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「チバユウスケさんへ」

「チバユウスケさんへ」
チバユウスケは、星だった。
世界の終わりから始まって、ずっとずっと星だった。

ミッシェル・ガン・エレファントは、日本の音楽シーンに颯爽と現れて、それはそれは、真眩いくらいの光を放っていて、とてもカッコ良かったけれど、僕は、そこまで熱心には聴いてなかったし、憧れたりはしていなくて。

でも、ずっとずっと活動は追って聴いてたし、好きは好きだけど、どっちかって言うと、同じスピリットを持った、仲間意識みたいなものの方が強かったように思う。

彼らと日本で対バンしてたマザリン・ストリートなんかも、とても熱心に聴いてたし、Hivesとかも、雑誌なんかでチバユウスケさんが紹介しているのを見たりして、「ああーっ、同じだー」って。

ポスト・ロックのブームなんかにも敏感で、色んなロックバンドを嬉しそうにオススメされていたりするのを見ていると、自分と同じなんだなぁと、とても身近に感じていて。

ロックのレコードを沢山買って、そのルーツを辿って、自身の心に還してゆく。

そんな事を、自分も良くしていたから、ロック好きな仲間っていう、勝手にそんな風に感じてたんだろうなぁ。

ミッシェルが解散した後の、ROSSOも、The Birthdayも。
自分が、ロックフェスに通ったりしてる中で、まぁ、そのうち出会えるだろうなぁなんて、そんな風に思っていたけれど、結局、最後までライブで聴く事が出来なかったのは、唯一の心残りです。

もし、復帰されたら、今度こそは、自分から会いに行きたいなぁと思っていたから。
とても残念で、寂しい気持ちもあります。

でも、彼の残したロックナンバーは、ずっと忘れないと思う。

好きな曲が沢山ある。

そして、聴くだけで、思い出せる。

「世界の終わり」
「キャンディ・ハウス」
「カルチャー」
「SMOKIN’ BILLY」
「G.W.D」
「赤毛のケリー」
「エレクトリック・サーカス」
「シャロン」

チバユウスケさんの描いた世界を、僕は忘れない。
安らかに。
そして、一緒に生きて、歌って、産み出してくれて、ありがとう。

今は、そんな気持ちです。

#チバユウスケ #チバユウスケありがとう
#theemichellegunelephant #rosso #thebirthday

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