見出し画像

喚起と召喚 または召還

皆さんごきげんよう😃
料理アカウントの者です。

本日は『喚起魔術と召喚魔術の違い』について解説してみたいと思います。

まず喚起とは何か。
言葉の意味は「何かを呼び起こす」という感じでしょうか。
「呼び起こす」には「呼び覚ます」みたいな意味合いも感じますね。
どうも語感からは『啓蒙』の意味合いが強そうです。
一方『召喚』ですが、これは『ある一定の場所に呼び出す』という意味になります。
魔術的に考えるなら、特定の何かを特定の場所、仮に魔方陣とでもしますか、雰囲気的に。
そこに呼び出す、という感じになります。
これが更に『召還』となると意味は『呼び戻す』となり、既に召喚の契約を果たした何かを再び『呼び戻す』という解釈になりそうですね。

どうやら喚起とは『内的感応や変化』、召喚とは『外的感応や変化』と定義付け出来そうです。

では実際に魔術師の現場ではどのように使い分けているのか。

古代宗教等におけるシャーマンが祭事において、神々や精霊を自身に降ろし、祝詞や躍りで場を浄める。
これは喚起魔術ですね。
一方、部族間の争いが激化した際等に、軒先や領地の境界線に呪物を祀り、外敵の侵入を防いだり敵意に呼応し呪詛をかける為に、精霊や悪霊を封じておく。
これは召喚魔術っぽいですね。

どちらも魔術に変わりはなさそうですが、『何かを留める場所』はまず違いそうです。
またその目的もどうやら違うようですね?

私が行う精霊喚起魔術に特別な意味はありません。教わって面白いと思ったからという理由と、『日本人には無理』と言われた事への反骨精神から、といった理由が正直なとこです。
もっともらしい理由を作るなら、魔術師としてのウォーミングアップ、ストレッチみたいなモノでしょうか。
特に土の精霊喚起は『アメリカの手先の日本人には絶対に喚起不可』と煽られたので、毎日かかさず行ってますが、確かに100m8秒台で走る事は不可能でしょうが、ウォーミングアップにグランドをジョッグするくらいはやれますよ💢舐めんな元陸上部。

また啓蒙という観点から考えると、土とは何か水とは何かを『感じる』実験とも言えます。
各精霊を感じる事で本質を知る。
知るから扱える。祝詞を捧げ、肉体を捧げ(踊る)、精霊を解放する。本質に則ったビジョンが降り、場にキャストする。
場は浄められ、人々の願いは叶う。
みたいな段取りですかね。

具体的にはどうやるか、それは本当に千差万別。
例えば私は靴下を履きませんし一年中雪駄かサンダルです。本当はそれすら履きたくないんですが。これは土の精霊を喚起した際に降りた契約。『大地に立て』というビジョンに対するアンサーになります。所謂験担ぎですね。これにより私の内なる護身は完成するわけです。あ、土の精霊は守護・豊穣・発展と言った現世利益が得意なようです。個人的な感想ですよ?

では、Lv0水の瞑想の続きとして、水の精霊喚起儀礼の一例をご紹介します。
こんな感じで作成しますよ~という参考にしてください。

ここから先は

690字

真守流魔道のサポートは喜んでお受け致します👍