スペイン旅2024 旅して思ったこと
4月17日(水)から28日(日)まで、名古屋のセントラル空港を出発し、シンガポール経由で旅したスペイン周遊。
総括として、旅して思ったことを書き残したいと思います。
旅を計画する楽しみ
今回は5年ぶりにスペインへ行きたいとの思い立ったのが6ヶ月前。
それも目的はバスク地方の美味しいバルを楽しみたいとのことで、計画を開始。
もちろん、旅行形態としてはすべて自分たちで手配する自由旅行で。
まずは予算組み。
希望としては10日間で一人35万円に押さえられればと思い、旅行プランを検討しました。
そして予算を考える上で、最初に決めなきゃいけないのが航空会社。
基本的にはセントレア発で、スペインはバルセロナかマドリッドで検討し、シンガポール航空に決定。
乗継ぎ時間はかかりますが、その分シンガポール観光もできるかなっとの思いと、やはり価格も結構お値打ちだったのが決めてでした。
そして滞在先の検討。
まずは1都市2泊を基本と考え、最後はバルセロナで観光することとし、外せないのはバスク地方のビルバオとサン・セバスチャンということで、旅行コースを組みました。
またバルセロナからバスク地方へは直接飛行機でビルバオへとも考えましたが、折角なのでバルセロナから鉄道で行けるサラゴサを選びました。
滞在先という点を決めながら、点と点とは線で結ぶ交通手段、基本的には公共交通機関を利用する方法で、併せて考えて行きました。
例えばバルセロナからサラゴサは鉄道で、Renfe(国鉄)も良いけどIryo(私鉄)の方が安くて便利。
サラゴサからビルバオは長距離バスで、それもALSAバスなら60歳以上だど割引が受けられるとか。
計画の段階で、ほんと旅した気分になりました。
私個人的には、計画することが旅の楽しみでもあると感じています。
事前に調べた情報が最新とは限らない
ネット上で下調べして、事前にいろいろと情報を得ることはとても大切なことだと思います。
しかしながら、事前に調べて得た情報が最新だとは限らないということもありました。
また、公式サイトではよく分からないので、他の民間サイトや口コミサイトなどで検索し、間違った情報に惑わされてしまうこともあります。
今回、バルセロナ空港のターミナル2からRenfe(スペイン国鉄)に乗ってサンツ駅へ行くとき、自動券売機でチケット購入する必要があったので、観光情報サイトで券売機の操作方法をYouTubeで確認していたのですが、全く操作画面が違っていて自分では購入できなかったこと。
そのときは操作を案内してくれるスタッフがいたので、手伝ってもらい、購入することができました。
また、サン・セバスチャンへバスで到着し、ホテルへ向かうとき、バスターミナルから地下通路を通るつもりが、なんど地下通路が大規模な駅改修工事で塞がっていて、迂回路を探すのに右往左往してしまったこと。
結局、大きく迂回する歩道橋を見つけてホテルへ行けました。
やはり実際に行ってみないと分からないというのが正直な感想かな。
旅にはトラブルや想定外が付きもの
入念に下調べして計画したにも関わらず、実際の旅行するとトラブルだったり、想定外な出来事が必ず起こります。
また日本では日頃それが常識だったことが、海外では非常識であることも。
飛行機や鉄道の遅延は、普通の出来事。
また、百貨店やスーパーは日曜日休み、そして商店や飲食店も営業時間はその店毎のやり方で、客の利便性は重要視されていないこと(まずは自分たちの生活リズムを大切にしたいとの考えかな)。
でも、そんなときでも「郷に入っては郷に従え」。
まずは自分の方が非常識だったと思い直し、受け止めることが必要ですね。
旅して良かったこと
やはり、新たな気づきというか、ちょっとオーバーな言い方をすれば新しい発見ができたこと。
例えば、一般的なスペイン人は英語が話せないということ(話さないというか、話す必要がない)。
そう、普段英語を話す必要のない日本人がろくに英語も話せないのと同じだったこと。
なので、カタコトでもいいから、スペイン語を話そう!と心掛けました。
商店や飲食店に入るとき、こちらから「オラ!」と声をかける。
これだけで、だいたい笑顔で「オラ!」と返事してくれました。
そう、お店側としては得体の知らない東洋人が黙って入ってくるよりも、挨拶してくれるほうが、やはり少しは安心感を持ってくれるというか、まずはお客として接してくれるのかな。
そして、私たちもちょっと会話できたと思うだけで、異国を旅した甲斐があると改めて思いました。
そして、自分の目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、舌で味わって、そして肌に触れて感じる。
実際にその場へ行かないと分からないことがいっぱいあります。
やはり、知らない土地を旅することで、自分から積極的に行動する力が身につくようになると思います。
私にとっては、いくつになっても旅することは新しい発見ばかりで、自分自身を成長させてくれる機会だと感じています。
そして、旅を終えて
とにかく、今回の旅行は乗継ぎ時間も長く、ほんと帰宅したとき、「ほんと疲れた~」って感じました。
実は私、旅行へ出かける4日前に右足の膝関節をひねり、階段の上り下りも痛みが出てしまいました。
出発の前日に整形外科へ行き、10日分の痛み止め薬を処方してもらい、旅行中は一日3回、薬の服用。
結果的には旅行中で痛みも収まり、服用も中止しましたが、一日2万歩以上歩く日もあり、ちょっと無理しすぎたかなと思います。
また今回は、寒さ対策が十分ではなく、それも反省点でした。
スペイン滞在2日目で私が風邪をこじらせ、咳や痰に悩まされ、すぐに改善しましたが、今度は妻がこじらせ、スペインの薬局でトローチや飲み薬を買い服用しましたがあまり良くならず、日本に帰った後もかかり付けのお医者さんのお世話にもなりました。
また旅行中、妻は防寒防水用のコートも購入。ま、これは長く使えそうなので、旅の思い出のひとつにもなりました。
ちなみに、今年で夫婦共に65歳となります。
しっかりと健康に留意し、また体力維持にも心掛け、無理をせず、旅ができればと思います。
ちなみに美術館や博物館などでは高齢者割引が受けられる歳となりますので、是非とも活用したいと思ってま~す。
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