけみると「計画通り」みたいに見えるかもしれませんが、これはメチャクチャ運が良かっただけです。妊娠したときは空を仰ぎましたし、産まれるまでずっと不安でした。

けっきょく、7組のうちの6組は30代でもけっこう普通に出産できる(もちろん35歳以上はいわゆる高齢出産に分類されてリスクは上がりますが)わけですが、問題の1組だった場合、28歳と34歳ではやれることが全然違ってきて、その成功率も35歳を過ぎたあたりから急降下します。

「いまはまだ仕事しっかりやりたいから34歳くらいから子供の準備するつもり」とか言ってて、それからトライして、でも出来ない、なんて事になった場合、そこから診断して原因を探してなんてやってたらあっという間に40才になります。もうやれることは限られ、どんどん成功率は低くなり、「これ以上は難しいと思います。残念です。」という冷たい一言を受け取ることになります。

これがまだ30代ならいろいろ試せるのです。

うちは、たまたま運良く2年でうまくいったものの、これが少しうまくいかなかっただけでそこから一気に成功率が下がりだしてあれよあれよという間に40歳、もう可能性はかなり低いですね、残念!のケースでした。もっと早くちゃんと向き合って行動していればよかった といまでも強く思ってます。(ちゃんとした知識を持つのが遅すぎた)


なので、これから子供が欲しい人に伝えたいのは、
・遅くとも30歳にはトライ開始
・半年(遅くとも1年)出来なければ、すぐに病院へ
・病院行きの判断は早く

ということです。

条件が整っている場合、妊娠する確率は25〜30%と言われます。
25%と仮定し計算すると、6回こなせば82%、12回で97%。
ちゃんと基礎体温つけて排卵日を狙って半年出来てないというのは、何らかのトラブルが有る可能性が高いということです。

子供が欲しいなら、すぐにでも病院にいったほうがいいです。
出来る限り、病院には夫婦で行きましょう。問題は男女両方にありえるし、多岐にわたるため、一つ一つ可能性を切り分けしていくしかありません。

TVなんかで38歳や40歳の人が出産の報道も多く、それが普通みたいな印象がついてきています。周りを見ていても子供出来てるよ。って、そりゃそうです。うまく子供が出来た時しか話は外に出てこないんだから見えるのは出来たという話だけ、「出来ない」という話は外に出てこないんです。

(あと想像以上に流産します。死産は目立ちますが、流産はほとんど外に出てこないので、経験者や近親者で流産起こってないとこの点も想像しにくい)

じっさい自分たちも、できない、病院に行く、もう時間がないという事実に向き合う、となったわけですが、同じような立場の人が可能性があった子供を授かれなかったらツライだろう、と思って書きました。

妊娠・不妊については検索してもらうとたくさん出てきますので、ここでは省きますが、うちのケースについて、問題だったところや原因、病院について費用その他いろいろ聞きたいことがあれば、お気軽にメッセージ下さい。

(5年前にとあるSNSで書いたものですが、話が出てきて思い出したので掘り起こしました)

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