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すべての世界と永遠の時間(並行世界論と未来不確定論とカルマ超克論)

ここで話すことは、私が探究を進めることでわかってきたこと。
慎重に話さないといけないことです。


なぜなら、きわめて深遠なるテーマだからです。

世界と時間。宇宙と自分。
カルマと救い。魂と神との一体化。


多くの人たちは独りごちて、低次のスピリチュアルな話に落ちていきます。
私は独りで考えて納得することは一切ありませんでした。

慎重に探究に探究を進めて、瞑想を深めて、超認識を開く。
神に聞く。わからないことをわからないと正直に認めて。

自分の知覚力の限界に挑みながら、真理というものに果敢に取り組んできました。

その中でわかってきたものを明かします。

前時代では明かされることなき究極の真理の話です。
新しい時代に相応しいです。


・未来不確定論(自由意志)


「未来は不確定である。なぜなら、人間には自由意志があるから」

これが私の結論です。

いくらでも未来は変更可能です。
しかし、惰性や習慣に基づいて生きるならば、その人の未来が変わることはありません。

心から気づいて、自らの自由意志を発揮するならば、その人は未来を最高レベルに良いものに変えられます。


実は私には幼少期から未来予知の能力がありまして。
断片的に未来が見えるということがありました。

未来の全容がすべて見えるということはないのですが、瞬間的に未来のワンシーンだけ見えることがありました。

特に小学生の頃は未来予知の能力が全開に近いものがありました。

(前世からの引き継ぎで小学生の頃は開きすぎて困っていましたが、十代後半には徐々に衰えていきました。また瞑想を深めるまで閉じていました)

私は小学生の頃、学校の帰り道を一人で歩いていました。
すると、未来のビジョンが頭に入ってきたのです。

帰り道の通り、どこに車が通って、そのルートにどんな人が何人ぐらいいるのかが見えました。
田んぼの様子から鳥の数まで数えることができました。

私はそれが本当か知りたくなって、その未来予知のルートと同じルートで帰りました。
すると、すべて同じ通りに車や人の通るタイミングでさえも一緒でした。

見た未来の通りの光景になった。

しかし、私は小さい頃から「試す」のが好きでした。
じゃあ、見えた未来と違う方角を歩いたら、どうなるのだろうということです。

またある日、学校の帰り道に未来のビジョンが見えてきました。

帰り道のルートはいくつかありまして、途中で主に二つに分かれていたのです。
神社の裏道ルートと田んぼルートがあったのです。

神社の裏道ルートの未来のビジョンが見えました。

その裏道を通ったら、どのタイミングで小学生が歩いていて、どこでトラックが横切るのかが見えたのです。

自分は確かに神社の裏道ルートを通る可能性が高い。
だから、このルートを通ったら、こうなるのだろうと思いました。


じゃあ、違うルートを通ったら?

目の前に神社の裏道ルートと田んぼルートが二つあります。
未来のビジョンに見えていなかったルートは、田んぼルートです。

田んぼルートを通れば、未来が見えていない選択ができる。

そう考えて、田んぼルートを選んだ瞬間にそのルートを歩くとどうなるのかの未来が見えました。

一瞬で未来が書き換わって、どうなるのかがわかってしまったのです。


小学生の私は困惑して頭を抱えました。

「変えた未来もあらかじめ存在していたのではないか?」

当時はこういう言葉遣いではないですが、そのような考えに落ち着きました。

ここから研究というのは進んできました。

人の未来、自分の未来が意図せずに見えることがあります。
断片的なシーンが次々と目の前を過ぎ去っていくことがあるのです。

私は瞑想を深めて、超集中することで未来を垣間見る方法を知りました。

探究を進めると、驚くべきことに人の未来は決まっていないことがわかりました。

一人の未来は、幾通りも見えるということです。
Aパターン、Bパターン、Cパターン、Dパターン。

選択したパターンによって、その人の未来ががらっと変わってしまうこともあれば、どれを選んでも結末が同じというものもあります。

一人の中に可能性の数だけ、同時にいくつも未来が見えます。

ということは選択次第で、未来がいくらでも変わるということなのです。

子供であればあるほどに選択できる未来の数が多くあります。
それだけ時間と柔軟性があるからですね。

逆に老人になればなるほどに選択できる未来の数は減っていきます。
やれることの時間が減っていくからですね。

つまり、可能性の数だけ未来があるということです。

頭が柔らかい人であればあるほどに可能性が多く、未来は数多く見えてきます。
逆に頭が固い人であればあるほどに、確定した一つの未来しか見えないことがあります。

現代人のほとんどは習慣に基づいて惰性で生きており、未来の可能性は少ないです。
未来ががらっと変わってしまう人はほとんどいません。

自らのカルマのループの中に入って、その最終結末をもぎ取ります。

未来というのは決まっておりません。
しかし、習慣の通りに生きるならば、その人の未来は誰でも予測可能なものに落ち着く。

目覚めた人はカルマのループから脱して、信じられないほどの成長を遂げることがあります。

私は未来予知の能力で、この選択をしたら、こういう結末になるということがわかりました。
すべて毎回書き換えて、毎回毎回良い選択に変えて、変え尽くして。

自分でも理解に苦しむほどの未来の変更を経て
飛躍的な成長を遂げました。

通常の人が数十回の転生で学ぶことを一回に凝縮したような人生を送ってきました。

私はこの経験から言えます。

未来の本質は不確定である。
いくらでも変えられるということ。


人によっては悪しきカルマのループにはまって同じ結末に行く人もいます。
一方でカルマのループから脱して、神との一体化を成し遂げる人もいるのです。

『今よりも魂を成長させたいと思うこと』

それが未来をより良く変えます。
良い未来を呼び寄せるカギとなります。

あなたのより良くなりたいという意志が、本当に未来をすべて変えるのです。

・永遠の時間(過去、現在、未来の同一性)


未来予知ができることから、私はあることに気づいていました。
なぜ、こんなふうに未来が見えるのか。

高次元では時間軸が地上とは違うことに気づきました。

自分の意識がそこと繋がると、未来というのはわかってしまいます。
未来は人間の選択によって決まるのですが、その選択は人の意志から始まります。
意志によって、想念が生まれるのです。

その想念の総計によって行動が決定されていたのです。

高い次元ではそれがすでに蓄積されており、想念の総合計で未来が決定されていたわけですね。
上の次元で起こったことが下の次元で起こってくるわけですから。
上の次元で先に起こっているものが見えたら、この地上という次元で起こることもわかるわけですね。

「行動よりも思うが先」ということです。
思った後に行動が来ます。

それは無意識レベルで行われていることもそうです。

より探究を進め、究極の真理に迫っていくと「地上の時間」という概念も解体していくことができます。

時間というものは必ず空間に依存します。
空間から空間に物体が移動するときに時間が経つことを確認できます。

もし、空間のすべての物が完全に静止していたら、時間は絶対に経たないです。

私が神意識まで上昇していったとき、空間が完全に一つにまとまっていきました。
正確に言うと、すべて同一の光にしか見えないという状態に達しました。

正直に言いましょう。

そこには時間という概念がありませんでした。
空間がなくなると時間がなくなります。

厳密には無限の空間があったと表現すべきでしょう。

その光の中には境目がなく、どこからどこまで移動したということが存在しないのです。
ゆえに時間が一切経っていくことがありませんでした。

永遠の時間、無限の空間。

過去と現在と未来が完全に一つになった状態がありました。

ここからすべて生まれています。
ここまで意識を上昇させると過去と現在と未来をすべて同じように見ることができます。

宇宙が生まれる瞬間に終わる瞬間も内包されているという。
地上の時間感覚ではまったく理解できない状態がありました。

始まりの音が「A」ならば、終わりの音は「N」です。
その音が同時に鳴っていたのです。

物質宇宙の始まりと終わりは、最初の時点ですでに決まっていたということです。

確かに人間の未来は不確定であります。
いくらでも変更できるように自由意志が与えられています。

しかし、人間が神から生まれて神の元に帰る。
この最終結末は完全に最初から決まっていました。

必ずこの宇宙ごと、神の元へ帰っていきます。


私は究極の真理から、こう言えます。

「救われない人などいない」


ただどの地点で帰るか。
早めに帰るか、遅めに帰るか。

それを選べるだけなんですよね。

私はすこし早めに帰ろうとしただけですよね。


・並行世界論(すべての世界)


並行世界は確かにあります。
それは探究を進めていくと発見するものです。

神は無限性を持っておりまして、無限に宇宙を創造することが可能です。
そのため、宇宙はいくつも存在しております。

ただよく誤解を持っている方がいらっしゃいます。

それはこの世界から並行世界に移動することができるという話です。

正直言うと、基本的にできないです。

「今、並行世界に移動した」という方がいらっしゃいますが、それは大いなる誤解によります。

並行世界の真実をお話しすると
別に宇宙が物理的に存在しています。

それを肉体を持って移動するのは至難で
「今、また並行世界に移動した」という方がいらっしゃるなら、それは妄想に近いです。

移動できてないですよ(笑)

本当に物理的に別の並行宇宙がありまして、この宇宙から別の宇宙に移るのは極めて難しいです。
数千年先の未来科学の技術が必要になります。


(パラレル云々を話すチャネリングは信じないほうがいいです。
あまり深く信じていると精神的にちょっとずつおかしくなっていきます。
邪気を注入されていくからですね)

さて、どうしたら、この世界から並行世界を垣間見ることができるのでしょうか。
基本的にはできないですが、真理の探究者たちは人間の限界を超えてそれができます。

肉体を超越すると可能になります。

体外離脱が自由自在にできるようになると、並行世界を見てくることができるようになります。

魂は次元の壁を容易に超えることができまして。
肉体から解放された人(体外離脱の完全体得者たち)は上下左右すべての世界を自在に見ることができます。

それができない人が並行世界に移動したり、知ることはほぼ不可能です。

脳のストッパーが働いていて、垣間見れないようになっています。
あまりにも並行世界の現実を霊的に成長してない人が見ると、正気を保てなくなることがありますのでオススメしません。

真理の観点から、すべての世界について語りましょう。
この話を聞いても正気であれます。
神から聞いたことですから。

私は神から宇宙がどのような構造になっているのかを見せてもらったことがあります。

真っ白な光の空間の中にピラミッドがありました。
そのピラミッドの真ん中が隔てられていました。

左側にこの物質宇宙(陽)がありまして。
右側に対になっている宇宙(陰)がありました。

まず宇宙は必ず陰陽で、二つの宇宙が一つにセットになっているということです。
そのおかげで宇宙がバランスしているということでした。

一つのピラミッドを形成して、二つの宇宙で一つなのです。

男性と女性がいるように、宇宙は必ず対になっているのです。

さらに意識を拡大すると、一つのピラミッドが無数に組み合わさって
星形の五芒星を形成するのです。

その五芒星は少なくとも数十~数百の宇宙が折り重なってできていました。

この宇宙の集まりがまた一つのピースになって、さらに数百~数千の宇宙となる一まとまりの星形の図形を形成するのです。

数千近くの宇宙がお互いに影響し合って、一つの大宇宙を形成していたのです。

一つの宇宙が一つの細胞のような存在で、どの宇宙も欠かすことのできない宇宙としてありました。

並行世界は皆さんが想像している以上に存在しています。
桁違いの規模でありまして、それぞれが大宇宙で一セットとして影響を与え合っています。

この大宇宙の一セットがさらに無数にあり続けます。

一つの宇宙が変わると、他の宇宙もすべて変わっていきます。

たった一つの宇宙をより良くすることでさえ、全宇宙をより良くすることになるのです。
私がさらに気付いたのは人間の構造の中にも陰と陽があって、宇宙の構造に大変に似ているということでした。

一人一人の中にも小宇宙がありまして。

自分一人を救うことでさえ、あらゆる宇宙のすべての自分を救うことに繋がるのだと悟りました。


・魂分身論


実は、魂はいくらでも分身することができます。

魂は元まで辿ると、神の無限の光の中にあります。
人類が数十億人いますが、ひとりひとり魂を持っています。
しかし、元々は一つでして神の無限の光の中からやってきたのです。

神の光が数十億人の魂に分身しているわけですね。

実は人々は気づいてないだけで今も神の光が吹き込まれており、一つなのです。
今も神の中にあって、その一筋の光を分離するように物質世界で表現しているだけなのです。


この話は容易に理解して、想像することができると思います。

大きな海がありまして、そこから一滴の水を取り出してみましょう。
大きな海が神の無限の光で、一滴の水が一つの魂というわけです。


その一滴の水は大きな海からやってきまして。
何なら今この瞬間もその海の中にあるのです。

それを体感できるようになると人は最高レベルの悟りを得ます。
決して頭で考えて理解するのではなく、深いレベルの瞑想を通して。

完全に会得したとき、人は神との一体化を実現するのです。


さて、より話を進めていきましょう。
実際に私は神の超認識の中で、自分の魂の生まれを知りました。

隠された秘密がいくつもありまして、明かせないこともあります。

明かせる範囲で見たビジョンをありのまま語りましょう。

神の無限の光の中から、ゆっくりと引き離されるように距離を置いて降下していくのを見ました。

上には無限大の光が見えています。
下に行くほどに自分が無限の光から一つの光の玉になっていきます。

その光の玉が私の魂でした。

さらに降下していくと、一つの玉から二つに分かれて離れていく魂を見たのです。
それはもうひとりの自分の魂でした。

一つの魂が二つに分かれて、お互いに見合うのを確かに感じました。

何も言わずともお互いのことを100パーセント理解し合っていました。
見合うだけで約束がなされていました。

こうやって魂はいくつも分かれていくことができるのです。

なぜ、こうやって魂は分かれていったのでしょうか。
私はそのビジョンの最中もその後にさえも神に投げかけました。

『神の意志』

その言葉だけが明白に下りてきて、そうやって神はあらゆる形で表現していることを悟りました。

私は深い愛を感じていました。
魂が分かれていくことも、こうやって自己表現することも、深い愛に裏打ちされたものであることを直感しました。

この世にも自分から分身した魂はいくつもあります。
それどころか並行世界にも分身した魂があるのです。

魂のグループがあります。
成長を共有するように定められた魂同士があります。
分身した魂のカルマは共有されています。

興味深いことに魂は分身することで、あらゆる人生経験を加速度的に学ぶことができるのです。
そうやって、悟りを得ていきます。

神との一体化を実現していきます。

もしも一つの魂が神との一体化を達成したら、分身した他の魂もすべて悟りを得ます。

その魂のグループは神との一体化を実現したグループになります。


そのために、最高の学びを得るために。
神の愛を実現するために、魂は分かれているのです。

分かれた魂は最後一つになって神に帰っていく。



・カルマ超克論(カルマを解消する方法)


私は皆さんに心から告げておきたいことがあります。

未来は変えられる。カルマは克服できる」

悪いカルマを作ってしまったという人がいたとします。
それで悪い事が起きるのが確定していたら、その人に努力というものは必要ありません。

悪いカルマのループでずっと苦しみ続けることになります。

確かに同じことをし続ければ、未来は変わりません。
しかし、途中で気づいて、その悪しき行いをやめればどうでしょうか。


私の視点から、はっきりと言えることがあります。

未来は不確定で、人間には自由意志があります。
だからこそ、いくらでも未来をより良くすることができるのです。

未来を良くする手立ては、良い選択をするということに尽きます。

Aパターン、Bパターン、Cパターン、Dパターン。
選択肢がたくさんあるのだとしたら、その中の良い選択を選ぶことです。
そうすれば、良い未来がやってきます。

良い選択とは何か。
悪い行いをやめて、良い行いをすること。

悪しきカルマがあるなら、そのカルマを溶かすヨガの技法を実践するのも手です。


カルマを軽くするヨガをすれば、本当に未来が変わっていきます。
良い未来に変えることができます。


皆さんの未来をより良くするために本を書きました。

ぜひ、この本を手に取って実践してみてください。
人生の悪い流れを絶ち、良い未来を手に入れることができることでしょう。

真のヨガを実践することは効果的な良い選択です。

悪いカルマがある人は、そのカルマの習慣となっている暗いエネルギーがチャクラの中にあります。
その暗いエネルギーは神様のエネルギーで溶かすことができます。


かくして、カルマは軽くすることができます。
神様のエネルギーで溶かしていくことができるのです。


ゆえに、私はカルマを超克することができると断言します。