~兼夫のお悩み相談室~part2

読者の皆さんこんばんは。
個人事業の方、長時間労働の方を応援する、石原兼夫です。


今日はブログにご相談があった方のお悩みにお答えしたことを、記事にしました。なお、ご本人からもnote掲載のご了承を頂いております。

■お悩み

「私は2人の子供の母親です。中3の男子と小5の女子の親です。
旦那は生保の営業マンですが多忙とのことで週の半分は帰宅しません。
でも実際のところ、職場の女性と付き合っているようで、一緒に旅行や宿泊を繰り返しているようです(LINEのやり取りを盗み見しました)。
私もフルタイムの仕事を持っているので、旦那に子育てに協力してほしいですし、自分が妻として女性として魅力がないのでは?と落ち込んでいます。
つい先日、自分に魅力があることを証明したくて、職場の男性をランチに誘い彼に気のある素振りをしたところ、相手はそれを本気にしてデートに誘ってきました。
自分はまだ女性として魅力があると嬉しく思う反面、子供や旦那を裏切って良いのだろうかと気持ちが揺れています。デートの誘いには乗るべきでしょうか。」


千鶴(ちずる)(仮)さん。
個人情報は伏せて、noteへの掲載をご了承いただき、感謝申し上げます。
そして、大変苦しいお気持ちの中、お便りをくださったこと、誠に、有難うございます。

まず、フルタイムでのお仕事をされている事、そしてお二人の子育てをされていることに、深く深く敬意を表します。
働く母親の皆様のお気持ちに少しでも寄り添っていければと存じます。

それでは、私からのアドバイスになります。

ご質問の件ですが、デートの誘いはしばらく焦らしておいてはいかがでしょうか。相手の本気度を探る意味でも、じっくり時間をかけても良いと思います。

当面はランチ程度に留めておきましょう。


その間に、やるべき問題解決がいくつかあると存じます。

まず、「1.夫婦関係の見直し」ですね。
今日1日で結婚するのは1,695組。今日も日本のどこかで3,390人が結婚しているとの事です。
次に離婚するのは592組。今日も日本のどこかで592組が離婚しているとの事です。
ちなみに、1時間24組強となり、2分で一組が離婚している計算になります。
※厚生労働省 日本の1日(平成23年~平成28年)より引用

日本で離婚はもはや、通過儀礼のようなものとなってきましたね。もちろん、離婚がいけないことだとは全く思いません。
心身ともに健康な生活を送ることが何より大切ですので、そのために必要な事なら不法行為以外は全て実行して良いかと存じます。
決して、千鶴(ちずる)(仮)さん自身を責めないようにしてください。

千鶴(ちずる)(仮)さんが悪いわけではありませんぞ。

中学3年生(15歳)の男子と小学5年生(10歳)の女子のお子様の為にも、今後、夫婦関係をどのようにしていくか、よくよく考えられた方が良いです。
離婚を選択した場合でも、お子様の親権を持つ事や、お子様に選択させるか?など、様々な問題を解決しなければなりません。
ご夫婦のご両親についての記載がありませんでしたが、千鶴(ちずる)(仮)さんのご両親についても、今後、どのように介護していくか?などの問題が待ち構えています。

妥協をしてご家庭を維持する場合は、どうしても、千鶴(ちずる)(仮)さんの我慢が必要となります。

・経済的優位性があるから、千鶴(ちずる)(仮)さんは我慢が出来るのか?

・経済的優位性はないけれど、ご主人ともう一度やり直してみたいと思うのか?

・人生は一度きり、千鶴(ちずる)(仮)さんが自分の信じる道を進んでいく勇気があるのか?

この辺りを、何度も何度も自問自答して、千鶴(ちずる)(仮)さんの心の中にある答えにたどり着けると良いですね。


次に、「2.経済的な自立」です。

千鶴(ちずる)(仮)さんはフルタイムでお仕事されているとの事ですが、いよいよ、上のお子様は高校、(予備校)そして大学と更にお金がかかる時期に突入です。
もし、離婚を選択されるなら、お子様が成人するまでにどのように育てていくか、経済的なことはどのようにしていくか、という事が非常に大事な問題となってきます。
経済的に自立するためには、もちろん、奨学金制度の利用も視野に入れながら、事細かに様々な点を確認してください。



更に、「3.養育費、慰謝料を最初に取れるだけ取る」という事は絶対に忘れないようにして下さい。

離婚を選択する場合は、第3者が入ることでスムーズに進むことが多いです。弁護士費用は高くつきますが、離婚専門に扱っている弁護士に相談をした上で、いかに多く現金を取るか。という事が非常に重要になります。

「地獄の沙汰も金次第」。お金は必ず、役に立つ時が来ます。そして、持ってても一向に困りません。男性よりも寿命が長い女性は、老後の資金をいかに蓄ええておくか、それが、お子様にも迷惑をかけない方法なのです。

命の次に大切なお金を、決して、わけのわからない詐欺まがいの高額な自己啓発セミナーや、高額なのに中途半端なコーチングなど、不要なサービスにお金は使ってはなりませぬ。
千鶴(ちずる)(仮)さんの問題は、他人では解決できない問題なんですぞ。


信じるか信じないかは千鶴(ちずる)(仮)さん次第ですね。はい。


最後に、ご主人について、情は残っているかもしれませんが、情は情として、金銭は金銭として、切り分けてください。もっとも、千鶴(ちずる)(仮)さんにとって、養育費、慰謝料を取り終えたら、役目を終えた出がらしかも知れませんね。

千鶴(ちずる)(仮)さん自身の為、お子様の為、可能な限り現金を回収してください。



かしこ。


アメブロでブログも書いております。もしよかったら、読んでみてくださいね。

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