婚活現場

女性アイドルオタクだったこともあり、現場という言葉を使いがち。

馬眼鏡です。

前回の記事を読んでくださった方ありがとうございます。

今回は、私の主戦現場(だった)オタク向け婚活パーティーについて書いていこうと思います。

乙女ロードを要する腐女子の聖地、そして埼玉県民の庭である池袋。

そして、電気街やメイドカフェ(一時期メイドカフェに通い乙女様やお嬢様と呼ばれていたことも)などで賑わう秋葉原。

都内でいうとこの2箇所が、オタク向け婚活パーティーの主な開催地です。

最初に出会ったのは、秋葉原の婚活パーティー。

プチケーキ、ドリンク付きに惹かれて勢いに任せ申し込んだ記憶があります。

女性は参加費2000円くらいだったかな?

BL小説が3冊くらい買えるな…。

と思いつつも、男性の参加費は1万円近かった覚えが。

こんな時だけ女に生まれてよかったと感じます。

馬眼鏡(25)婚活パーティー、デビュー戦

極度の方向音痴なので、予定時間より早く最寄り駅に到着。

秋葉原会場だけど最寄り駅は秋葉原じゃ無かったような記憶が。

スマホの地図を確認しつつ辺りを徘徊。

割とすぐに会場を発見。

服装は、多分アースミュージックアンドエコロジーの花柄のワンピースとかだったような。

花柄のワンピースとかパステルカラーしか勝たん!と思い込んでいる婚活パーティ時の馬眼鏡。

果たして婚活時における正解コーディネートは、なんなのでしょうか。

似合っていればいいのかな。

初めてのオタク向け婚活パーティの記憶は、緊張していたのと時が経ちすぎて正直、曖昧です。

オタク向けと言えどもよくある婚活パーティのように、プロフィールカードを書いて、それを元に回転寿司のように周ってくる男性と決められた数分間お話するというスタイル。

オタク向けなのでプロフィールカードには、好きなジャンル、好みのキャラなど記載する欄がありました。

そこで出会ったほろ酔いメンズ

曖昧な記憶の中、強烈に覚えている男性が居ます。

そのパーティ会場では、お酒も提供されていました。

アルコール類が苦手な私は、ソフトドリンクとプチケーキにしか目がいきませんでしたが、諭吉近い参加費を支払っている男性が、お酒を飲みたくなる気持ちも分かります。

お酒を選んでいる男性は、あまり居なかったような気もしますが、私の回転寿司最後にやって来た男性は一味違いました。

はじめましてを済ませ、お酒を片手に私のプロフィールカードに目を通した彼は一言。

「腐女子か…。腐女子はいいよね。BL与えておけば浮気しなさそうだから」

強烈な先制攻撃に私は、へらへらと「そうですか〜?」と、愛想笑いを浮かべることしか出来ませんでした。

果たして、この一言に対する正解の切り返しはなんだったのでしょうか…。

未だに謎なのであった…。

呆然としながら、第一印象がよかった相手の番号を書きながらのケーキで休憩タイム。

ケーキがなかったら憤然とした気持ちで帰宅していたことでしょう。

甘いものの力は偉大。

酒は飲んでも飲まれるな。

そう学んだ馬眼鏡なのであった。

以上、ほろ苦い婚活パーティ、デビュー戦でした。

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