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お相手様の気持ちを知るタロット〜キーワードの繋げ方〜


こんにちは。
今回はタロットやダイスでつまずくきっかけになりやすい、「キーワードをもらったけど、どうすればいいの?」を練習していきたいと思います。
これは複数枚のスプレッドや、サイコロを2個以上使うアストロダイスの占いで有効なやり方です。
とりあえずタロットでお話しますが、ダイスにも応用できます。
カードにはそれぞれキーワードが書かれていますね。例えば愚者の正位置なら自由、魔術師の正位置なら物事のスタートなどです。
それを繋げてみていくことが大切なのですが、そこで詰まってしまう場合が多いです。

上手く繋げられないのはなぜか


いくつかの原因があると私は思っています。
・キーワードに捉われすぎて、全体があまり見えていない
・主語、述語がはっきり決められていない
・カードの繋がりがわからない
・上手く言語化できない(言い換えが難しい)
です。このどれかに当てはまるかな、と思っています。
上3つはちょっとしたトレーニングで解消できる場合が多いので、よければやってみてください。

トレーニングの方法

スリーカードで行います。大アルカナ22枚を用意してくださいね。
まず、普段のようにカードを混ぜて、3枚引きます。
お相手様に今日の気持ちを聞いてみましょう。今日の気持ちなら、お相手様の考えていることが推測しやすいからです。
スリーカードでは「原因」「結果」「アドバイス」か、「過去」「現在」「未来」が出ていることが多いです。どちらを採用するかは、質問の内容で決めたり、片方に当てはめてもしっくりこない場合もう片方を使うようにしたりして、私は決めています。

では、私の場合のカードです。
私の彼は、「愚者逆位置」「女教皇正位置」「戦車正位置」を出してくれました。

ここで、
「過去」「現在」「未来」
では
過去:「過去に〜だと思っていました」
現在:「今は〜と思っています」
未来:「これから先については〜と思っています、(〜と思うでしょう)」

「原因」「結果」「アドバイス」
では
原因:「〜ということで、」
結果「〜という気持ちになりました」
アドバイス:「〜に気をつけましょうね」
というような、先に入れる定型文を作っておきます。

そして、タロットからキーワードを取り出します。今日あったことになぞらえて、ピンとくるものを1枚のカードにつき1つずつ選びましょう。
私は、愚者逆位置は「自由すぎる」、女教皇正位置は「まじめにとらえる」、戦車正位置は「エネルギー、信念に沿って進む」
を選びました。

ここからがポイントです。
スマホのメモ帳やノート、Twitterなどに「お相手様が話すような口調で、主語と述語を入れて」文を作ってみましょう。初めは難しいかもしれませんが、頑張ってみてください。
私の場合は、
「あなたは自由すぎる、(いろんな人に好意を向けている、)と思っていた。けれど、今はそれがあなたの真面目な性格の表れであり、(みんなに真摯に向き合っていると)思っている。
そして今はその信念と向き合い、(一緒に歩みたい)」と言ってくれているんだろうな、と読み取りました。
()内は私が補足したところです。タロットは断片的な情報しかくれないので、適度に補足して読んでみてください。

これを何日か練習すると、かなりすらすらお相手様の考えがタロットで読めるようになるはずです。最初は難しくても、諦めないでくださいね。

言い換えが難しい問題について


そして最後に言い換えが難しい問題ですが、抽象的なものを具体的なものに置き換えるか、具体的なものを抽象的なものに置き換えるか、あなたがどちらが得意かによってやり方が変わります。(ちなみに私は前者のタイプです)
前者なら、とにかく回数を重ねて練習してください。そしてカードの背景にあるストーリーを知ってください。経験を積めば、抽象的なものやカードの背景から引き出して、勇気を持って言い換えれば、自然に適切な言葉が思い浮かびます。
後者なら、キーワードだけでなく具体的な様子(アドバイスならこの言葉、過去ならこの言葉、恋愛ならこの言葉)などが詳しく書かれているタロットの本を買って、練習してください。自転車の補助輪を外すように、だんだん言葉をその時々にあったものに言い換えていく練習をしたらいいのではないか、と思います。

アストロダイスの場合


ダイスの場合も、お相手様の今日の気持ちを尋ねて、文章にする練習をすることでかなり読み取りがしやすくなると思います。
ダイスの場合は本が少ないので、ダイスの意味のストックを増やすには、占星術の本を見るといいらしいです。
ダイスはできるならタロットで言い換えや文章作りに慣れてからやるのがオススメです。

以上です。これで占いがよりあなたの力になるものになりますように。

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