うがい薬売り切れ騒動で考えたこと
先日のの大阪府の吉村知事の「うがい薬による新型コロナウイルス感染者の陽性者の割合が減少した」との発表を受け、さっそくドラックストアなどでうがい薬の売り切れが発生し、翌日再び吉村知事が会見したと報道があったが、私たち消費者はもっと冷静に物事を判断すべきだと思う。
トイレットペーパー不足や、一時期の納豆不足問題もそうだが、私たちは様々な情報に踊らされすぎではないか?もっと情報元を正しく読み解き、信ぴょう性があるのか・ないのか? しっかりとした根拠があり、信頼できるのか?今の自分の状況で本当に必要なものなのかを、冷静に判断すべきだ。
たしかに不安な状況で、少しでも効果があると報道されれば、すぐにでも試そうと思うだろう。ましてや不信感・不安感が強い場合、平時なら冷静な判断が下せるが、こうした状況では冷静な判断が下せなくなってしまう。不安な状況だからこそ、最悪の事態を想定し、つい余分に買ったり、報道した通り「買わなきゃ」という行動が生まれる。また、人間の心理的に、「あの人が買ったから、私も買おう」「皆が買っていて、残りの在庫が少ないからと、今のうちに買っておこう」という思考が働く。
しかしそうするとすぐに品不足になり、供給も追いつかなくなり、製品価格も上昇する。経済理論で、需要が上がると、価格が上がるのは自然の摂理だからだ。
そこで、落ち着いて買い物をするために、①情報の発信元を確認し、その情報は信ぴょう性があるのかなどを確認。②自分自身から一歩離れた状態で、「皆買っているが、私にとって本当に必要なものか?を自分自身に問いかけることだろう。自分自身に問いかけることで、一度立ち止まった状態で、冷静に物事を考えることが大切だ、
冷静に物事を判断することで、余計な支出が減り、抱えるストレスも少なくすることができるのではないか?
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