日本でポーカーバブルの前兆?KKPOKERの台頭・今後の国内テキサスホールデムの展望

今回は珍しくコラム形式で、今後のポーカー・テキサスホールデム・カジノバブルの到来について少し書いてみたいと思います。

※この記事は2020年夏頃に書いてそのまま埋もれてしまっていたものですが、せっかくなのであげておくことにしました。


ポーカーの競技人口はどれくらい?

ポーカーというゲームは、全世界で競技人口が「1億人以上」いるといわれています。

「テキサス・ホールデムのポーカーが日本で広がり始めたのは2003年頃からで、2007年には初めての競技大会が開催されました。ウェブと相性のいいポーカーは、関連のネットゲームやスマホアプリの普及に伴い、プレイヤー数もさらに増えていくでしょう。国内の遊戯経験者は現在少なくとも50万人はいると推計されます」

 日本でポーカープレイヤーが集まるのはアミューズメント施設(ゲームセンターなどと同じで賭博行為等は一切禁止)。全国に点在し、都内だけでも数十か所はある。そこではディーラーを前に実際のポーカー台でプレーすることが可能。

引用:https://www.moneypost.jp/319287

ポーカー自体の歴史は古いですが、日本ではどちらかというとマイナーというか、麻雀などと比べると参加人口は大きく劣る。

これは、実際の数字でも見ることができます。

レジャー白書によると、2018年の麻雀参加人口は580万人と言われています。Mリーグの影響が大きく、趣味を麻雀と公言する著名人など増加などから知的ゲームとしてのクリーンなイメージも確立しつつある。

ちなみにパチンコは950万人、競馬は700万人、将棋は680万人とのこと。パチンコは回っているお金に関してはケタが違います。

一方で、日本のテキサスホールデムプレイヤー人口は10万人と言われます(2019年段階)。

テキサスホールデムのプレイ人口は、3年前は1万人ほどでしたがそこから爆発的に増加し、2019年春の時点で約10万人と把握しています。日本にカジノがオープンする頃には、100万人に到達するのではないかともいわれています。
日本ポーカー協会 芹田宅生理事長/急速に普及したポーカー「テキサスホールデム」の実態とは

そしてこの「ポーカーバブル」は、日本国内にカジノができるまで緩やかに続くと思いますし、その直前〜カジノ解禁直後くらいに一度ピークを迎えるんじゃないかと思っています。つまり、2020年時点ではまだまだユーザー数に伸び代があると言えます。仮に10倍まで人口が膨れ上がったとしてもまだ100万人、麻雀の1/5程度です。


日本でのポーカーバブルの前兆

先述のように日本の参加人口比較としては、麻雀の500万人に対し、ポーカーは2019年時点で10万人程と言われています。比率にすると1:50ですね。

パチンコや競馬など比べると、まだまだテキサスホールデムポーカーは日本ではマイナー競技ですが、日本でのカジノオープンに向けて急速度で普及してきていることは間違いないでしょう。(体感としても確信がある)

国内カジノ解禁を筆頭に、一旦を担う要因として、YouTuber(世界のヨコサワさん達)によるポーカーの普及活動や、著名人の趣味ポーカーの公言(GACKTさん等)、国内ポーカー大会(JOPTやAJPC等)の規模や賞金額拡大、国内アミューズメント施設の増加、などが挙げられます。

またゲームセンターで気軽にプレイできる「ポーカースタジアム」の導入や、日本人が運営に関わるオンラインポーカーアプリ「KKPOKER」の台頭も大きい。

麻雀のMリーグのようなプロリーグで年間成績を競うような、ポーカーリーグ(Pリーグ?)ができればこちらもインパクトは大きいでしょうし、数年以内にはできる可能性が高いと思います。

元々ギャンブル好きの国民性はパチンコや競馬などでも証明されている通りで、ここから1割でもカジノ・ポーカーに流れてくれば、とてつもないインパクトになるでしょう。

今後、日本にカジノができることは確定しているわけですし、少なくとも今の規模や競技人口10倍となり、ポーカーバブルがこれから起こることは必然だと個人的には考えます。


今ポーカーを覚えておくことの重要性

というわけで、今後ポーカーバブルのような流れが来るとしたら、今ルールを覚えておいて実際にプレイを開始している方が有利なことは、分かりきっています。

パチスロや麻雀などが好きな方、実際にそれらのゲームで成績が安定しているような方は間違いなく、ポーカーにも適性があるでしょう。

実際、ポーカープロなどは、麻雀も一流であるケースが多いです。それは知的ゲームとして、運と実力の混ざり具合が非常に近いからとも言われます。

また、ポーカーのプレイ人口は男性の比率が圧倒的に多いですが、女性プレイヤーもちらほら見かけますし、女性でポーカーができる方はカッコいいイメージも持たれます。

闇カジノなどの摘発ニュースが時折流れてきたり、そういったマイナス面が誇張されるせいでポーカーやカジノにはまだまだアングラなイメージもありますが、実際はスタイリッシュな知的ゲーム。

洗練された大人の遊びとして、もっと広まっていってほしいですね。

<注意点>

ここでいうポーカーは、いわゆる「テキサスホールデム」というゲームを指します。トランプを用いたゲームは、ブラックジャックやバカラなど、本当にたくさんの種類のゲームがありますが、それらはディーラー VS プレイヤーの図式になり、技術介入要素が低くギャンブルになりやすい。

テキサスホールデムは通常、2枚の手札と5枚の共通カードで役を作るゲームです。レーキ(手数料)こそありますが、プレイヤー VS プレイヤーの図式になるため、技術介入要素が非常に大きなゲームになる。よってポーカープロはこのスキル差を活かして着実にプラスを積み上げることができます。


国内ポーカーアプリ(KKPOKER)の台頭

私自身がこの「ポーカーバブル」の兆しを身をもって感じたのは、KKPOKERが日本で台頭してきた頃です。2020年の春頃ですね。

KKPOKERがどういうアプリかというと、こちらは国内で2020年初旬頃から本格的にサービスが始まっており、これまでPOKERSTARSなど海外母体(英語主体)のカジノ・ポーカーアプリをプレイするのが当たり前だった状況から、日本人が運営の中心に関わるポーカーアプリが、操作性やユーザビリティの高さ・サポート面の充実等の理由により、流行の兆しを見せました。

もちろん他にもGGPOKERなど色々なポーカーアプリがあるわけですが、KKPOKERの登場によって日本人がよりオンラインポーカーに参入しやすく、世界中の人と気軽にリアルマネーでポーカーが打てるようになったと言えると思います。いわゆる闇カジノ等のように違法ではなく、堂々とリアルマネーを用いて、スマホアプリ1つでプレイできる。

実際にはKKPOKERの所在地はマン島というところにあるのですが、「マン島のギャンブル法」によってアプリ内のユーザーの資金は保護されているため、万が一アプリが消滅するようなことがあっても、ユーザーの資金は補填されることも、安心してプレイできる大きな材料ですね。


KKPOKERの今後の展望やシナリオについて

懸念すべき点として筆頭になるのは、「日本国内でのプレイ規制」や「アプリのサービス終了」などでしょう。考えにくいことではありますが、国が何かしら法律改正の方針などを打ち出したしたなら、0ではありません。

ただ、あるとしてもこの1~2年くらいは安泰でしょうし、日本におけるポーカー人口も増えてきて需要がある以上は、代替となるアプリがまた出てくるはずです。

また、KKPOKERのユーザーレベルはPokerstarsなどと比較する限り、全体としてはまだまだ成熟しておらず、稼ぎやすいと言われています。

ただし、全体としてのレベルは時間の経過とともに上がっていくことは間違いないですし、そうなると淘汰される層も出てくるわけですが。

KKPOKERにおいては1日数回行われるフリーロールなどが好評ですが、賞金がトナメ参加チケットになったりと当初から比べると「劣化」しているのは事実です。今はトーナメントも期待値の高いものなどが結構ありますが、もし今後美味しいイベントなどが減り、いわゆる投資期から「回収期」へと入った場合は、今以上に多くのプレイヤーが苦しくなり、ごく少数のプロを除く多くのプレイヤーが退場を余儀なくされる可能性があります。

それから、アフィリエイトに関してもいずれ制約がより厳しくなる可能性はあるかもしれません。レーキ還元率の低下や条件の変更などですね。(競合アプリが沢山ある以上、アフィリエイトが全くなくなるということは考えにくいですが)

ポーカーを軸に長い目で稼いでいくことを考えると、自らポーカーゲームをプレイをして利益を出すことと並行して、記事や書籍・動画等コンテンツでの収益化、コーチングやサロンの運営、ポーカーBARやクラブの運営など、広く考えて収入ポケットをいくつも用意しておくことが、シビアなポーカーの世界で生き残って安定的に稼いでいく道なのかなとも思います。

もちろん、大多数の方は趣味やお小遣い稼ぎなど、本業とは別に副業でポーカーをやることになると思いますし、その方がポーカーと向き合うメンタルも健全かつ、安定するんじゃないかとは思います。

ポーカー専業で毎月安定した収益を出すというのはもちろん不可能ではないですが、膨大なハンド数とプレイ時間、そして卓越したスキルが必要になるため、想像しているよりも「苦行である」ということは言っておかなければなりません。


カジノができたらどうなる?いつできる?

国内のIRカジノに関しては、色々な噂や候補地がありますが、まだ一般の日本国民にはほとんど何も知らされてない状況です。

統合型リゾート・特定複合観光施設の開業時期ですが、2019年の段階では確定していません。 当初は2020年の東京オリンピックに合わせて開業する案もありましたが、様々な要因から間に合わず、2025年頃もしくは2020年代後半の開業を目指しています。

画像1

引用:https://vegasdocs.com/casinohouan/

IRが設置される自治体3か所の正式決定は目前で、2021年中にも決定する可能性が出てきました。最有力候補地は横浜・大阪と言われていますね。

(正式決定後に周辺の土地の価値が急激に上がったり、IR開発に携わる企業や建設会社の株価が跳ね上がったりということもありそうです。)

ただ、スピード感は決して早いとは言えず、むしろ非常に遅いですよね。2020年代後半って・・・。この辺りは本当に後進国と言わざるを得ないです。

そういうことも考えると、ポーカー熱やポーカー人口はゆるやかに広まりながら、今後も息長く続いていくのかなと。

やはり、海外諸国の方がポーカー人口や熱・規模も圧倒的に上で、日本がカジノやポーカーにおいては完全に出遅れている部分です。

あとは、パチンコなどのようにカジノも利権絡みになることは避けられないとしても、北○鮮などへ流れるのではなく、せめて国内でお金が回って欲しいものですね。


まとめ

何が書きたいのかわからなくなってきたので、ここらで一度まとめます。

今後、ポーカーバブルは必ず来る。そしてそうなった時に、ポーカーに携わる人は先行者利益として、様々な角度で恩恵が得られる、ということです。

そのためには以下のことが必要になる。

・今のうちにできる限りポーカースキルをつけておくこと
・レベルをしっかり引き上げていく努力を継続すること
・ポーカープレイ以外の収入ポケットを持つこと
・お金だけでなく人間関係の構築等、長い目で利益的な立ち回りをすること
→今後のカジノバブルを想定して、着実に準備すること!

いずれにしても、ポーカーに限らず重要なのは先を見通す力で、仮想通貨(暗号資産)が市場全体・時価総額の面でまだまだ伸び代があるのと同様に、ポーカー(カジノ)も国内プレイ人口に伸び代が十分あり、麻雀や将棋レベルにまで普及すれば、今よりも最低10倍規模になるということです。

そうなった時はポーカーやカジノに関わる多くの方が当然恩恵を受けやすいですし、是非そうなって欲しいなという願望も込めて、この記事は一旦締めさせていただきます。

取り留めない文章でしたが、最後まで見て頂きありがとうございます!

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