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Googleトレンドで、各国の「Webtoon」の注目度を調べてみた。
※注意!Googleトレンドで調べたからといって、その国で「Webtoonが盛り上がってる」と断言できません!あくまでGoogleトレンドで調べた限りの結果です。参考程度に抑えて頂くように…
「ピッコマ」や「LINEマンガ」「comico」といったWebtoon(縦スク漫画)が日本で盛り上がってきてますね。
最近だとアカツキがWebtoonプラットフォームを発表したり、DMMが参入したり、他にも大手出版社やゲーム会社、中小のベンチャー企業が参入を決めてます。
今後、国内でもWebtoonが盛り上がり、海外へ参入していくのも当たり前になっていくかもしれません。
では、そんな海外ではどのくらいWebtoonが盛り上がっているのか調べてみました。
日本
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まずは国内のWebtoonの盛り上がりから。グラフを見ると、2011年からWebtoonが盛り上がっていますね。それから緩やかに伸びていき、2018年を超えた辺りからさらに盛り上がっている様子を見受けます。
上昇トレンドなので、今後も伸びていきそうですね。
韓国
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Webtoon本場の韓国はどうなのかというと…なんと下降トレンドになっていました。韓国はNAVERが主流なので、その影響もあるかもしれませんが、2018年以前から緩やかに落ちてきてます。
最近だとNetflixでドラマ化する韓国産Webtoonが増えてますが、この流れは今後も維持されるのでしょうか…?
アメリカ
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アメリカは日本と似たような感じですね。いや、もしかすると日本以上にWebtoonが盛り上がっているのかもしれません。
Webtoonは欧米での作家も増えているようなので、よりグローバルに盛り上がっていきそうですね。
サウジアラビア
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驚くべきことに、サウジアラビアでもWebtoonの注目度が増しているそうです。まさか中東でWebtoonの広がりを見せているとは意外でした。
ただアラビア圏で「Webtoon」という言葉を検索する機会がそんなにあるのか…ちょっと疑問です。
アラブ首長国連邦
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サウジアラビアに続き、なんとアラブ首長国連邦でもWebtoonの注目度は増してます。こちらもアラビア圏なので「Webtoon」と検索するのか分かりませんが…だとしてもこれ程高く注目されているのは気になりますね。
中東のマンガ事情について
中東…とりあえずサウジアラビアではマンガ需要が高まっているそうですね。それに合わせてWebtoonへの注目も高まっているということでしょうか?うーむ。
インド
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インドはまだ大きくWebtoonへの注目が集まっている訳ではなさそうな。でも徐々に上がってきている様子。今後Webtoonへの注目が高まっていくか気になりますね。
タイ
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タイでは一時期下がっていたっぽいですが、近年また再び上昇トレンドになった様子。そして2011年から2018年の間に急にWebtoonへの注目度が増したようですが、調べてみると2016年にcomicoがリリースされてますね。
おそらくその頃からタイでもWebtoonへの注目が増したのではないかな?と思います。
インドネシア
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インドネシアでもタイと同じ頃くらいにWebtoonが注目されてますね。調べてみるとインドネシアには2015年に設立されたネオ・バザールという企業が、「WebComics」というプラットフォームを通じてWebtoonを提供していたそうです。
インドネシアでは圧倒的なWebtoonプラットフォームでしたが、韓国のカカオに買収されてます。韓国つえー
Googleトレンド的にも大体2015年あたりでしょう。おそらくその時期からネオ・パザールがWebComicsをリリースしたのだと考えます。
ちなみにWebComicsの収益に貢献していたコンテンツのほとんどが韓国産なのだとか。凄い。
台湾
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台湾はガンガンにWebtoonへの注目度を集めてますね。comicoが2014年から台湾でもリリースしていますが、おそらくこの頃にはNAVERなど各種Webtoonプラットフォームが乗り込んできた頃でもあったはず。(正確なリリース時期まで調べきれませんでしたが…)
まとめ
今回GoogleトレンドでWebtoonの注目度について調べて驚いたことは2点。
・韓国ではWebtoonの注目度が下がってる(かもしれない…)
・中東でWebtoonの注目度が高まってる(かもしれない…)
※あくまでGoogleトレンドで調べた結果なので、確定はできません。
事実かどうか確かめるには、現地に行くか、その国の人に聞いてリサーチするしかありませんが、この結果は興味深いと思ったのが今回の感想です。
で、もし次回調べるとしたら「スペイン語圏」でWebtoonがどれくらい注目されているか調べてみたいですね。
comicoがスペイン語圏に向けてもリリースしているので、もしかするとスペイン語圏でもWebtoonへの注目度が高まっているのかもしれません。(調べてみないと分かりませんが…)
ただスペイン語圏は人口が多く、アジア圏のエンタメに親しみやすいんですよね。Vtuberとかも意外と受け入れられてますし。
あとはフランス語圏かな?こちらも人口が多いようなので。ロシアやアフリカ方面も調べてみたいですが、Google使われているのかな…?
と、こんな感じです。それでは。
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