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【雑感】ファスト映画の対応への違和感

著作権は大事だし、それを無許可で侵害することは良くないと僕自身も考えています。ただ、今のファスト映画に対する対応に、どうしても違和感を感じてしまいます。

ファスト映画を視聴したことがある人が批判している

絶対…とは言い切りませんが、ファスト映画を批判している人たちは一切ファスト映画を見てこなかったのか?という違和感があります。見ていたから何?というのもありますが、手のひら返しってどうなの?とやはり思ってしまいます。

ファスト映画の被害額ばかり出ている点

ファスト映画の被害額は約1000億円近くあるそうですね。

参考: 10分ほどに編集した「ファスト映画」急増のワケ

ただファスト映画をキッカケに本編映画に興味を持って視聴する…それによって発生した総収益というのはないの?と感じます。

興味を持って本編みたい、という人もいるはずです。少なくとも、全くいないということはないはず。

ファスト映画の評価点は?

ファスト映画の評価点が見られていないことに対する違和感もあります。

先のようにファスト映画をキッカケに本編を見る、ということもあれば…それまで知られていなかった過去作を知ってもらえる、という普及の機会も得られるはずです。

事実、映画の簡単な解説文や予告映像、パッケージ部分だけでは興味を持ちづらい、イメージしづらい作品も多いはずです。

なおかつ、余程の映画ファンでもない限り、過去作を調べて見てみよう、と思う人は少ないはず。

ファスト映画によって、過去作…過去の知られざる名作を広く普及できた、というのもあるのではないでしょうか?

映画業界はこれを踏まえて何をするの?

著作権の侵害に対して厳しく対応するのは素晴らしい行為だと思います。でも、ただ厳しく対応していくだけじゃ…おそらく根本的な部分では何も解決しないとも感じます。

根本的な部分…というのは、パッと考えるあたり、時短需要や、幅広く、面白そうな作品を見てみたい欲求ですかね。

もちろん映画を短くしろ、と言いたい訳ではありません。ただ今のままじゃ映画、少なくとも過去作を多くの人に知ってもらうというのは難しいと思います。

(TikTokという短尺動画アプリが流行ってる時代に、映画ブログ、だけじゃ限界がありますし…)

ただダメとするのではなく…

ゲーム実況は、過去は良いか悪いかのグレーな存在でした。それが徐々にメーカーが容認していったことでゲーム実況が公的に認められ、多くのクリエイターが誕生しました。そして、それがキッカケでゲームの売上にも貢献してきたはずです。

ファスト映画もそうなる、とは言いませんが…少なくともどこかで容認する部分があっても良いのでは…と思います。

何だかんだ言いながらも著作権侵害はダメ

ここまで言うと著作権侵害を認めてしまうように取られてしまうかもしれませんが、著作権侵害は何だかんだダメですね。

やはり自分自身も、パクられるというのは心外です。 

なので…最低限の許可を得るか、またはしっかりしたルールの元でやるなど、やり方に礼儀は必要だと感じます。

まとめ

正直まとまっている自信がないので、後で見直して修正したり、最悪削除するかもしれません。でも、ただ批判するだけではなく、評価する点は評価しないと、何だか勿体ない気がしてしまうのです。

仮に、これを害悪として捨て去って、例えば他国でファスト動画のやり方を知って、それをして、公認を得て、それが一つの産業になった時、惜しいと思ってしまうはずです。(そこまで壮大な展開になるのは考えすぎかもしれませんが…)

おそらく捉え方次第と思うのです。
この捉え方を、どこで見極めて決めていくか、多分、今はそんな時だと思ってます。

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