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家族の幸せは健康から

執筆者:健石 康子

一家の大黒柱としての責任

40代半ばでの離婚。私にとって離婚自体は比較的円満で、離婚前後で環境も生活の質も変わることはありませんでした。

その反面、大切なわが子のことを思うと、私自身が大病になることは避けたい、経済的に自立しなければならないなど、ひとり親としての生きていく責任を感じていました。

食生活を変えると

妊娠をする前の私は、頭痛やアトピーなどで不健康な状態でした。妊娠を機に自分の体を変えたいと願っていたからでしょうか。第1子の妊娠中、34歳のときに『病気にならない人は知っている(,ケヴィン・トルドー著 幻冬舎)』という本と出会いました。その本で学んだことは食生活の大切さです。 できることからやろうと、私は ジャンクフードを避けるようにしました。すると、自然と体重が減り、さらに、以前からの頭痛等の不定愁訴やアトピーが改善してきました。いかに食事の質が大切かを実感させられました。

いいこといっぱいになった

食生活を変えて体つくりをした結果、私は一人二役の多忙なひとり親生活を滞りなくこなし、子どもたちに安定した生活を与えることができていると思えるようになりました。それだけではなく、昔よりも新しいことを学ぶ意欲や好奇心も高まり、読書やセミナー参加などの情報収集を欠かさなくなりました。そして日々、新しく知り得た知識を子どもたちと共有しています。きっと、子どもたちの知的好奇心を刺激することになっているのではないかと期待しています。

育児を終えたあとを見すえて

平均寿命が延びていることを考えると、育児を終えたあとの、自分自身の自由な時間も長くなってきます。一人二役で頑張ってきた分、第二の人生を仕事も遊びもフットワーク軽く充実させたいです。そのためにも、健康は最良の自己投資。少しずつ健康貯金を積み上げ、将来の幸せを実現していくための行動をしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このエッセイは、NPO法人シングルマザーズシスターフッドのMother's Dayキャンペーン2022のために、シングルマザーの健石 康子さんが執筆しました。

このキャンペーンは、自身の心と体を大切にすること、それを互いにサポートしあえる社会を目指して実施しています。ご共感くださった方はぜひ、私たちの取り組みを応援していただければ幸いです。

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NPO法人シングルマザーズシスターフッド


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