シンデレラとケルベロスについて

※注意※

特定のライバー間におけるカップリング(以下CP)についての所感を纏めた文章です。苦手な方等はブラウザバックにて自衛のほど、よろしくお願いします。


【はじめに】

1期生がTwitterを始動した時からにじさんじを追い、今はにじさんじ所属のライバー、御伽原江良さんと戌亥とこさんのカップリングの沼に落ち、その底で暮らすようになってから約1年のただのにじさんじのオタクです。

にじさんじが何か、御伽原江良とは、戌亥とことは、と言った個別の事象については、当然のように知っているものと仮定して、特に説明もなく進めさせて頂きます。

普段は御伽原江良と戌亥とこの2人のCPを中心とした、文字書きの真似事などをしております。書き始めて約1年、拙作は50作近くになっておりますが、仕方ねぇ読んでやるかという優しい方がいましたら、よろしくお願いします。

pixivとTwitterを主戦場とする私が、なぜnoteに初投稿をしているのか。それは、以下の一通のマシュマロによるものです。

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うーん、わからん!w

と言ってしまえば、まぁ簡単な話なのですが。

ちょうど本日2020/9/23の20:00より、星希成奏さんと御伽原江良さんがメインMCを務めるホギホギSSOにて、なんとゲストで戌亥とこさんが登場するという奇跡が起きるので、みんな一緒に見ましょう。


じゃなくて、ですね。話が逸れまくって申し訳ありません。上記のマロが来て、ちょうどホギホギSSOもくる...。遺書書かなきゃ!というアホな思考が、このnoteに繋がっています。

滅多に表で絡むことのない2人が、公式の場で絡む非常にレアで貴重な機会。これを機に、御伽原江良さんと戌亥とこさんのCP沼にどうですか?というのが趣旨で、色々情報を纏めた上で、僕個人の所感について語らせていただけたらと思います。


【御伽原江良と戌亥とこの絡み】

御伽原さんと戌亥さんのCPは、ギバとこ、とこえら、えらいぬいなどファンの間でも、また本人達の間でもブレています(お菓子パーティーなどの配信はえらいぬいロゴ、Twitterではギバとこである、など)。

最近では御伽原さんがギバとこと言っていたこともありますので、以下ではギバとこと呼ばせて頂きます。


さて、ギバとこ2人の絡みは、大きく見れば『最初期→コラボ期→VtL両国→両国後→今』という変遷を経ています。それぞれを簡単にまとめます。


『最初期』

戌亥とこのデビュー(2019/3/22)から大体2019年7月くらいまでの期間です。戌亥の初配信前に、配信方法についてサポートしてくれた先輩御伽原。それには凄く感謝している、と言いながら弄る戌亥。ゲーム前の雑談コーナーで、度々戌亥とのリプの応酬を画像で上げて、配信内で言及していた御伽原。などが観測できる期間です。

これに関しては、今から追うのは正直言って厳しいかもしれません。数時間のアーカイブのうち、ほんの数分だけ互いに言及している、というのが普通です。

私の方で観測できた部分のみに関しては、Twitterのリプツリーに動画を切り抜いてまとめておりますので、以下を参照していただけたらと思います。

戌亥配信における御伽原への言及まとめ

御伽原配信における戌亥への言及まとめ


『コラボ期』

2019年7月から10月。ギバとこの2人コラボの配信は基本的にほぼ全て、この期間に発生しています。諸事情により同期のいない御伽原が、CP売りでもしようとしてた時期なのかもしれません。何にせよ、コラボの配信を見ることはギバとこを知る上で流石に必須の項目となりますので、下記URLより確認してみてください。(ahoやマジラボとのコラボは省いています)


『VtL両国』

Virtual to LIVE2019 両国国技館でのライブは、表に大きく、最高の晴れ舞台で、ギバとこがメインを飾ったものとなります。密かに蠢いていたギバとこというCPが、にじさんじのオタクたち一気に、そして爆発的に広まった大きなきっかけです。事前インタビューでも御伽原との絡みにはノーコメントを貫いた戌亥とこや、パンフのインタビューすらもギバとこではなく。結局この2人がオフで会うことはないのか、と思われた時に聞こえた2人の“ぱっぱどぅわっぱ”。オタク、感涙の挙句に吐きました。

オトモダチフィルムという、もうそれお前らじゃん。みたいな曲選。完璧かつ意味深なパート分け。いつも通りの対応に拗ねたかと思ったら「会いたかったよ♡」という戌亥の超絶ゲロ甘ボイス。もはや聖典なので、まだの人は買いましょう(販促)。

Virtual to LIVE  in 両国国技館 2019 ブルーレイ


『VtL両国後』

VtL両国で初の邂逅を果たした後は、当初までに比べて軽率に会うようになっています。戌亥さんなんかは特に、デートから帰ってすぐ、御伽原さんのシルエットが載ったサムネに「コイツにまつわる話」と書いては、ウッキウキで配信を始めていました。こちらは、御伽原さんの配信でも触れられているので、両視点のデート感が伝わる素晴らしい資料となっています。


デートのこと別に大したことしてないしあんま覚えてない、とか言ってる割にえ?って聞き返した回数も出した金額の詳細も覚えている戌亥さん。御伽原さん視点で語られるキャッチから守ってくれるつよつよかっこよケルベロスなど、必見です。

戌亥視点↓

御伽原視点↓


『今』

激動のVtLを乗り越えて、少しずつ落ち着いてきました。自分のメイン垢と好きなコンテンツの告知垢以外をフォローしてなかったさぶ郎(御伽原のサブ垢)が衝撃の戌亥をフォローであったり、散発するリプ辺に感謝を捧げたりと、細々と、ある意味いつも通り生きているところに、まさかの公式CP生放送!!!今月のお便りテーマは「理想のデートプラン」!!ダメ押しはさぶ郎のギバとこ民供給少なくて可哀想煽り!!!やりすぎ!!!!!!

また、ギバとこの主戦場の1つはTwitterでもあります。リプの送り合いを過去のものから観測できたものは全て纏めてますので、こちらも併せて活用ください。

ギバとこTwitterまとめ



2人の絡みと変遷を大まかに捉えるとこのようになるかと思います。復習に、あるいは初めての方の取っ掛かりにでもなれば幸いです。


【CP所感】

ここまでギバとこについての、一種の基礎知識とも言うべき部分について纏めました。が、結局本題である

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このマシュマロへの返答ができていませんね。

再度になりますが、つらつらと、個人的主観のみで語りますので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。



一文でいきます。


『“枠に囚われてはいないけど、一線は超えられない女“

”一線は超えられるけど、枠からは出られない女“

が織りなす、もどかしい女女の関係性』


だと今は思っています。上が戌亥とこ、下が御伽原江良ですね。

結論は出したのでゆっくりいきましょう。


【戌亥とこについて】

まず戌亥とこです。”枠に囚われてはいない“ここでいう“枠”は世間に一般的と思われている常識のことを指します。特にここにおいては『恋愛は男女ですべき』という常識のことを挙げたいと思います。LGBTという概念が少しずつ広まりつつある昨今においても、やはり恋愛は男女で、というのが当然の価値観として至る所に残っています。番を成し、種を繁栄・存続させる。そんな生物の本能によるものが根底にある以上、これは仕方のないことだと思いますし、今重要なのはそこではありません。

戌亥とこは、性愛の感情を同性に向けることができるのか?

ということです。そしてこれは、私が戌亥とこというライバーを見てきた限りでは、できると考えています。これは戌亥自身がマシュマロ雑談やTwitterでのマシュマロ回答において、度々述べていることでもあるからです。

趣味ややりたいこと、好きなもの、好きな人に性別は関係ない。
好きなものがあることが素晴らしいんだから、それはどんなものでも誇るべき。

といつも言っています(意訳)。直近ではこの辺り。

https://twitter.com/inui_toko/status/1308411914599510016?s=21

それと同じくらい、他の女性ライバーとの絡みもなかなかに凄まじいと私自身は感じます。この前の誕生日の凸待ちもなかなかに凄かった。圧倒的な女性ライバー率。来てくれた子には、会って何かしようとする姿勢。たまに本当に戌亥の性愛の対象は同性なんじゃないかと思う時もあります。

戌亥は割と博愛主義だと思っています。みんな好き、みんな可愛い。そんな戌亥にも特別な枠が2つあります。1つは同期である「リゼ・ヘルエスタ とアンジュ・カトリーナ」。そしてもう一つが「御伽原江良」です。

一見すればわかります。同期対する絆や親愛については、さんばかを推している私以外の方がいくらでも語ってくれるでしょう。ここで触れたいのは「御伽原江良」もまた、特別な枠であるということです。

凸待ちを振り返ってもそうですが、戌亥は基本的に寂しがり屋で、甘えたがりの構ってちゃんです。なので、特に同性ライバーに対しては好き好き言いますし、すぐに会って何かをしたがります。仲良いライバーでも、初めて話した新人でも、それは大きく変わりません。そうやって色んな人と関わるほど、初めての時から会うのを断り、絡みにはいくけど一緒に何かはせず、配信でも名前を出すのをぼかし、素っ気ない素振りをする、御伽原に対する接し方の特異さが見えてくると思います。

戌亥が御伽原に抱く感情の根底には、常に「感謝」があります。これは初配信から今までずっと、そして何度も御伽原とのエピソードを振り返る時に語られてきています。

江良ちゃんは、初配信前に配信のことなんもわからんかった私を助けてくれたし、それ以外にもなんかあったらすぐ助けてくれるめっちゃいい先輩。いつも感謝してる。

意訳ですが、大筋は外れていないはずです。加えて、戌亥は御伽原のことを本当に大切にしていて、そして御伽原の意思を尊重しています。これは、VtL両国の振り返り配信でわかります。(やっぱVtL両国はギバとこ界隈におけるビッグバンであり聖典)

VtL両国のライブでは、御伽原のソロパートで重大な機材トラブルに見舞われ、ステージとしては崩壊してしまったということがありました。終了後即戌亥が抱きしめに行った話とか、「ん゛っ」となるようなエピソードはありますが、重要ではないため泣く泣く割愛します。

重要なのは振り返り配信です。他出演ライバーが御伽原のステージに言及していく中で、戌亥はただはぐらかして沈黙を貫きました。後日語られたところによると、御伽原がどう捉えて、どう感じて、どうしたいか、それを御伽原自身がリスナーに語るまでは黙っていると決めてたとのこと。

愛じゃん.......

愛です。愛。でっかい愛です。御伽原のことを本当に大切にしていて、そして御伽原の意思を尊重していないとできないことです。

ここまで述べてきた、御伽原への感謝の念を根底に、御伽原のことが大好きで、その意思をきちんと尊重する戌亥。

だからこそ、これ以上の関係に踏み込む一線は超えません。超えられません。それは、後述しますが、御伽原自身が望んでいないことだからです。


【御伽原江良について】

私は戌亥とこを追った流れでギバとこの関係性という沼と正面衝突をしたオタクです。なので、正直いうと御伽原に関しての所感は、あまり上手くまとめられそうにありません。

強い人だと思います。同期の即脱退に始まり、地声での配信、それこそVtLでのトラブルなど。数多の炎上や不運の上を、歯を食いしばって歩いて、蹴っ飛ばして走ってきた、そんな強い人だと感じます。

同時に弱い人だとも思います。どうしてもやりたくないこと、嫌なことに直面した時に、我々リスナーという壁に愚痴り、呪詛を吐く。面倒くさいことがあったら、逃げてみる。

よくいる、どこにでもいる、普通の女の子に感じます。そしてこの、少し意思が強く、逆境で奮い立てる女の子は、どこまでも普通で、普通から逃れられていません。

普通とは、常識のこと。このnote中に限っては『恋愛は男女ですべき』という常識です。いつも御伽原は言っています。「彼氏がほしい」と。この真意は、正直私もわかっていません。私が感じる限りにおいて「恋に恋する女の子」「彼氏というアクセサリーを欲しがってるだけの女の子」にしか思えません。

2019年7/27にopenrecにて行われた御伽原の配信を見てください。確か18分頃からです。

そこでは、あまりべたべたとされるのは嫌、といった御伽原の恋愛観が語られています。その中で「御伽原の理想のタイプは戌亥とこである」ということが語られました。

やったね!両想いじゃん!結婚おめでとう!

とはなりません。恋愛は男女間で起こるものという常識から逃れられない御伽原が求めるのは「戌亥とこ本人」ではなく「戌亥とこみたいな男性」であるからです。

御伽原はロリコンでも有名ですね。色々な場所で語られています。最近だと“だいたいにじさんじのラジオ”内にてパーソナリティーの剣持刀也と熱くロリについて語っていましたね。幸子やりあむといった推しのアイドルだっています。もしかしたら、性愛の対象は女性かもしれません。でもそれは、きっと常識という強固な枠が許してくれない。どこか、恋人を作るなら彼氏(男性)だと、強く思い込んでいる節もあると思っています。

だから、戌亥とこという、自分で理想だと語れる女性がいたとしても、どうこうなろうという結論までは到ることができません。勢いとかうっかりとか、なんかそういうので一線を超えられるとしたら、御伽原だと思います。でも、常識の枠組みは、その一線の前にすら、きっと立たせてはくれないでしょう。


【まとめ】

以上のように、戌亥とこと御伽原江良という2人のライバーを捉えた時、二人を表すのなら。

「枠に囚われてはいないけど、一線は超えられない戌亥とこ」と「一線は超えられるけど、枠からは出られない御伽原江良」

という一文に結びつく訳です。

あくまでも主観です。私がこう思っている、というだけの話です。もっと他の解釈がある!!と言う方は星の数ほどいると思っています。

そもそもコラボ回数が片手で十分なくらいの2人。御伽原の公式な相方となった森中や、さんばかという圧倒的な強さをもつグループに囲まれて。供給のほぼない砂漠を生きるマイナーCPの厄介オタクの戯言です。

それでも何か、この2人に興味が湧いたという方や、ギバとこというCPを捉えるキッカケとなりましたら幸いかなぁとも思います。

最後に一言

ギバとこはいいぞ!!

といわけで、2020/9/23の20時より、ギバとこ実質公式オフコラボ、ホギホギSSOをよろしくお願いします。


以上、遺書でした。