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mass effectについて書いてみる

Mass Effect Legendary Editionが5月16日に発売する。

このLegendary Edtion(以下LE)には「Mass Effect」「Mass Effect 2」「Mass Effect 3」の主人公"シェパード"クロニクルの三部作と、シングルプレイDLC、プローモーション武器、防具、ユーティリティパックが入っているらしい。

当時のDLCはマイクロソフトポイント(なつかしい!)の微妙な使い悪さや、DLCの販売中止などで自分も全てのサイドストーリーまで把握できてる自信はないが、思い出しながら世界観のおさらいや背景設定を書き殴っていこうと思う。本当に書き殴っているため情報の信憑性はかなり低いと思う。

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1.そこらの中世ファンタジーの設定引用が人気な理由

-2183年、超光速航行技術によって宇宙空間へ進出した人類は、銀河系宇宙文明の中心である「シタデル」において、異星人が形成する社会で確固たる地位を確立するべく懸命な努力を行っていた。(wikipediaより)-

現実よりちょっと進歩した宇宙進出を果たした人類は火星でとある遺跡を発見。解析に成功し"マスリレイ"という、質量の法則を無視して……とにかくものすごい速さで船とかを一気にワープさせる巨大構造体が太陽系にあることが分かった人類。

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勢いそのまま”マスリレイ”を起動し、太陽系外に初めて進出する人類であったが、トゥーリアンという種族に遭遇し戦争が勃発。なんやかんやで宇宙の多種族をまとめあげる”評議会”の傘下に加わり、銀河の中で人類という一つの種族として知られるようになる。

評議会は”シダテル”というマスリレイの超デカイ版みたいなところで、さまざまな種族を統括していて、アサリ共和国、トゥーリアン総統府、サラリアン連邦の代表者からなる委員会。カタカナ多すぎてなんのこっちゃである。

問題はそのカタカナ種族がアホみたいに多く、義務教育課程にあったよね?レベルで会話されることだが、ゲーム内の辞典で種族ごとの背景設定を細かく説明してくれる。なんとフルボイス(英語)で!

ともかく主人公は人類代表として評議会に認められる為、銀河全体の危機への事前的な解決や、種族間同士での痴話喧嘩に顔を突っ込むようになるのが「Mass Effect」の「1」のお話である。

2.むさいオッサンがピチピチスーツを着ている

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デフォルトの名前は"ジョン・シェパード"(女性版は”ジェーン”)。
どっかのスパルタンもジョンだったし、そういう命名法則でもあるのか?

プレイヤーの分身であるが、Biowareゲームよろしく顔と名前は自由に変えられ、出生や経歴も用意されたテンプレート内で選択でき、それに伴った会話選択肢も増えていく。

初代から2にかけてはシェパードの性別は変更できたが、”ジョン”のような固有の見た目は存在しなかった為か、「Mass Effect3」では広告用のアバターを統一する為に女性版シェパードの見た目をSNSでファン投票していた。
よくよく考えてみれば色々おかしいきもする。

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最終的に5番が選ばれ、赤髪とそばかすが追加された。投票とは?

プレイヤーの会話選択にもよるが、性格と趣向は大まかに3つに分類され、

例:評議会に認められた人類初の一人としてインタビューされた時の対応
・素直に質問に答える(聖人:善)
・ジョークや皮肉で適当にあしらう(適当:どちらでもない)
・リポーターを殴る(無法:悪)

ストーリー進行上でこういった行動が善と悪のカルマポイントとして蓄積されていき、評議会からの評価や、他NPCの反応、さらなる主人公の特殊な会話選択肢に関係していく。特にMass Effect2では悪いことをしまくると顔がどんどん変わっていくのがおもしろい。

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傷跡が浮かび上がって、目が赤くなる。なぜか痕が発光する。

現場の対応は一任されているケースが多く、どちらを救うかの二者択一な選択肢がほとんどなので、作戦終了後に評議会やら人類のお偉いさん方から厳しい意見をネチネチ言われることも少なくなく、目つきが悪くなることも無理はないのかもしれない。

そんな中間管理職ポジション的なシェパードだが、特に特筆すべき能力のない普通の人間である。つまりいわゆる時空の亀裂を封じる左手とか、超古代文明の末裔とか、そういうのは一切ない。ただのヒトである。

ただのヒト”というのは「人類が外宇宙に進出する近未来レベル」のただのヒトであり、サイキックという念動力とかは使える。(キャラクリの6つのクラス選択次第)
が、サイキックは他のNPCも使えるぐらいの技術であるため、あんまり珍しいものではない。往年のこの手のゲームから考えると結構珍しい主人公。
ちなみによくイメージで挙がるアレも戦闘で度々みかけるようになるのは「3」からである。

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刀のようなアレ。正式名称はオムニブレード

プレイヤーの選択次第で、主人公シェパードの印象が大きく変わるが、基本的には性別に関係なく脳筋であり、因縁つけられたヤツ(同じヒトだろうと、遠くの宇宙人だろうが)には、直接殴り行くスタイルに落ち着く。
どれだけ地球の為に頑張ってもアンドロメダでは救われないのだから。

3.●<エンディングを作り直せ ■<はい

このゲームの一番の特色といえば、ナンバリングごとの分岐をセーブデータをインポートすることで引き継げることである。

例:基地が爆発寸前!どっちを助ける?
1、少数だが同族の人類を優先して助ける→人類至上主義の冷血野郎!
2,人類より他の宇宙人を手広く助ける→人類の敵め!この冷血野郎!
3,自分も死ぬかもしれないから放置する→冷血野郎!

という理不尽な分岐をしたとすると、これを引き継いでプレイしていく。
もちろん蔑ろにしていた仲間や、思わず銃でヤってしまった仲間も登場しない世界を引き継いでゲームが進んでいく為、プレイヤーの数だけ世界があるといっても過言ではない。

しかしその分岐の最後にも終わりはある。「3」のエンディングである。

知ってる人は知ってるとおもうが、このエンディング、つまりは”シェパード”トリロジーの最後を飾る収束点が叩きに叩かれた。
あまりに叩かれるために公式が「無料DLCでエンディングを追加する」とまたもや意味不明なことを言い出し、そんでもってさらにその無料DLCが叩かれるというお祭りになった。(同じ年にdragon age2のエキスパンションパックを開発中止なったり、公式フォーラムで言論弾圧などなどの火に油状態)

オリジナルのエンディングの何が悪かったのかというと、内容は伏せるが、話が三流のSF、さっきまで敵船に突入していた仲間が一瞬で母船に戻って脱出しているとかのカットシーンの整合性、畳めなかった伏線。
そしてなによりプレイヤーの分身のシェパードのその後である。
直前までのムービーや操作シーンがカタルシスに満ち溢れていたのもあって、急展開に面食らってそのままエンディングなのは納得いかない。

と、まぁ購買意欲を下げたようなきもするが、次シリーズ(?)である「Mass Effect Andromeda」をデラックス版で購入した人や、
未だに「Anthem Next」を待ち望んでいるBiowareファンボには痛くも痒くもないとおもうので、未プレイなら是非同じ気持ちに……いや、楽しんでもらいたいと思う。完結してるだけでマシ。なのだ。

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君はBiowareが好きかな?俺は嫌いだ。買うけど。

4.EAはもっと嫌いだ

結局ゲームの説明なのか、ただの悪口なのかわからなくなったが、
別記事で「Mass Effect」についてチャント書きたいこともあるので、暇を見つけては書いていく所存だ。クソみたいに多い種族とか旅を彩る仲間とか。
LE版が出るまでに書ければいいけど、無理そうだ。その時は、誤った情報をドヤ顔で書いているサマを煽りに来てくれれば幸いである。

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