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あいまいな過去 ひきこもりの日々

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引きこもりの日々の事を綴っています。 少しでも引きこもりや生き辛さについて考えてもらえたら幸いです。
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2019年4月の記事一覧

あいまいな過去 1 引きこもりの日々を綴って

始まりとするなら引越しだろうか。 田舎から都市に 当時小3の僕はとにかく嫌だった。 引っ…

あいまいな過去 2 引きこもりの日々を綴って

学校に行かなくなったきっかけを 僕は憶えていない 季節が何時だったかも。 あの場所へ帰り…

あいまいな過去 3 引きこもりの日々を綴って

そもそもとして この引越しは父の都合だった 少なくとも僕はそう理解していた。 当時の僕は …

【あとがき】 あいまいな過去 1~3

この『あいまいな過去』は、もともとmixiで書いていたものに、加筆、修正を加えているものです…

あいまいな過去 4 引きこもりの日々を綴って

それぞれの思い それぞれの立場 それぞれの義務 学校に行かなくなった僕をいろんな人が訪…

あいまいな過去 5 引きこもりの日々を綴って

あなたはどこを見ていますか あなたは誰を見ていますか 何を見せたいのでしょうか 何を見て…

あいまいな過去 6 引きこもりの日々を綴って

相談先は次々と 母親に連れられて 話は僕を置いていく 両親は共働き 僕はいわゆる鍵っ子だった。 母は夜勤のある仕事をしていた 不規則な勤務 僕に構う時間は限られていた。 他の家は違うようだ 僕の家もそうあってくれたら 他の家庭を知るたびに 悲しさと寂しさをおぼえた ここでも普通は語りかけてくる 無いものねだりはどこまでもあった。 不登校になった僕 母と過ごす時間は増えた。 各種相談機関、精神科と僕を連れて 様々な大人に僕は紹介された。 ある相談機関の運動が出来る