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結婚とは

そもそも、私は昔から結婚に対して冷めている。結婚したいと子供から思わなかったし、これは家庭環境にも関係しているのか、父は海外に仕事でよく行く人だったが、一般的な古風な思想の人だから父に影響されたような所は少ない。母が割と現代的な考え方を持っていたい人だったからか。ただ、単純に結婚の概念に理解がなかったからか。結婚=幸せという考え方もなかった。見知らぬ二人が一緒に生きて行くのは大変そう。いつか私も結婚するのかしら?ぐらいに考えていた。パートナー、または恋人はほしいという思いはあったが。今の旦那に会ったのは必然であったのか、自分に答えがあった割に人に影響されやすいという性格もあり、40歳少し前に結婚をした。そもそも海外にはずっと憧れがあり、10代からホームステイに行きだし、留学し、欧米思想に感化されているところはある。
イギリスに留学していた時に、友達と将来について話し、フランスに住んでいたいといったことがある。約10年後実現できるとは思っていなかったが、やはり頭の片隅にそんな思いがあったのかも知れない。
結婚とはなんだろう。結婚した今も思う。ただ、結婚とは昔の人が本能的にも人間的にもカップルになり、秩序を守る為に作ったものなのかなと思う。批判的な意見はあるとは思うが。
フランス人を見ていると、フランス人の考え方はかなりどの人種とも違う独創性があるように感じる。
確かに最近では、婚姻に縛られない人も欧米には多くいるとは思う。ただ、米英に関していうとどうやらまだ、結婚思想は残っているとは思うし、フランスでさえある。日本では結婚思想が少なくとも私の世代には色濃い。今の二十代はどうなんだろう。私は今でも結婚に対して自由でいたら良いと思う。同時に結婚が100%良いものとはいまだ思わない。個人差はあるし、日本ではなぜそこまで、必須に思うことなのであろうか。結婚の呪縛を解いて欲しい。
人は自由に生きる権利があるのだから。。。
ただ、今の日本には無責任に言い放てる状況はないと思う。法のあり方も社会のあり方も未だ男性的な社会である。
女の人に、雇用の自由は広くなりつつがあるが、給料面での格差はかなりあるはず。女性に限らずというところもあるが。結婚をして、新たに見直したところもある。二人で生きていくのは一人よりも楽しいことが多い。これは結婚という事実だけではなく、パートナーがいれば然りたが、もちろんお互いを尊重したり相手のことを考えると一人より簡単ではないが、それ以上に心強いことも沢山あるし、人と暮らすことで、気付いたり成長する機会が多い。新たな自分に出会えることもある。高め合えるというのだろうか。もちろん、すべての人がそうとは思わない。ただ、自分の気持ち次第だ。忍耐も必要な部分もある。だから、結婚している人が進める理由もわからなくはない。
ただ、もう少し緩めにおすすめをして欲しいなと私は思う。結婚も自由だからね。

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