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「スカーフェイスを久しぶりにみた」

ブライアン・デ・パルマ監督 アル・パチーノ主演

言わずと知れた作品を、ホントに久しぶりに見ました

残虐な場面や、セリフに使われている「ファック」の数などで

話題には事欠かない作品ですが

最初に見た時、ボクは17歳くらいだったと思います

56歳になるまで数回見直していますが

年齢を重ねるにつれて、見方がまるで変わる作品だなぁ


キューバからアメリカへ

野心の塊の若者は、ガッツとキレるアタマで暗黒街の顔役に....

破滅までの人生を、テンポよく、スタイリッシュな映像で

ホントにあっという間に見せてくれます。


以前は、ハチャメチャでこりゃヤラれるわ

みたいな見方しかできなかったと思います。

今回は悲哀というか、自分に照らし合わせる部分が多く

もう少しこうすれば、死ななくて済んだのにって

何とも言えない哀しさがラストシーンから感じられました。


「世界はあなたのもの」

切ないラストシーンです。


スマートなのに直情的

切れ者なのに、キレやすい主人公

ココまでではないですが、怒りっぽいボクには

なんか、他人事ではない感情移入が起きた

今回の鑑賞でした。


Photo by haco (studio poklad)


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