【Tableau】地域粒度のデータを地図表示させる方法
サンプルスーパーストアのように都道府県ごとの情報が入っていればそれと紐づけて地図表示ができますが、ない場合は自分で紐づけを行う必要があります。本記事では以下のような都道府県が紐づいていない地域別のデータを地図表示する方法を共有いたします。
![](https://assets.st-note.com/img/1674135695984-g4KFq3EmNX.png?width=800)
想定データ
地域(北海道、東北、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄)×総人口データ
1. 地域と都道府県のマスタを用意する
地域と都道府県を対応させるためのマスタを用意します。(さらっと書いてますが、何気に一番ハードル高いかもしれないです。。(笑)自分は手作業で作りました。)
![](https://assets.st-note.com/img/1674135833386-W4JlBrLyq8.png)
2. 元データ×マスタでリレーションを組む
用意した地域×都道府県のマスタと元データで以下のようにリレーションを組みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674136122099-yJNti4s5Nj.png?width=800)
「結合」により結合させてしまうと、重複行が発生してしまいます。なので、使用したディメンションやメジャーに合わせて最適な結合を行ってくれる「リレーション」を今回は使用しています。
※リレーションの詳細は今回は省きます。
3.地域への地理情報紐づけ
以下のように都道府県を地理情報に変換します。
![](https://assets.st-note.com/img/1674137096119-8EyBHCLd3i.png?width=800)
地域に対して以下の方法で都道府県の情報を紐づけます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674137140018-JpXDg33NKr.png?width=800)
地域をマークの詳細、行列に緯度経度をいれれば地域で区分された日本地図の完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1674137257785-WcTGK3sxqm.png?width=800)
ここに人口などのメジャーを入れれば、地域ごとの値を出すことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674137311356-oww94wmZGp.png?width=800)
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