【開催報告】シングルマザーズデジタルキャンプ第4回「自分の価値を表現する～面接やプレゼンに備えて～」

こんにちは、本講座の講師を担当しましたでりかです。土曜日の早朝6:30から8:00AMシングルマザーズデジタルキャンプ第4回集合研修「自分の価値を表現する～面接やプレゼンに備えて～」を開催しました。

朝早くにも関わらず、皆さんが前向きでリラックスして参加している様子がとても印象的でした。皆さんの「未来をよくしたい」という想いが伝わってきました。

マーケ視点で提供価値を考える

マーケティングとはある価値を「何とかして届ける」こと。自分が提供できる価値を明らかにし、それをなんとかして届けるという行為は、本質的にはそれと一緒です。

言われた仕事をこなすだけでは「自分の提供価値とは？」など考える機会もないかもしれません。それを言語化しておくと…

普段は考える習慣がなかった自分の提供価値を、考え、言語化しておくと、日常的にも意識することができて、最終的には強みになります。資格やスキルといったものでは測れない強みが本当はみんなにあるはずなのです。

お客様は誰か

マーケティングはお客様という「相手」がいます。お仕事も一緒で必ず「相手」がいるのです。

起点になるのは、目の前の相手のことを思いやること。これは全てに通ずる考え方。

相手のお困りごとを解決するために何ができるか、想像して行動してみるだけで働く意味は変わってきます。

働くことで生み出す価値と得られるもの

働くことで提供できることは労働だけではありません。

経験、スキル、人脈、アイデアなど。得られるものもお金だけではありません。経験やスキル、昇進やチャンスなど無限大です。

講座では、働くことで生み出す価値と得られるものを書き出すワークをしました。

自分の価値を言語化する

自分の価値を定義して、言語化してみることで、働くことへの向き合い方がかわります。

「どんな価値観をもって」世の中に対して「何の提供価値を届ける人」なのか。無意識にしていることが、他の人にとっては、スゴイことかもしれない。
言語化すると意識することができます。

未来へつながる行動と意識

言語化して意識する、というワークを1回やるだけでも、明日からの仕事中の意識も変わります。

自分のこだわり、自分だけの価値、提供できるものを言語化するとその言葉が明るい未来に連れていってくれることでしょう。

参加者の声

就労経験が少ない状態でシングルマザーとなったので、今回の講座は大変役に立ちました。自分にはたいした価値はないと思っていましたが、自身の特技やできることを見直し、自分の魅力を相手に伝えられるようにがんばりたいと思います。

今までにない視点のお話だったので、聞き入っていて、時間もあっという間な印象でした。その中でも、ブレイクアウトルームで聞くことができた他の方の意見は本当に貴重でした。

マーケティングというと遠い世界のことのようですが、とても身近に引き寄せてお話してくださったので、「これなら私も普段の生活でやってるぞ！」と考えられるようになり、自信が持てました。

これまでの経歴を説明する時に、単なる役割・役職を伝えるのではなく、どのような目的ややりがいを持って仕事をしていたかを伝えることで、自分の持ち味をより表現できることを知りました。この考え方はいろいろな場面で役立ちそうです。

誰に届けたいのか、価値とはなにか、ということを考える今日のワークはとてもためになりました。他の方のお役に立てるからこそ対価がいただけるわけで、人に喜んでもらえる、必要とされるサービスを提供したいと思うようになりました！

社会人経験が乏しいため、ビジネスの場において自分の魅力や価値は著しく低いと思っていましたが、ワークで相手の方からいただいたコメントに勇気づけられ、前向きな気持ちになりました。同じ講座を受講しても、ひとりではここまでポジティブな気持ちになれなかったと思います。