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三次元的な達成ルートのイメージを

5月終盤から梅雨のようなお天気が続いていました。やっとこさ今日はハレております、どうも東雲です


さてさて

会社とか組織というものは、いろんな世代の人間が共存しています。個人個人には価値観や方法論があるのは当たり前なのですが、その時代の思想というものは少なからず影響があるもので。

昭和世代は好景気、右肩上がり。成功がほぼほぼ確定しているレースが多く、となると利益は早いものがち。目標に対していかに早く到達するかが美徳とされました。

昭和から平成に入り、バブルが弾けて、生産効率を極める時代になり、無駄な労力や経費を抑える思考になりました。

いずれにせよ、その世代は「直線距離でゴールにたどり着くこと」が求められました。で、その世代が平成後半と令和の教育をになっています

私のお話の中でも「目的をしっかり持って目標を立てて」というプロセスは踏みます。でも今の時代は「直線距離ではだめ」ってことです。

一つ例を上げましょう。我が息子のお話。

息子くんは少年の頃から理科にとても興味があり、それは高校生になってもより具体的になり。A大学の理学部を目指すことになりました。3年間合格のためにあれやこれや。で受験に失敗。再起をかけ浪人したもののうまくいかず悩んでしまいました。

息子の目的を設定し、目標を置いて走りだすでは良かった。ですが。

好きな勉強をしたい→A大のS先生に師事したい→A大理学部に合格しなければいけない

直線しか引けなかったのです。

目的は「好きな勉強がしたい」なのですから、そこまでのルートをもっと柔らかく考えると

・やりたい学問はS先生しか教えてくれないの?

・日本ならS先生だが、海外には?大学は日本だけではないぞ?

・理学部でないと本当にだめ?薬学部や農学部でも同じ勉強はできないの?

などなど。

アプローチは直線でないといけないわけではありません。上下左右、あらゆる方向からできるのです

現在、息子はA大学の工学部でバイオ研究を専攻し、選択授業でS先生の女業を受けています。

彼の目的は結果達成されたわけです

目標は「しるべ」なのですから。詰まったら「標」自体を動かせばいい。目的が実現すればいいのです。王道だろうが邪道だろうが。道は道なのです。

詰まってどうしよう、しんどいと悩む前に、ほかのルートを探しましょう。


ではでは


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