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王道経営

こんにちは。飲食店2店舗経営、個人事業主はるです!


先日自分が参加している飲食経営者の集う会「SWiNG」の定例会で、タイ料理屋さんを15店舗程展開されているスースーチャイヨの川口社長の講義を受けました。

「先の予測が困難なVUCA時代の王道経営、コロナ禍におけるBS重視経営」


と題して、川口さんの経営哲学と会社スースーチャイヨについて色々と勉強させて頂きました。


題からして何か難しそうですよねw?
案の定、今の自分にはチンプンカンプンな話も沢山ありました(;・∀・)。
でも、そんな自分でも心に残ったことがあったので書き留めておこうと思います。



それは、何よりもとにかく、スースーチャイヨさんの合言葉となっている


『ジャンニーサイジャイ(この一皿に心を込めて)』


です。

川口さん曰く、とにかくこれを徹底してきたと。
お客様を楽しませること、喜ばせること、それに注力した結果が今に繋がっていると仰っていました。

これを聞いたとき、本当に勇気が湧きました。

飲食店にとって基本中の基本みたいなことですが、これを徹底するのって本当に難しいんですね。
色んな人が作るし、忙しくなったりすると中々徹底出来ないもんなんです。

でも、その基本の基本にしっかり取り組み続ければ結果は出るんだ、と証明してくれているんですからね。




で、ジャンニーサイジャイを徹底するのは本当に大変なんですが、その為の人件費や設備投資、調理器具等に対する費用は基本惜しまない。

どうしたら徹底出来るか?

とにかくそこに焦点を当てて考える。


例えばシフトを組む時も、1時間ごとの売上予測を立て、その売上に対して何人の人間が居ればお客様を100%満足させられるか?を元にシフトを組む。
人件費が30%以内に収まる様に・・・なんて考え方はしない。


食材も納得がいくものを使う。

例えばタイ米も納得いくものがなかったので、自社で輸入を開始。
案外やれば出来ると仰ってましたw


また、ハード面に対する費用もしっかりかける。

例えばオーダーシステムもレジと連動させ、一品一品の提供時間を全て記録。
1時間ごとに提供時間を参考に、お客様の満足度を予測したりしてる。
その為の機器のカスタムに結構な投資をしたと仰っていました。


さらには細部にこだわる。

今でも、お店に入店するところから置物一つ、お皿やグラス、全てにおいてちゃんとタイを感じることが出来るか?をチェックし続け、一つ一つ改善して潰していっているそうです。



かけるべきところにはしっかりお金をかけて、ジャンニーサイジャイを徹底する。出来るようにする。とにかくそこなんです。




そして、そのお金を生み出すためにしっかりとした経営が大切で、特にBS(バランスシート)が大事だと。

BSをきちんと理解して、ちゃんとしたやり方さえすれば、かなり財務が楽になることを教えて頂きました。

この辺はもっともっと自分は勉強しないといけないなと痛感させられました。




今回の講義を受け、経営者として自分がやらなければいけないことを改めて思い知らされた気がします。


想いを伝え、徹底する
経営を学び、必要な資金をしっかり用意出来るようにする


今の自分にはどちらも全く足りてない、と反省です。


でもワクワクが止まりません!
さーーーーやるぞーーーーーーーー!!!

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