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日本神話の探求「イザナギとイザナミ、鬼界カルデラ噴火」

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九州南端に日本の始まりの真実がある。
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#旅のフォトアルバム

神住みたもうドンドコ島「薩摩硫黄島」

 早朝4時にドンドコ島を目指して宮崎市を出発した私は、今回の話のスタート地点でもある都城の檍神社へ参りました。  昨晩の天気予報では、旅の間は全て雨天、しかもかなり大荒れの予想ということもあって、今回の旅に当たっては神様に見守っていただくようにお願いしておく必要を感じました。  神域をうろつくのだから、一応報告しとかないと失礼だからね。  御加護もあったのか、少しずつ天候が落ち着いて雨が止んできました。  まずは大隅半島の垂水から、鹿児島湾を横断して薩摩半島の鹿児島市側へと

日本神話とドンドコ島 イザナギとイザナミの話

 私は10年前に宮崎市へ移住して生活を始めたのですが、お陰で南九州を本格的に撮影出来るようになりました。とてもありがたいことです。  中でも特別に好きな風景があり、都城盆地の南部には小高くなだらかな丘があるのですが、ここは特に私が大好きな風景です。  盆地を挟んで北の反対側には神聖な高千穂峰がそびえており、西を見ると遥か彼方に噴煙をあげる桜島が鎮座するという、とても特別な丘なのです。  ここを通ると必ず高千穂峰を撮影しています。  ある日、いつものように雄大な高千穂峰を撮影