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厄年をナメちゃいけないっていう経験談

いいかげん猫ネタに便乗して読者数稼ぐのはやめろと、脳内の理性のある方の私に言われたので、今日からはいつもの感じに戻してく。
あ、でも不動産屋から来てる謎の迷惑料請求の件だとか、警察関連でなにか進展があった時は書くかもだけど。


とりあえず、今年絶賛厄年中の私について書きたい。

日本には厄年って考えがあるけれども、実際に厄年を気にしている人が一体どのくらい居るんだろうか?
殆どの人が「一応形式として厄払いに行っておく」程度の考えで、もし何か悪いことがあった時に「厄年だからなぁ」と思い返すくらいの認識ではないだろうか?

しかし、私は違う。
厄年(本厄)、それすなわち何を捨てても命を守らねばならない1年間である。

大げさと思う人もいるだろう。でも過去の厄年で散々な目にあった私にとっては切実なのだ。

前回の厄年の際は、死にかけてドクターヘリで運ばれる(しかも同日に別理由で祖父がドクターヘリで運ばれてそのまま帰らぬ人になる)・車が突然壊れ買い替えを余儀なくされるなどのデカイものから、
博多駅で階段から転がり落ちて晒し者になる・巡業中の力士の波に飲まれて迷子になるなどの小さいものまでとにかく1年間ありとあらゆる不幸に襲われていた。


もう、厄年を生きて乗り越えるには手足の一本くらいの犠牲は覚悟しなければならないと本気で思っていたくらいだ。

そんな私が今まさに人生3回目の本厄真っ只中である。
今年も残り3ヶ月ほどとなり、まだ生命の危機レベルの出来事は起こっていないが、それなりにいろんなトラブルはあった。
ぶっちゃけ今回の猫騒動に関しても、大量の猫を保護するだとか前歯が欠けるとかは厄年中の出来事なら想定の範囲内くらいの出来事だ。

そんな2021年。どんな厄年トラブルが起こっているのか具体例を挙げたい。


1. 元旦に給湯器が壊れる

ねえ、厄年突入して一日目だよ????
厄年効果すごくない??????
2021年に入って一番最初に起こった出来事が、真冬に水浴びるってどういうこと??????

なんなら、新年明けて一番最初に会った人が家族や友達じゃなくてガス会社のお兄さんだからね?いやガス会社さんも新年早々仕事してくれて本当に頭が下がる思いだけどもさ。

ちなみに、翌日修理してもらったにも関わらずもう一回壊れるというSONYもびっくりの厄年タイマー付き。

これ、何がタチが悪いかと言うと、シャワーを浴びる前に手で湯温確かめた時は全く問題ない温度なのに、私が頭からシャワーを浴びた瞬間に水に切り替わるからノーガードで全身水浴びをしてしまうという点。

しかも、2回目の時に至っては前日に水浴びをしたという体験からかなり慎重になり、しつこいほど温度確認してからのノーガード水浴びだったから
浴びた瞬間寒さよりも何よりも怒りが大きく、風呂場から飛び出して全裸のまま旦那の部屋に怒鳴り込みにいった程だ。


そんな初日から最悪のスタートとなった2021年。
厄年は待っちゃくれねえぜ!!!!



2.室内でガス漏れ発生

こんなことある??!!!!

ガス屋さんいわく、私はかれこれ1ヶ月うっすら漏れてたガスと生活してたとのこと。
水のトラブルの次は火のトラブルとは、全属性カバーできる厄年パワーすげえや。

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なお、修理工事が入るまでの間、まさかのガスボンベ生活を強いられてた。




3.魔界フェスが中止

私が毎年参加している魔界フェスというぶっとんだイベントがある。
参加者は全員白塗りで、自分を魔界の住民だと主張し魔界のイベントを楽しむ(魔界の住民にとっては)至って普通のフェスだ。

私はこのフェスに参加することでその日から1年間分の英気を養っていたし、魔界フェスがなければ秋が始まらない!くらいには大切に思ってたイベントだった。
これがなんと今年は中止になった。

しかも、中止理由がコロナのせいではない。

主催者の肉体改造が間に合わなかったためだ。

なので、私の中では来年まで秋が来ないことになっている。ちくしょう、厄年と主催者め。。。

本当なら今週末、私は白塗りで過ごしていたはずだったのに。。。



4.目の前に車が落ちてくる

何を言っているかわからないだろう、私も何を言っているんだろうと思う。
だからわかるように当時のツイートを用意した。

親方ー!空から軽トラが!!
パズーもビックリである。

仕事帰りに目の前に、それも予想外のところから車が落ちてくる驚き。
幸か不幸かこんな体質なので事故への遭遇率も高く、結構いろいろな現場で第一発見者になっては通報役を努めてはきたが、
今回のような「上から落ちてくる」というパターンは想定外過ぎてちょっと対処に戸惑った。

幸い、運転手の方に大きな怪我もなく今となっては思い出話となっている。


ただ、「上から車が降ってくる」というワードが強烈過ぎて、この話をした相手から100%信じてもらえない。
本当だもん、嘘じゃないもん。車降ってきたんだもん。



5.高速道路を走行中に4輪同時バーストする

走行中、突然ポーンと弾ける音がしたので慌てて路肩停止して様子を見ると、まさかのタイヤ4輪まとめてバースト。レッカーが来るまで約1時間半、真夏のトンネルの中で一人寂しく排気ガスに蒸されたいい思い出。

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それはそうと、4輪まとめてなんてありえる???誰かのイタズラ…??とかなり不審に思った。

どこかで私をよく思わない誰かが、タイヤに穴を開けたりしたのでは?と、
ディーラーさんや整備士さんとも何度も検証を重ね色々話したけど、タイヤの状況を見ても何もイタズラされた形跡はないのでおそらく奇跡的なタイミングで4輪同時に召されたのだろうとの見解だった。

そんな奇跡いらねえよ…

ただ、レッカーの方もディーラー担当者も、うちの旦那ですらも、「この状況でよく冷静に対応できたな。一歩でも間違えると大事故になってもおかしくなかった」と口を揃えて言ってたので、
普段から厄年に鍛え上げられてる成果と、さんざん読んできた頭文字Dでのイメトレ効果が発揮できたんだろうと思う。
ありがとう、藤原拓海。

タイヤ4輪の出費は痛かったけど、前回の厄年は車一台分の出費だったことに比べると全然可愛い方だった。


6.怪我・病気乱発

いちいちツイート貼るのも面倒なくらい、とにかく怪我と病気が多かった。
2021年に入り、一体いくら医療費を使ったか。
歯の治療のときも思ったけれども、日本の皆保険制度って凄いね。
以前は給料明細を見る度に保険料金の欄見てなんとも言えない気持ちになっていたけど、実際に自分が病院に通うとその安さに有り難みしかない。


おまけ。悪夢をよく見た。

これは本当におまけ。
私は昔から眠りが浅いのか、かなりの頻度で結構な濃度の夢を見る。
なので、夢を見ること自体は珍しくもないんだけど、今年は特別悪夢を見ることが多かった。

これはほんの一部。
こんな感じの悪夢にうなされる頻度が例年より多かった気もしなくもない。



おまけその2。お気に入りのヘアアイロンが召される。

これはぶっちゃけ厄年とか関係なく自分の不注意だったけど、完成した負の遺産が残念すぎたので供養として公開。


と、こんな感じで大なり小なりのトラブルにたくさん見舞われるのが厄年。(私調べ)


ただ、私は一度死にかけてることもあるからか、多少のことではへこたれないし、なにかトラブルが起きても「ブログに書くネタが増えるな??」と逆手にとってしまうので、他人から見るとあまり大したことないように感じられてしまう。

どんな苦しいときも、「あんな事あってかわいそう」と思われるよりも「あんなネタあってオイシイなw」と思われる方が嬉しいので、多分ちょっと変わったマゾヒストなんだろう。

日々常に笑っていたいので、今後も死ぬこと以外は全部自分の経験として楽しんでいきたい。

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