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チャイニーズポーカー(チャイポ)の超・初心者用攻略まとめ【KKPOKER】

今回は、チャイニーズポーカー(チャイポ・OFC)の戦略やルールなどに関する記事です。他のポーカーアプリでも同じようなルールだと思いますが、ここでは主に、KKPOKER(PPPOKER)プレイヤー向けにまとめてみたいと思います。

最近ハマりはじめた自分の備忘録用なので、完全に超・初心者用のチャイポ攻略記事だと思って頂ければ幸いです。

KKPOKERでチャイポを始めたい方は、下記からDL可能。(iPhone/Android対応)
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チャイニーズポーカー(チャイポ)とは?

中国や香港などで多くプレイされるポーカーゲームの一種。

チャイニーズポーカー、略してチャイポと呼ばれるのが一般的で、KKPOKERなどでは「OFC」と表記されている。

OFCの略は「Open-face Chinese poker」で、日本語だと「オープンフェイス・チャイニーズ・ポーカー」となる。

歴史としては2000年代半ばにフィンランドで始まり、数年後にロシアに広り、2012年には米国でもプレイされはじめて一気に広まっていったらしい。(Wikipedia翻訳より)


チャイポの基本ルールは?

・上段3枚、中段5枚、下段5枚のカードの総得点を競うゲーム
・MAX3人でプレイする(2人でも可)
・ハンドの強さランキングは通常のNLHと同じ
・カードは52枚を使う(ジョーカー有の場合54枚)
・ポジションはUTGからスタートし、BTNが最後にアクションする

最初は5枚配られるので、その中から3枚を選択して置く
それ以降は毎回3枚配られ、その中から2枚を選択して置く
それを繰り返し、最終的に合計13枚を並べる

下段は中段より強い必要がある(同じでもOK)
中段は上段より強い必要がある(同じでもOK)
つまり、下段>中段>下段の順に役のランクを強くする必要がある。

ファウルとなった場合、全てのロイヤリティーが0になってスクープされる。(画面が割れる)※スクープについては後述


チャイポの点数表(通常時)

【上段(トップロウ)】
・トリップス:+10〜22点
(222:10点、AAA:22点、数字が上がる毎に+1点)
・ペア:+1〜9点
(66:1点、AA:9点、数字が上がる毎に+1点)※55以下は0点
【中段】
・トリップス:+2
・ストレート:+4
・フラッシュ:+8
・フルハウス:+12
・クワッズ:+20
・ストフラ:+30
・ロイヤル:+50
【下段】
・ストレート:+2
・フラッシュ:+4
・フルハウス:+6
・クワッズ:+10
・ストフラ:+15
・ロイヤル:+25

ここはある程度、暗記するしかないかもしれません。
特に大事なのは上段は同じ役でもカードによって得点が変わることですね。最初のうちは、「これは何点だろう?」と考えて予想し、答え合わせを繰り返すのがいいんじゃないかと思います。


チャイポ スコア計算の仕組みは?

①スコア計算時、ロイヤリティと、各段の純粋な獲得OR損失額を計算
②その後、全スコアとスクープボーナスを合算し合計ポイントを出す

合計ポイント=格段のスコア+ロイヤリティ差異+スクープボーナス
利益=合計ポイント×ブラインド

ロイヤリティーは、異なる段にあるハンドタイプに基づいて計算される。

スクープボーナスとは、全ての段で勝利した時に得られるボーナス。
3段全勝ち時、3点のスクープが追加され、合計6点を獲得できる。

UTGはMPに対してスコア、MPがBTNに対してスコアする。

プレイヤーのMAX獲得および損失は、ハンド開始時に入れたスタック額。プレイヤーのスタックが不足している場合、配当上限の適用により、次のプレイヤーが勝者の勝ち額の残りを支払うことになる場合も。


チャイポの種類は?

KKPOKERの場合、レギュラーモードOFC以外にプログレッシブ・アルティメット・ジョーカーの計4種類がある。

①プログレッシブ:上段QQ〜AAでファンタジー時の枚数が変わる。QQが14枚、KK15枚、AA16枚。リファンタジーは全て14枚。

②アルティメット:リファンタジーで配られる枚数は、ファンタジー突入時の枚数と同じ。

③ジョーカー:ジョーカー2枚が入り、最も強いハンドを形成できる。また、上段トリップスで17枚のカードが配られる。

④レギュラーモード:上段QQ以上は全て同じ枚数のファンタジー。

▼ロビーのマークによるゲームの見分け方

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マークなし:レギュラーモード
盾マーク:プログレッシブ
雷マーク:アルティメット
パイナップルマーク:ジョーカーアルティメット


ファンタジーについて

通常時、上段でQQ以上のペアを作るとファンタジーに突入する。ファンタジーは通常時と違って、一気に全てのカードが配られるため、強い役を完成させやすい。また、特定役を完成させることでファンタジーが継続する。(次の項目で記載)

下記はファンタジー突入時に配られるカードの枚数。
(レギュラーモードでは全て14枚)

QQ:14枚
KK:15枚
AA:16枚
トリップス:17枚(※ジョーカーアルティメット時)


リファンタジーについて(ファンタジーの継続条件)

上段にトリップスか、下段にクワッズ以上(ストフラ、ロイヤルもOK)でファンタジーが継続します。通称・リファンタジー。

上段トリップスと下段クワッズ以上は、どちらかでOK。また、トリップスやクワッズは数字の高さは関係なく、222でもAAAでも同じように継続する。

置き方で迷った時は、基本的には、とにかくリファンタジーさせることを最優先に考えて良いんじゃないかと思います。

また、プログレッシブモードではリファンタジーは全て14枚となるため継続が難しく、アルティメットモードではリファンタジーで配られる枚数はファンタジー突入時の枚数と同じため、継続させやすい。


チャイポの参考文献や記事・アプリなど

個人的に参考になったものを下記に載せていきます。(また追加していきます)

オープンフェイス チャイニーズ ポーカー(東京dePOKER)
PDFで画像付きでルールなどを知ることができる。

openfacesolutions.com
海外のサイトですが、OFCについての攻略記事などが有用。
翻訳などをすれば、英語が分からなくても参考になるものがある。

ABC Open Face Chinese Poker
CPU相手に、チャイポが練習できるアプリ。

https://blog.openfacesolutions.com/2017/11/the-rule-of-1-5/

英語記事ですが、確率の考え方についてとても役に立ちました。


チャイポの確率について

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(引用:https://derrichaynie.wixsite.com/sixpeppers/open-face-solutions)

こちらはヘッズアップにおける海外のチャイポ確率表。

1st Street:先攻で5枚配られた状況
2nd Street:後攻で5枚配られた状況
3rd Street:先攻で3枚配られた状況
5th Street:先攻でさらに3枚配られた状況
7th Street:先攻で最後の3枚が配られた状況

Known:見えているカードの枚数
To Draw:あと何枚引くかの枚数

※青背景がUTG(先攻)、赤背景がBTN(後攻)

<UTGの場合の主なアウツと引ける確率>

4枚フラッシュ待ち(9アウツ):95%
オープンエンド待ち(8アウツ):93%
ガットショット待ち(4アウツ):71%
※最初の5枚

<BTNの場合の主なアウツと引ける確率>

4枚フラッシュ待ち(9アウツ):97%
オープンエンド待ち(8アウツ):95%
ガットショット待ち(4アウツ):76%
※最初の5枚

後攻の方が引ける確率は上昇します。

▼ガットショットを引ける確率

驚くのは『ガットショットを引ける確率』で、後攻であればアウツ4枚をローに設定した場合に「76%」の確率で引けます!(例:7654)

1枚使われていたとしても「65%」、2つ使われていたとしても「49%」で引けるというのは驚きですね。(最初の5枚で後攻時)

先攻であればそれぞれ5%ほど下がりますが、それでも十分期待できる確率と言えるかと思います。

▼ランナーランナーストレートを引ける確率

例として、下段に568と置いた時にストレートを引ける確率は、先攻だと65%、後攻で71%になる。

(7を引いて、かつ4か9を引く必要があり、アウツは4枚+8枚)


チャイポプレイ時の注意点

・時間切れ

時間切れになると自動的にカードが置かれてしまいます。特に最初のカードが配られた時に時間が切れると、上にカードが全部置かれるなど、不利な置き方をされてしまうため、時間切れには特に注意しましょう。

・増えるチップ上限について

増える金額は自分のスタックに依存するため、たとえば0.01ドルしか残っていない状況でファンタジーに入ったとしても自分のチップ分しか増えないため、どれだけ高い役を作っても0.01ドルしか増えません。

・ファンタジーの無効

ファンタジーが成立したゲームで、同時に自分のチップが全てなくなってしまった場合はファンタジー無効になってしまいます。また、相手のチップがなくなった場合も同様に、継続条件を満たしていてもファンタジーは強制終了となります。(チップを補充することで再度ゲーム開始)


チャイポ 初心者攻略・考察

※個人的に備忘録としてまとめているので、間違えていることも多々あると思いますので、ご了承下さい。m(_ _)m

随時追記していきます。

▼強いプレイヤーの見分け方

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HUDでわかるケースが圧倒的に多く、ジョーカーモードを専門でやっている場合、「ファンタジー率が25%」くらいあると上手い(ミスが少ない)んじゃないかと思います。また、リファンタジー率は60%近くあります。

当然、ハンド数が最低5000とかないと信頼できないのと、AAでのファンタジー比率などによって、リファンタジー率なども結構変動あると思いますので、なんとなくFantasy率とReーFantasy率を見ておくといいでしょう。

ただし、ハンド比率にレギュラーモードが多い場合や、混ざっている場合はあんまり参考にならないので注意が必要。

▼強いプレイヤーの見分け方②

上に付随して、基本的にハイレートに座っているレギュラープレイヤーは強い可能性が高く、大体、1人で部屋を複数作って待機していたりします。

これはOFCに限った話ではないですが、それでなかなか人が集まらないということは、そういうことなんじゃないでしょうか。笑

ファンタジーでは自動選択ボタンを使おう

一枚ずつ並べるのは大変ですが、便利な機能があります。
ファンタジー中に下に表示される役マークを押すことで、自動的にカードを選択してくれます。(表示されていない役は作れない)
また、同じ役で複数パターン置ける場合は、複数タップすることで選択できます。

▼ファンタジーで優先すべき項目

まずは、「トリップスが上段に作れるか」を確認するのがいいと思います。言わずもがな上段トリップスはリファンタジーに行けますし、上段トリップスは222でも最低10点と、点数が高い。複数トリップスが作れる場合は、よりハイカードを優先して上段に置きます。

▼種類によって全くの別ゲーになる

ジョーカーを入れるか入れないかだけで、全く別の戦略が必要になるのがこのゲーム。QとAでファンタジー時の枚数が変わる場合も、Qを一番上に置く優先度が変わり、戦略の変更が余儀なくされる。まずは1つのゲームモードに腰を据えて極めようとするのがいいのかもしれないですね。

▼「最初の5枚」を徹底的に突き詰める

NLHでプリフロップレンジが最も大事なように、最初の5枚を間違えないことが大事なのではないでしょうか。「詰めチャイポ」として、この最初の5枚の明確な間違いをなくしていくことが、最初の段階でやるべきこととして、最も大事な可能性は高いと思う。

大体上手い人のプレイを見ていれば、「それが正解なんだなぁ」ってのがみえてくると思うので、最初の5枚をひたすら観戦して勉強するのもあり。

▼スタックは基本的に少ない方が有利

相手のスタックが尽きた時にファンタジーが終了することからも、スタックは少ない側の方が基本的に有利と言える。(スタックが多い側は、少ない側からある分しか取れない)

一方で、スタック少ない側は小さいリスクでトリップスファンタジーなどの大連チャンで一気にまくれる可能性もあります。多少ならいいですが、互いのスタック差が多く、自分がスタックを持っている側の時は、部屋を作り直すなどで対策するのも有。

▼その他(編集中)

・Aが初期で2枚きた時は躊躇なく、上段Aペアを完成させる?
・初期のストレートガット待ちは大体引ける


詰めチャイポ画像集 (ジョーカーアルティメット編)

多分、間違えていない最初の5枚の置き方例。以下はハイステークスレギュラーの置き方を踏襲しているもので、おそらくこれが合っている(大きく間違えてはいない)かと思います。

※以下の画像の置き方は全て、ジョーカーアルティメットモードで、アウツを考慮しない一番最初のアクションになります。

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ボトム3枚、ミドル2枚

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安定のAトップ形

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ミドルにローカードを3枚

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KKをいきなりトップに置かない

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フラッシュ3枚よりもペアを優先

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同じ柄4枚でもAトップを優先

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AKの2トップ型

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Qは意地でもボトムに配置

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フラッシュよりもハイカード順重視

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Kも基本は下で

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離れたカードでもミドル3枚

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ローペアをミドル配置

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66も初手ミドル配置


また具体的な戦略などを追記していきたいと思います!

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