選挙ギャルズを救いたい!
選挙ギャルズが色々と物議を醸していてるようだけどギャルとは呼べない40代や50代の女性も昔はギャルと呼ばれていた。
例えば、沢田研二のOh!ギャル!という歌がある。
現在とはギャルの定義も違ったの。
大雑把に若くてナウい女性がギャルと呼ばれていた。
昔はピチピチギャルという言葉もあって、まあ、大雑把に使われていた言葉。
オヤジキャル、ボディコンギャルという言葉も流行った。
ギャルという言葉は昔から使われていて、現在のあおちゃんぺ達の言うギャルとはかけ離れれた使われ方をしていた。
私が現在のギャルがある特定のファッション文化の固有名詞となる原点みたいなものを認知したのは女子高生がルーズソックスを履きはじめた頃。
1993年、こしばてつやの作品である天然少女萬というマンガの連載がはじまりコギャルという言葉を認知した。
厚底サンダルとか流行っていたかな?
アムラーがミニスカートを着ていたように、女子高生も標準型の制服のスカートを内側に折り曲げてミニスカートのように着ていたが足が寒かったのでロングソックスを履く。
そのロングソックスの履き方がルーズソックスの原点となる。
コギャルはツッパリ、ヤンキー文化にも接続する。
ツッパリ、ヤンキー文化とコギャルは全く関係がなさそうだけど関係する。
私が高校の頃までは超ロングスカートの不良少女が実在していた訳だが、ヤンキー、ツッパリも次第にコギャルのファッションに変遷し吸収される。
勿論、頑固にロンスカを履いてる不良少女もいる。
不良とコギャルの接続を確認できるのが天然少女萬というマンガでコギャルの壮絶なストリートファイトが展開される。
また、#モーニング娘 。のOGである田中れいなさんの学生時代の写真も参考になるだろう。
(注:筆者はハロヲタであり、田中れいなさんをリスペクトしております。)
ロンスカの下にルーズソックスを着たり、金髪でコギャルのような格好もしてる。
話が脱線したが、その後も、山姥ギャル、汚ギャル、美ギャル、黒ギャル、白ギャルとギャルという言葉が固有名詞、女性の固有の文化として定着していったのであろう。
因みに私はバンドマンだからバンギャルが身近な存在である。
バンギャルも高齢化するとオバンギャと呼ばれる。
オバンギャについては毒殺テロリストが曲にしている。
馬鹿にしているわけではない。
毒殺テロリストはオバンギャを愛しているのだろうと推測できるからだ。
私もオバンギャも高齢化しているが毒殺テロリストも放っておいても高齢化していくのだから。
筆者がここで言いたいのは選挙ギャルズを見て怒っている誇りあるギャルの皆さんに「許してあげてほしい」ということである。
ギャルじゃない女性も沢田研二がOh!ギャル!という歌を歌っていた頃はギャルと呼ばれていたのだ。
※怒っているギャルの皆さん
↓
あおちゃんぺをはじめとするギャルという文化、ファッション、生き方に誇りを持っている方からすれば、選挙ギャルズふざけんな!ゴルァ!となるのは当然でありまして、お怒りも理解できますが、選挙ギャルズのギャルという言葉の定義が現代とはかけ離れた過去のものなのです。
沢田研二のOh!ギャル!〜ピチピチギャルぐらいの大雑把な時代の言語認識で生まれたのが選挙ギャルズだと思ってもらえないだろうか?昭和の言語認識でのギャルという言葉を令和で使ってしまったのだから、令和のギャルからしたら本当に迷惑な話だとも思う。
しかし、選挙ギャルズも多様性のひとつとして許してほしいのが筆者の願いである。
確かに選挙ギャルズのデモにギャルがいない、女性のみならず男性も参加している、安倍国葬反対も特定政党の車両もギャルの総意ではない。
迷惑と思われても仕方がない。
そういう批判も私は理解します。
しかし、これも多様性、表現の自由として許してもらえないだろうか?
選挙ギャルズも安倍国葬反対のひとつの意思表示、デモ、市民運動として理解して頂きたいと願う。選挙ギャルズに怒っているギャルの皆さんにも、安倍国葬に反対の方がいたら、応援、参加して頂きたい。
選挙ギャルズが時代遅れでカッコ悪いのは現実として、選挙ギャルズのデモも政治社会運動のひとつである。
そこに、男女の違いも、世代も関係無い。
安倍国葬に反対する正当な理由もあるということ。
公文書を捏造、改竄、隠蔽したり、自分や妻のお友達が学校を建てるのを優遇したり。
自分の支持者を花見に呼んで酒や肴を大盤振る舞いしたり。
そんな安倍の国葬の為に税金が利用されるのは許せないという怒りが選挙ギャルズのデモ参加者にはあるのです。
選挙ギャルズはふざけて活動している訳でもなく、むしろ、ギャルの信念をリスペクトしているのではないでしょうか?
ギャルという生き方に信念をもっているあおちゃんぺは素敵だと思います。
あおちゃんぺ達が選挙ギャルズに怒るのも無理はないけど、選挙ギャルズも信念をもって安倍国葬に反対している。
多様性、表現のひとつとして、選挙ギャルズのデモを理解して頂きたいと願う。
以上
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