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スペイン旅2024(4)ビルバオ後編

2024年4月17日(水)から28日(日)の12日間、夫婦二人で、シンガポールを経由し、スペイン、特にバスク地方を中心に旅してきましたのでご報告したします。

今回のフライトはシンガポール航空にて。セントレア中部国際空港⇒シンガポール・チャンギ国際空港⇒バルセロナ・エル・プラット国際空港へと行き、帰りはその逆。なお、シンガポールのチャンギ国際空港での乗継ぎには、行きが7時間あまり、そして帰りが18時間とたっぷりと過ごす時間がありました。

また、スペインでは、バルセロナ⇒サラゴサ2泊⇒ビルバオ2泊⇒美食の街サン・セバスチャン1泊⇒オンダリビアのパラドール1泊⇒バルセロナ2泊する旅程としました。


さて、今回は近代芸術と美しい旧市街を楽しめる町、ビルバオ(Bilbo)後編です。


ビルバオの朝

4月21日(日)、ビルバオ滞在2日目。
朝はゆっくりとした気分で朝食。

「Sercotel Arenal Bilbao」での朝食

普段の生活では毎朝、野菜を摂るよう心がけていますが、旅行中はあまり野菜が摂れないのが気になります。
それはさておき、朝しっかりと食事が摂れることに感謝しないとね。

アルチャンダ・ケーブルカーに乗って

ゆったりとした朝食の後、いざビルバオ観光へ。

ヌエバ広場で日曜日、フリーマーケットが行われていると誰かのブログに書いてあったので、広場へ向かうと、全くそんな雰囲気なし。
ガセネタでした~(公的な旅行サイトには載っていなかったので、やはり定期的に行われていなかったんでしょうね)。

気持ちを切り替えて、地下鉄に乗ってケーブルカー乗り場へ。
地下鉄駅からケーブルカー乗り場まで行き方がよく分からず、ちょっと迷いましたが地元の若者に聞いてなんとか到着。

アルチャンダ・ケーブルカー(Artxandako Funikularra)も、barikカードが利用できました。
ちなみに、その都度チケット購入の場合は1回1.75€ですが、barikカードだと1回0.90€で、二人で往復3.40€もお得でした。

ビルバオ市内が一望できる「Artxanda viewpoint」。
午前中のまだ早い時間だったので、訪れる人は少なく、澄み渡ったまちの風景をのんびりと鑑賞。

実は、この日は私たち夫婦の結婚記念日。
今回は、記念日を海外で迎えたいとの思いで、どこに滞在しようかと思ったとき、こじんまりとした町で歴史的建造物もあり、またアートも楽しめそうなビルバオを選択したのでしたが、この丘からの風景を見ることができ、ほんとビルバオのまちが気に入ってしまいましたね。

藤の花も見ごろを迎えていました。

ネルビオン川の散歩道

丘の上からびケーブルカーで下り、今度はネルビオン川のほとりへ。

ネルビオン川、対岸の奥にはサルベコ ズビア橋が見えます

川岸の遊歩道では、朝のジョギングする人やワンコ連れが散歩する地元の人たちで賑わっていましたね。

スピスリ橋

スピスリ橋(Zubizuri Zubia)はバスク語で「白い橋」を意味そうですが、この橋を設計したスペイン人有名建築家の名を取りカトラバ橋(Done Jakue Kalatraba)とも言われているそうです。

日差しが気持ちいいです
レガッタの練習かな

対岸に渡り、川岸をぶらぶら歩き。
ワンコ連れを見かけると、やはりカメラを向けてしまいまたね。

グッゲンハイム美術館

そして、グッゲンハイム美術館(Guggenheim Bilbao Museoa)へ。
この日は日曜日だったので、美術館はたいへん込み合うことが予想されていたので、残念ながら入館は諦めて、外側だけ鑑賞。

美術館のエントランス側、パピーの前には人がいっぱい

休日の新市街

それから新市街を散策。
新市街と言っても、歴史的な建造物が立ち並び、綺麗なまちづくりがされていましたね。

チャバリ宮殿( Chávarri Jauregia)
英語学校の建物(Number 16 School - Academia de inglés en Bilbao)
公証人などが入った風格のある建物

お洒落なブティックなどのショップが立ち並ぶ旧市街。
残念ながら、日曜日だったのでお店はお休み。そう、日本では考えられませんが、百貨店やショッピングモールもお休み。
でも、歩いているだけで、このまちの豊かさを感じることができました。

老舗のカフェで

新市街で行きたかったところ。
そこは1903年創業の老舗カフェ・イルーニャ(Café Iruña)。

https://www.cafeirunabilbao.net/

いかにも高級そうな店構えで敷居が高いかなぁと思いつつ、入店しましたが、地元の若い家族連れもいてアウェー感も少なかったですね。

カフェですが、赤ワインで

日曜日の昼前だったので、結構空いていましたが、これが平日だったら混んで入れなかったかも。
それにしても、ほんと歴史を感じさせる、落ち着いた雰囲気のカフェでした。

旧市街でバルへ

新市街から旧市街へ戻ると、やはりまちはゴチャゴチャしていて、この雑多感もなぜか心が躍る気がしましたね。

ヌエバ広場

ヌエボ広場へ行き、囲まれた回廊に立ち並ぶバルを品定め。
そのなかで昨日、たいへん混雑していた老舗バル「Gure Toki」へ。

入ったカウンターの端の席が空いていたので、そこで妻がサングリア、私はビール。

新市街の老舗カフェと旧市街のバルで小腹を満たしたので、ほろ酔い気分のランチはこれで終了。
ホテルに戻り、休憩タイム。

屋外ステージ

ちょっとホテルの部屋で休んで窓から外の様子を眺めていたら、公園に野外ステージの周りに多くの人たちが集まっているのが見えました。
楽しそうなので、私たちも行ってみることしました。

なんだか、地元の人たちの日曜日の過ごし方を私たちも共有することができて、旅の疲れが癒やされた気がしますね。

夕食はバル巡り

この日の夕食は再びヌエバ広場へ行き、バル巡り。
1軒目は「Zaharra - Plaza nueva」。

http://www.zaharra.es/

ここではワインにクロケッタ(コロッケ)

妻は白ワインにエビクリームコロッケ、私は赤ワインに?コロッケとオリーブ・シシトウ・アンチョビの串。合計11.55€。

2軒目は「La Olla de la Plaza Nueva」。

ピンチョス2個

実はこの店、奥のテーブル席でサーロインステーキを食べている人がいて、とても美味しそうでしたね。
とは言え、私たちはバル巡りなので、ここでは赤ワインにピンチョスで、総額13.00€。
赤ワインが一杯3.60€だったから、ちょっと高め。でも美味しかったですね。

そして3軒目。
前日も立ち寄った「Iturriza Taberna」。
ここはとても気さくな感じで、カウンターケースにあるピンチョスもしっかりと名前や価格も示されていたので、注文もしやすかったですね。

隣り座っていた若いカップル(10代?)はオリーブ(1.5€)を炭酸水で飲んで談笑していたので、私たちもオリーブを注文。
白ワインにピンチョス3つ、そしてオリーブで合計12.70€。
スペインオムレツ(トリティージャ)のピンチョスは温め直してくれて、美味しくいただきました。


ビルバオでの滞在。
とても良い、結婚記念日となりました。

次はサン・セバスチャンです。


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