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行き詰ったときもっとも効果的な祈り

「行き詰った…」と思えるとき、そんな状態を切り開く祈りがあります。

『正しい方向にお導きください』

この一言の祈りによって人生の突破口は開かれるのです。

◆潜在意識から「答え」を引き出す

人生が行き詰ったと感じる。
何をどうしたらいいのかわからない。
そんなとき、私たちは自分の“外側”に答えを求めます。
情報収集したり、誰かに相談したり、ネット上の意見を眺めたり…
しかし問題を解決するような答えと出合えることはまずありません。

なぜなら「答え」は常に自分の無意識の領域、潜在意識にあるから。
どうすればいいか本当は知っているのです。
でもそれに気づけない。本当のことと向き合うのは怖いから。怖いことは心の奥深くに隠れてしまいます。

「正しい方向にお導きください」

そう祈ると、自分の無意識に隠れている「答え」と向き合う勇気が得られます。
答えと向き合う勇気が与えられたら、幸福へと至る道は目の前にあることに気づけます。
「そうだ、そうしよう。こうすればよかったんだ!」
問題を打破するひらめきと、一歩踏み出す行動力がわいてくるのです。

◆自分が本当に望んでいることに気づく

道がふさがっている。これ以上進めない。お先真っ暗。
そんなふうに感じるとき、道をふさいでいるのはたいていの場合、自分自身。
人生に悩むとき、ぶつかるのは壁ではなく鏡。

心から望んでいることと頭で考えていることがずれると自分の分身が行く手を阻みます。
本当はこうしたいということがあるのに、こうするべきだと思い込んでいる。
本当にやりたいことはあれなのに、してはいけないと決めつけている。
それが自覚できていないと先に進めなくなる瞬間が来ます。

「正しい方向にお導きください」

こう祈ると、自分自身を半分、手放すことができます。
自分を半分手放す。“半分”というところが大事です。
自分を半分手放すと、一緒にしがらみやこだわり、執着や未練も離れていきます。
自分を半分手放すと、自身が本当に望んでいることに気づけます。
心からの望みを自覚できれば、もう道をふさぐものはありません。

◆ゆだねることで力を得る

自分を半分手放すとは、言いかえれば「ゆだねる」ことです。
明確な意思をもちながらも、物事の結果を天にゆだねる。
ゆだねると人は謙虚になります。その謙虚さは萎縮するような感覚ではなく、清々しい気持ちです。

自分だけを頼っているとどこかで行き詰まります。しかし神頼みだけしていても何も変わりません。
どんな願いも叶うときには自己の歩みと天の導きが両立しています。
人の意思と天の意図が一致したとき何かが起こるのです。
もう進めない。そんなとき、ゆだねることで扉を開く力が得られます。

行き止まりに突き当たったとき、このままではいけないと思いながらもどうしたらいいかわからないとき。
「正しい方向にお導きください」
この祈りを使って問いかけてみましょう。
先が見えなくても、迷いながらでも大丈夫。いい方向に進んでいけます。

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