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講座開催レポート①:感情のセルフケア講座

シングルマザーズデジタルキャンプのインテンシブコース集合研修の第1回・自分らしく生きるための心と体をつくる-体と感情のセルフケアを開催しました。

土曜の早朝、受講生の皆さんが朝顔のよう。学ぼうと申し込み、実際に集まることもセルフケアといえます。

苦手な感情・感情が苦手

事前アンケートで「どんな感情を扱うのが苦手?」という質問があります。怒りや悲しみや不安などはもちろん、喜びや安らぎなどに苦手意識を持つ人もいます。

受講前に、自分の現在地を知り、講座の中では「感情の仕組み」を学んでいきます。

嬉しかったこと・ムカついたこと

学びを生かすために、レクチャーの後にワークシートを使って「自分ごと」で理解を深めます。日常生活で経験した具体的な出来事と感情について、ワークシートに書き込みます。

それぞれの日常が垣間見えることも、エンパワーの仕掛けのひとつ。

どんな感情も大切

心地よくない感情は、できれば感じたくないかもしれませんが、すべての感情は大事な役割を持っています。抑圧したり、なかったことにするのではなく、その感情を大切にケアする方法があります。

今回は参加者の実例を通して皆で学んでいきました。

表情から伝わる変化

参加者がシェアしてくれた実例から、その時の感情と心の底で求めているものを、対話しながら探究していきます。

その過程で表情や声が変化していく様子は、まるでオーロラや虹のような自然現象の美しさによく似ています。皆でそんな瞬間に立ち会うことができました。

苦行ではない

自分の不快な感情に向き合うことは辛そうだし避けて通りたいと思いがちです。しかし、今回のグループワークで、その人の感情の奥にある「望み」につながれた瞬間やその過程を目撃したら、それは苦行ではないとわかります。向き合った先には、穏やかさや確かさがあります。

存在や経験が貢献に

自分の体験をシェアすることが、そこにいる全員の希望につながる。シングルマザーズシスターフッドのさまざまな取り組みの中で設計されている仕組みです。

それを経験していると、身近な人との間でも、自己開示やつながりをつくることのハードルは下がることでしょう。

連続講座で重ねるブラッシュアップ

感情のセルフケアに始まり、次回・次々回は、他者とのコミュニケーションスキルを学び、訓練していきます。

顔を合わせるメンバーへの連帯感や安心感を増しながら、学びを重ねていけるのが楽しみです。

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