「理由(わけ)」を聞かない人々

「じつはトイレに行こうと思っていまして…」

「だったらさっさと行けよ」

会話が一方通行になってしまっている極端な例ですが、ここで「なぜトイレにすぐ行かなかったの?」とか、「なぜトイレに行けなかったの?」とか聞く人って少ないな…と感じることが多くなりました。別にトイレに限る必要はありませんが…

だからといって理由聞かずに「了解しました」で済ますのも変ですよね。たぶん、その人の中では疑問が解消されず、色々と想像力を巡らしてしまいます。中には悪い方向で考えを広げてしまう人も。「サボっていたんじゃないか?」とか「都合のいい言い訳だったんじゃないか?」とか。理由を聞かないので勝手に妄想に近い理由が積み重なっていき、理由を知らないのにそうだと決定して決めつけ、いつのまにか相手に対する印象が悪くなってしまう。

だから、理由を聞いた方がいいですよね。なぜか?と知っているだけで相手に対しての印象が違ってくるので、その後の相手とのやりとりや気遣いもスムーズになる。相手を理由する上でも必要なことでは?

また、理由を聞いてくれない人対策としては、もう自分から理由を言ってしまう。聞いていなくても理由を言ってしまう。「自分は〜だから」と先に理由を言ってしまうことで済ませるのです。

相手に不審に思われ、じつは都合のいい嘘なんじゃないか?と疑われるかもしれませんが、やらないよりはマシですね。再度相手に理由を聞いてもらうことで、納得度が上がっていくと思います。やっぱり理解してもらうことが重要そう。

最近、理由って結構大事だと思うんです。理由を説明する説明しないでは、無意識に近い感覚で納得できる割合が違うと思う。そして、この理由を軽視している人が異常に多い。手間に感じて、別に理由なんて説明しなくてもいいんじゃん、と思っている人が多い。

そうじゃなくて、今後のためにも、相手を真に理解するためにも「理由」が大事なので、ちゃんと理由を聞いてください。それが手間でも、余計な事態になるよりはマシだと、僕は思います。

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