【Tableau】相関行列をつくる方法

はじめに

本記事ではTableauを用いたサンプルスーパーストアのサブカテ×売上の相関行列を作る方法を紹介します。この表を作ることで、売上の傾向が似ているサブカテのペアを簡単に見つけられます。

相関行列の作り方

「注文」テーブルを「顧客」で結合させる

はじめにサンプルスーパーストアの「注文」を「顧客Id」以下のように内部結合します。注文と注文1は同じテーブルです。

この結合を行うことで、各顧客に紐づいているデータを紐づけられます。

2列の売上を用いて相関の式を作る

以下のように顧客IDごとの売上の合計値から相関を計算します。INCLUDEを用いることで、顧客ごとそれぞれの合計値を保持したまま相関を計算できます。

行列に2テーブルそれぞれのサブカテゴリを入れて完成

以下のように行列に「注文」、「注文1」のサブカテゴリ、マークに先ほど作った相関を入れることで相関行列の完成です。

相関行列を用いたダッシュボード例

たとえば以下のような散布図行列を作成して、上記の相関行列とアクションフィルターでつなぎ合わせれば相関×散布図を簡単に調べられます。


相関行列のマスをクリックすると散布図が出てくる仕組みです

ダッシュボードのリンクは以下になります。
https://public.tableau.com/app/profile/shinozaki/viz/_16732756926800/sheet2?publish=yes

参考

https://kb.tableau.com/articles/HowTo/creating-a-correlation-value-matrix?lang=ja


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