![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171152511/rectangle_large_type_2_844efc7d6ec23da41c59fae84d947326.png?width=1200)
【終了報告】第4回コングラントマンスリー寄付挑戦プログラム
2024年、11-12月。私たちは、寄付月間キャンペーン2024と並行して、コングラント株式会社による「第4回マンスリー寄付挑戦プログラム」の支援を受け、マンスリーサポーター募集のキャンペーンを開催していました。
一次助成への応募から約半年。二次助成では特に、山あり谷ありのアップダウンが待ち構えていました……! 今回はスタッフ・サチコが、その模様を報告します。
都度都度、目標を設定する。全9回の伴走支援ミーティング
本プログラムのメインは、週1回の伴走支援ミーティングです。コングラントのスタッフチーム2人、シスターフッドのスタッフ2人で、事前準備した課題と、折々の気づきや疑問も相談していきます。
私たちは、寄付月間キャンペーン2024のクラウドファンディングと同時並行でのプログラム参加になります。限られたリソースをどう配分し、どう考えていくか? やることも考えることもいつも山積みの状態でした。
そのため、この週1のミーティングで課題を整理し、都度都度目標設定をおこなっていくこの時間が、とても貴重でした。
まずは、本助成期間中を対象とした「マンスリーサポーター募集の期間限定キャンペーンページ」の作成からスタートします。
団体設立時から積み重ねたデータや、シングルマザーの声、寄付者の方の声などを盛り込んだページができました。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1737527997-wjobYCh16fMup7qWPS0Ieczt.png?width=1200)
「正直苦しい……!」中間報告会
プログラム期間前半は、寄付月間キャンペーン2024の立ち上げの時期。二次助成応募時点で、コングラントの担当の方からは「マンスリーサポーター募集には、十分に作業量を見込んで準備してください」というアラートはもらい、それなりに覚悟していたつもりでした。
が、スタッフはみな、本プログラム以外にもそれぞれの事業や来年度の準備を抱え走っている状態。サポーター募集の声掛けをしてみるものの、反応がない、ということもしばしばです。
私自身も、「クラウドファンディングもマンスリーサポーター募集も、欲張りすぎたかな……」と自問自答し、自信を喪失していました。
中間報告会では、その現状も素直にお話し、他の団体さんの知見を共有いただきました。「だめでもともと、なんとかやってみよう」そんな力をフツフツと感じたことを覚えています。
「目標は未達成。でも、やってよかった」最終報告会
12月も折り返した頃、寄付月間キャンペーン2024の手応えもあり、「とにかくやろう!」とスタッフに火がついた時期がありました。
私たちが主におこなっていたのは、これまでにご寄付をいただいたことのある方、過去にお世話になった方ともう一度つながり直す、という個別アプローチです。
寄付のお願いありき、ではなくて、私たちの支援活動に共感してくださる方と丁寧につながり、人と人として向き合うアプローチをすることを大切にしました。
伴走支援ミーティングで、これまで自己流だったメールの文面を丁寧に直していただき、SNSの広報について助言いただき……そうするうち、キャンペーン開始後、初めてのマンスリーサポーターさんがお申し込みくださいました!
また、お声がけした方からのお返事に基づいて、ホームページ上の案内をわかりやすくしたり、メールの表現を変更したり……地道な改善を続けていくうち、一人、また一人とサポーターになってくださる方が増え始めました。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1737529358-WgFEkd7yw52TpjYU30h9MBcl.png?width=1200)
目の前の仕事に夢中になっていると、ついつい客観的な視点に立つことを忘れがちです。文言の一つ一つの正確さ、お声がけする相手との関係や、伝わりやすい表現に配慮しながら、1本のメールに情熱を込める大切さを学ぶ時間でした。
2025年1月8日の最終発表会では、目標の+35名には至らなかったものの、+12名で終了できたことを報告しました。他団体の取り組みに大きな刺激を受けるほか、「ここがスタート、今回のプログラムをきっかけに、またマンスリーサポーター募集に力を入れていってください!」とはなむけの言葉をいただきました。
12人のお仲間を迎えて、また新しいスタートへ
私たちの支援活動は、食料支援などのわかりやすい「モノ」を提供する支援ではなく、「セルフケアとつながり」「ひとり親のエンパワメント」といった、目に見えないものを手渡す、ある意味わかりづらい活動ともいえます。
シングルマザーの抱える問題のうち、実は貧困=経済的困窮は、氷山の一角に過ぎません。私たちは、「困窮」のみにフォーカスするのではなく、その背景にある身体的疲弊、精神的な痛みや不安、孤独といった問題に対して、心身のセルフケアとエンパワメントを通じて、アプローチしていきたい、と考えています。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1737529288-4TWQlxJcfgMaXPY2unZ0oGys.png?width=1200)
マンスリーサポーター募集は今後も続けていきます。もちろん単発のご寄付も歓迎しています。もし私たちの支援活動に共感いただけましたら、ぜひ、応援お願いいたします!
(文責:サチコ)
いいなと思ったら応援しよう!
![NPO法人シングルマザーズシスターフッド](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90751335/profile_8e5ee389d52bcc81a6437b44bf97c654.png?width=600&crop=1:1,smart)