【伴走スタッフ日誌6】シングルマザーズデジタルキャンプ・インテンシブコース2期実施レポート:集合研修⑤
「自分らしく働く」を目指し、6カ月間じっくり取り組む就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(集中)コース2期」。
伴走スタッフの檸檬です。
スタッフの目線から気づいたことや感じたことをご報告していきます。本日は第5回集合研修のご報告です。
第5回 集合研修のテーマは「自分の価値を表現する」
7月20日(土)早朝6時半から、第5回の集合研修を実施しました。
これまで、受講生はデジタルキャンプのプログラムを通じて「自分らしく働く」を目指し、仲間とともに自己探求を進めてきました。
お仕事には、かならず「相手」が存在します。
特に就労のファーストステップである面接やプレゼンテーションの場では、相手に自分の強みや提供できる価値を、相手に対して適切に表現できることが重要です。
面接やプレゼンに備えて
講師には、株式会社グリーディーのCEOとして東北でアロマの会社を運営している浜出理加さんを迎え、マーケティングの視点から「自分の強みや提供価値をどんなふうに表現するか?」について学びました。
浜出さんは、ビジョンに「街を、人を、香りで幸せに」を掲げる 株式会社グリーディーのCEOであり、女性の自立に向けたプログラムを展開する一般社団法人ワンエムイノベーション代表理事でもあります。
マーケティングの視点を用いて、自分の価値を表現するために、まずやらなければならないことは、「相手の視点から、自分を考えてみる」という視点の転換です。
マーケティングとは
講師の浜出さんがもう少しかみ砕いて表現してくれた言葉では、
価値って何だろう?
講座では「価値って何だろう?」と具体的に考える練習として、有名なカフェやブランドを例に挙げ、それぞれのサービスが提供する価値について、提供価値(お客様のニーズ)という視点から考えました。
その後、受講生同士で考えた内容をシェアしました。
わたしたちが普段、消費者として馴染みのあるお店やブランドから、感じている価値について考えることで、マーケティングの視点が一歩近づいてくるようでした。
マーケティングの視点を用いて自分の提供価値を定義する
お仕事では、お客さまや社内の人など、多くの関わる相手がいます。
自分を、例えば商品として考えてみたとき、相手の視点から見て自分がどのような価値を提供できるか?相手が求める価値とは何か?と発想を転換してみることが、マーケティングの視点をもつということです。
「働く」への捉えかたが変わる3つのワーク
自分の提供価値について、自分視点から相手視点に視点を変えて考える3つのワークをおこないました。
自分の提供価値について考える
自分に対して価値を定義する
自分の価値を3段階で定義してみる
自分の強みと提供価値
各自が考えながらワークシートに書き込み、それを仲間とシェアし、最後にプレゼンテーションをおこないました。
マーケティングの考え方を活かし、自分の強みや提供価値を言語化する3つのワークを通じて、資格やスキルでは測れない自分の強みや提供価値を言語化し表現する
自分の強みを理解し表現することは、「自分らしく働く」キャリアの形成に欠かせません。
終了後のアンケートからも、今回の研修を経て、自分に対する捉え方が変化し、お仕事に対する向き合いかたも変化する時間だった様子が伝わってきます。
受講生の感想より
講座終了後のアンケート回答の一部をご紹介します。
Q. 講座を受講して役に立った(役に立ちそうな)ことがあれば教えてください
Q. 自分の価値を表現する方法を学んだいま、これからやってみたいことがあれば教えてください
自分と仕事に対する捉え方の変化
講師のデリカ先生の熱意あふれるレクチャーとメッセージに、受講生の体温が上がったかのように元気に目を輝かせる表情が印象的でした。
次回は、6回目の集合研修についてレポートします!お楽しみに。
文責:檸檬(伴走スタッフ)
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