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【ゲーム】FRONT MISSION 1st: Remake

今となっては単純なゲーム。
いや、それはそもそも当時からか。

それを今風にアレンジ……することもなく
現状の「できることやりました」という体裁で発売。

ロード画面のゲージがあまりに
「システムむき出し」な感じ。悪い意味で。

「予算がないのか?」という感じがするが
多分そうなのだろう。

できそうなことを、無難に実装。
元々ゲーム部分はまあ割り切ったものなのでいい。

むしろ、敵AIがバカなところなどはよい。
1ステージが短いのも。

ファイファーエムブレムで敵が自分の射程に入るまで
動いてこないとか
「え、じゃあこっちがサービスでCOMPの射程に入ってあげないといけない訳?」
と思う僕にとってはむしろとてもよい。

分かりやすくてよくて、テンポもよくていいのだが
間を持たせるためのキャラ絵とか、背景が
「今時のエンジンなら無理せずできます」という
範囲から一歩も出ないのがクレバーでもありつつ
面白くないともいえる。

元々は、誰も再現できない天野喜孝デザインを
野村哲也が「俺ならできるぜ」と神ドットデビューしたのが
本作……という逸話もあるくらいで、
絵のオーラ、というものがない単純な戦略シミュレーションの
存在意義ってなんだろう?

このアイデンティティの混乱が
順当な売り上げ低迷とレフト・アライヴでの完全自己喪失へと
つながっていくのだろうけど
今回も「売れたらリブート」「でもリスクはとらない」という
無視の良さだけが透けて見えて、
制作陣はいい仕事してると思うけど
IP管理の視点からするとまたいいことなさそうだなあ……
と思いつつ、まあ楽しんではいますけど。

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