もしかしたら、ずっと「できない」と言われ続けたから、起業しようと思ったのかもしれない。

よく僕は周りから「できない」「ダメ」「無理」と言われるケースが多く、今も多い。半ばそれが当たり前みたいに感じてしまっている。でも、本当は本気になれば出来るということを証明して、多くの人に認めてもらいたい承認欲求があったのだ。悔しい、といえば、それは一時的な感情に過ぎないが、綺麗事抜きで見返してやりたい、凄いと言われたい気持ちがあった。自分1人の力で周りに認めてもらえるような成果を残したかった。

そして、誰もがハードル高いと感じ、目に見える形で成果が残るのは「起業」しかないと感じたのかもしれない。

正直、起業した理由は色々ありすぎて、一概に一言でまとめられないです。ただ起業したいと未だに思い続けているのは事実で(だったら、さっさとやれよ、と思うかもしれませんが…)、その中の理由の一つが、「承認欲求」というものがあります。

これは僕が小さい頃から求めていたもので、僕は内心とにかく褒めてもらいたかった人でした。褒めてもらうことが嬉しかったし、安堵した。自分を認められるから。

でも褒められるケースが徐々に減っていき、やがて罵倒するような声ばかりが大きくなってきた。自分の中でも、それが常識になっていて、でも気持ちのどこかで煮えたぎらない気持ちが沸沸と湧いていた。いつか爆発させたいと思っていた。誰からも認められる存在になりたいと思っていた。

そういう…上手くいえませんが、フラストレーションが溜まり、起業という選択肢に結びついたのかもしれません。

「できない」と言われ続けた反動ですね。褒められたかったのです。凄い人だ、と。本心で、偽りなく、お世辞でもなく、心の底から、僕ではない誰かに。そうすることで、僕はやっと他人の存在を認めていいと思えてきた。僕自身を許すことができたのだと思っています。

そんな感じです。

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