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子どもたちに幸せになってもらいたいからこそ悩む。
児童福祉施設で研修の講師をしてきました。
職員さんたちの声を聞きながら
どんな風に子どもたちと向き合っていくといいのか真剣に話し合う時間となりました。
子どもたちに幸せになってもらいたいからこそ悩む。
どこまでが個人の責任でどこまで周りの支援が必要?
どこまでが愛情でどこまでが過保護?
簡単に線を引けるものではないし、正解はない。これからも考え続けることでもあるけれども
大人たちは、子どもたちに対してどんなあなたでも大丈夫。あなたの存在自体が大切だよという基盤のある中で
子どもが挑戦していけるように失敗を保障する。=失敗しても大丈夫と思える環境を作る。
人生の中で何かに挑戦する時、初めから成功するとは限らない。失敗を経て成功することの方が圧倒的に多い。
そして、何より失敗こそ成長の機会でもある。失敗は経験でもある。
本人が挑戦したいことまたは挑戦せざるおえない時に失敗しても大丈夫と思える環境を作ること
そうした積み重ねの中で
子どもたちは、やがて自分の人生に責任を持つことができるようになって自分の人生を自分の足で歩んでいけるようになるのかもしれないという所で締めくくられた。
この道30年の先輩心理師さん、長年児童福祉に携わっている方などご参加頂いてとても深まった。
私自身も子どもたちとどんな風に向き合っていったらいいのかとても考えさせられた。
一つ言えることは、子どもを育てることは一人の大人だけで抱え込めることではない。
それくらい心育むにはいろんな役割が必要で。
いろんな大人の関わりがある中で子どもの世界も広がっていくのだと思う。
もし、子育てで悩んでいる方がいたら
どうか一人で抱え込まずに周りを頼ってほしいと切に願う。
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