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SINRAメンバー紹介 #1: Community Manager 小林 恵里

はじめまして。SINRA で Community Manager (コミュニティ・マネージャー)を担当している小林恵里と申します。

これから2週間に1回くらいのペースで4回に渡って、SINRAのファウンダー3名+アドバイザー1名をご紹介していく予定になっているのですが、今回はそれに先駆けてインタビュアーである私・小林自身について自己紹介させてください。なるほどこういう人が関わっているのね、と気楽にお読みいただけたら幸いです。


自己紹介

幼少期から現在まで

小林 恵里 | Eri Kobayashi
1985年福岡市生まれ、東京都中野区育ち。父親の仕事の関係で、1歳〜3歳の2年ほどドイツ・フランクフルトで過ごす。東京育ちではあるが、幼少期の夏休みの大半を母方の故郷である福岡市東区の祖父母宅で過ごしたため、海・山・川での遊びや田舎の文化風土に触れて育つ。9歳〜23歳までクラシックバレエを習い、高校1年生まではプロのバレリーナを目指すものの、大学を出て国際協力関係の仕事に就きたいと考え方向転換。一浪の末早稲田大学国際教養学部へ入学。専攻は国際関係学、ジェンダー論。在学中約1年間カリフォルニア大学Davis校へ留学。人生最初で最後のインターンシップは、米国ワシントン州マウントレーニア国立公園における Interpretation Ranger の3週間プログラム。20年弱の時を経て現在日本の国立公園の中に暮らしており、不思議な縁を感じている。

Interpretation Ranger のトレイル巡視


社会人としての経歴

2009年 リードエグジビションジャパン株式会社(現RX Japan株式会社)入社。国際見本市内のセミナー企画運営部門にて、主に新エネルギー(太陽光発電、二次電池、水素燃料電池等)の国際カンファレンスやセミナーの企画運営に従事。
2011年 古本屋の立ち上げ、運営@西荻窪
2012年 Google Japan にて新卒採用に従事。社員有志で東日本大震災後の東北復興支援ボランティアに関わる(東北との出会いのきっかけ)
2013年 一般社団法人ap bank 入社。東北復興支援事業担当として様々なプログラムの企画運営に従事。
2014年 宮城県石巻市へap bankスタッフとして移住。主に芸術(Reborn-Art Festival)の立ち上げ・企画運営に携わる。
2017年 夫が主宰する風景屋 ELTAS(現株式会社風景屋)参画。
2018年 仙台と十和田湖の2拠点生活開始。地域振興/空き地を森に還すための“とわだこマルシェ”の企画運営開始。
2019年 長期滞在専用ゲストハウス yamaju 開業@十和田湖。
2022年 北奥のF”UNKASAI(文化祭、公益財団法人 福武財団「アートによる地域振興助成」対象事業)開始。プロデューサーとして企画運営を行う。
2023年 SINRAのプロジェクトチームに Community Manager として参画。

Reborn-Art Festival 名和晃平『White Deer』


東北や“ローカル”との出会い

一見すると統一感のない経歴なのですが、何か新しい事業を立ち上げる際の「事務局」的なものをつくってそれを切り盛りしたり、“現場力”がすべて、のような仕事が多かったように感じます。そして、小さい組織に所属することも多かったため、とにかく「何でもやる」という気質だけは良いのか悪いのか養われた気がします。

特に東北にご縁ができて石巻市に移住してからの4年間は、ローカル(地域)側の一人事務局として地域住民(地元漁師など)への相談・働きかけ・協力要請、自治体との折衝・連携・組織作りなど、東京の会社員時代には考えられなかった人との関わりが密な仕事ばかりを経験させてもらいました。

育った環境も文化も時に言葉も違う地域の方々とコミュニケーションをとるのは、なかなか一筋縄にはいかないこともあったのは事実ですが、その土地の文化風土・生き方を本当に多種多様な地元の方々に教えていただいたことで、都会ではない“地域”に暮らすことの楽しさや、まるで人間としての身体感覚を取り戻していくような魅力を知ってしまい、もう都会に暮らす自分は想像できないなぁというくらい目一杯楽しんでいます。

現在暮らす十和田湖のほとり(十和田八幡平国立公園内)


SINRAとの出会い

SINRAとの出会いは、ファウンダーの一人である林篤志さんに声をかけてもらったのがきっかけです。彼とは10年ほど前 ap bank時代に東北の仕事を介して会っていて、たまたま同い年だったこともあり仲良くなりました。

今回SINRAの Community Manager の役割に声をかけてもらえた背景には、おそらく約10年ほど私も所謂日本のローカルと呼ばれる地で暮らしていることや、特にこの5年ほどは十和田湖という国立公園内で豊かな水や原生林のような森と密接に関わりながら暮らしていること、そして人と自然とアートの関係性や地域に余白をつくっていくような取り組みに私自身も挑戦していることなど、そういった部分を見て期待してくれたのかなと認識しています。

web3とかNFTとか、お恥ずかしいことに本当についていけていなかったので、興味あります!と言ってからすぐに参画して、会議に参加しては知らない言葉や概念に触れることになり、文字通り知恵熱を出して頭が痛くなりながら必死についていっている状況です。。参画して1ヶ月強が過ぎ、ようやく知恵熱が出なくなりました。というくらい、最新のテクノロジーには疎いです。笑


SINRAで何を実現したいのか?

そんな私がなぜSINRAに関わりたい!と思ったかと言いますと...

SINRAは単なる金融商品でも、NFT/ジェネラティブアートでも、カーボンクレジットでもなく、色んな要素を持ち合わせており、そしてSINRAのチーム自体を見ても普通なかなか集まることがないであろう多様なメンバーで成り立っていて、私はそのプロダクトとチーム両方が多様性に満ち溢れていることがまず魅力だなと感じています。

その上で、SINRAを購入いただくとカーボンクレジットの所有権を得ることになり、その先には日本の森や海などを再生し生物多様性も生んでいくというストーリーがあるので、まさに多様なメンバーとこの世界に多様性を生み育んでいくという可能性にとてもワクワクしています。

そして何より、SINRAはちゃんとローカルの現場で汗水垂らして森や海の再生に取り組む人々や活動に必要なお金がついたり、必要な人材を育てるための資金を供給する仕組みであるというのが最大の魅力だと思っています。

ReFi(再生金融)と呼ばれる業界では本当に様々なサービス・プロダクトが日々生まれていると思いますが、その中でもこんなにローカルに直結するプロダクトは稀だと思いますし、さらにそこにはアートとしての意味や価値も付随していて、これまでNFTを敬遠していた人や環境問題に取り組むことを「意識高い系」として敬遠していた人をも軽やかに巻き込んでいくことのできる仕組みなのではないかと感じています。

ちょっと褒め過ぎたような気がしますが、、本気でそう思っています。こういう話を普通にできることはとても幸せなことだと思いますし、多くの人とそんな雰囲気・環境をつくっていけたらと願っています。それが Community Manager として、今私が挑戦してみたいと思っていることです。


長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

今後は2週間に一度くらいのペースで、SINRAファウンダー3名とアドバイザー1名のインタビュー記事をアップしてまいります。どうぞお楽しみに!

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