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ダイヤ改正前後の落穂拾いの旅5

どのジャンルであれ、その興味の対象者に対して、特別感がある事が、人を惹きつける要素だ!そうであるとすれば、鉄道マニアにとっては、北海道から鹿児島まである旅客営業を行なっている路線の他に、貨物線も同様に北海道から九州まで路線網があります。

大動脈とも言える、東海道にそれがないのは、よくよく考えてみたら有り得ない事です。

関西地方には、JR路線網の中で最大の複々線(同方向の路線が2本ある)の他に貨物線が東京から小田原とこの京都から大阪にかけてあり、何を隠そう、関空特急「はるか」は粗粗大阪環状線に入るまでは、その路線を借りて運行しているのです。

加えてこの日は、ダイヤ改正前の日、つまり翌日開業する、大阪新駅を素通りする最後の日なので貴重な通過シーンを撮れる願ってもない日となります。

京都では、先に申し上げた、Bluetooth用のイヤホンを購入して、夕ご飯となる弁当を物色します。鉄道マニアは運行している限りは、移動していたい生態なので、駅弁を買っておいた方が、食いっぱぐれがないので良いのです。

更に便利な事に、京都のビックカメラは、特急のホームに改札が直結しているので、お店の二階からエスカレーターを降りて入るという中々出来ない楽しみがあります。

これが京都にあってびっくりしました。
実はこれ、特急の魔改造車です
近鉄は500キロ超えているので、ごちゃごちゃしてます。
弁当の表です
この2階に改札口があります
この切符ともそろそろお別れです
シートはそこまで豪華ではないです
駅弁は悩みましたが、これにします
洗面台もキティちゃん
ドアの内側もキティちゃん
シートカバーもキティちゃん

 所要時間は1時間20分程、大阪環状線に入るまでと、阪和線(後で乗る南海電車と深い関係があります)から関空までのポイントを見る為、意外とあっという間に時間は過ぎてしまいます。

 東京の地下鉄をご存知の方ならお分かりかと思いますが、大江戸線の六本木駅など地下7階にあるので、ホームに行くにも、地上に出るのも一苦労です。大阪新駅も後発の駅なので、地下深くに作らないといけませんから、乗り換えをする際には、これから苦労する人沢山いると想像します。

 大阪新駅通過は、粗粗中間地点になります。後で分かったのですが、特急ホームの駅名標のみ色が違う様です。後降りた時のホームドアの形が独特なので、これも面白いポイントだと思います。福島駅の先で合流するので、幾つもの渡り線を跨いで本線に行くのも魅力です。

 阪和線は、南海電車と当時ライバル社が作った高規格の路線なので、漸く本来の性能を発揮します。南海と合流地点では両者共用の路線となる為、成田エクスプレスとスカイライナーと同じ様に、上手くダイヤを分け合って使用しています。

 私の用は関空に行く事ではなく、この特別な経路で行く事に主眼を置いているので、用が終われば、一目散に帰りたいという事で、帰りは、南海のラピートに乗る事にします。

 実は10分ほどしか時間がなかったので、慌てて予約して、何とか最後の席を確保して乗車しました。ただ南海電車とJRの改札は分かれています。

 ラピートには速達のαと緩行タイプのβがあるのですが、そもそも前者の本数が少ないので、βでゆっくり行きます。余談ですが、南海電車は現存する私鉄としては最古のものです(大体山手線の開業と同時期)。 
 
 18:45難波着、ただお宿の最寄駅は新今宮の為、一旦改札を出たのち最短区間の切符を買って、雨のミナミを歩く事になりました。

JRの改札はこんな感じ
JRの切符売り場
南海側の改札口
JRの路線網
関西も回数券終わる様ですね
KPOPのアーティストの様です
6両編成です
これから出発します
三列シートなので、非対称になってます
彼方は各駅停車
ラピートの切符です
もうすぐ目的地です
なんはに着きました
別角度から撮影
ラピートは専用ホームです
大阪梅田に並ぶ、大ターミナルなんば駅
南海の路線網。粗西武と同規模です
帰りの切符です
帰りは一番線で、この落差が凄い
和洋折衷の畳の上にベッドがあります

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