見出し画像

この一冊でバドミントンを網羅する「コート内時間」制圧術

多くの人がバドミントンで強くなるための情報を得ようと活動していることを最近目にしています。
しかしながらこの動きがあるにもかかわらずそれほどバドミントン界は活気づいて賑やかとは言えない状況に今はあります。それは何故なのか?実際強くなれている人が少ないからか?他にも理由があるのか?その点を中心に考えながら今回は記事を書いていこうと思います。
恐らくこの記事に書いていることは相当なものだと考えていますのでインパクトは大きいと思います。
是非みなさん頑張ってチャレンジしてみて下さい。

index

・バドミントンで必要なこと。
・フットワーク。
・ストローク。
・体力。
・メンタル。
・戦術。
・マインドとマネジメント。



バドミントンで必要なこと。


みなさんは色んな人にアドバイスをもらったり人の話を聞いたりと強くなるための解決策を探していると思います。
強豪校で練習している、経験者のコーチ、監督から指導を受けているとなると相当なスピードで成長、強化が見込まれるところです。しかしそうでない環境で自分でその方法を探すとなると骨が折れることになるでしょう。
その理由は正しい情報か?情報の方向性と自分の方向性にマッチしているのか?を自分で判断することになるからです。
みなさんはどこの誰かわからない人から自分が強くなるための情報が得られると思いますか?
どこの誰かわかっていてもそういった情報が少ない環境でバドミントンなどに本気で取り組めると思いますか?

私はこれまでの指導の中で得た情報、経験を元に自身をブラッシュアップさせてきました。現在はバドミントンから離れてシステムとマネジメントを専門に勉強をしております。
そういった観点から今回の記事は記していきますので医療、力学などの専門知識を持たないという前提で読んで頂きたいと思います。もし気になるようであれば専門の医療機関などに相談してみて下さい。

バドミントンで強くなるために押さえておきたいこと。

バドミントンには心技体戦の4つのファクターの関係性を謳われている。
それぞれの関係性が土台となりバランスを欠いてしまうと競技レベルの向上に影響するというものです。
しかし、私はそれだけではいけないと考えています。
それは競技の規模や国際性を考えるとある程度組織を構成しながらゴール設定を考える必要があるからです。
では、その必要な要素とは何か?それは「システム」と「マネジメント」です。この2つが安定して揃うことで理論の確立、人材育成、研究、ビジネスの展開、拡大が同時に見込めるようになるのです。この状態になって初めて競技としてのスタートになるでしょう。
では、心技体戦とシステム、マネジメントについて書いていきましょう。


フットワーク。

ここはバドミントンに於いて避けては通れない基本的な項目になります。ここでまずはフットワークの定義から入りますが
バドミントン競技で相手を「時間」「感覚」「点数」において制圧する手法とします。
これを私は「コート内時間」と表現しています。この3つは所謂ゲーム中における外的要因と考えています。では内的要因は何かというと心技体戦になるということです。
フットワークが速いことで時間的錯覚を起こして点差をつける。そして相手の心技体戦のバランスを崩すことがフットワークのゴールとなるでしょう。
そこで重要なポイントは「速さ」「予測」「S2F(スタートtoフィニッシュ)」の3つです。この3つをどこまで鍛えるか?で相手との差が変わってきます。
ではどのように鍛えていくのか?ここがみなさんは一番知りたいことでしょう。
「速さ」を鍛える。
これを鍛えるには「最速」の訓練をどれだけこなせるか?やどのように行うのか?を考えないといけません。
例:内容 V字、くの字左右、サイド15秒でどれだけ移動できるか?
  スケージュール 練習中に最大心拍に近い状態でトレーニングを実施する
          週◯回実施
「予測を鍛える」
これは高度な思考と洞察力が必要なものになりますが誰もが少しずつ鍛えることが可能です。
ヒントは「経験」と「こなしてきたコミュニケーションの種類と数」です。
試合の経験を積むことで相手がどのように動くのか?いわゆる「バドミントンの上級者ならこんなプレイをするだろう」という予測をすることが可能となってきます。
コミュニケーションの数と種類はどういうことかというとみなさんはいろいろな交友関係を持っていると思いますがその関係が広いと色んな考え方を知ることになります。
仲のいい人だけだとその分のコミュニケーションしか取れないので試合中に展開されるラリーをコミュニケーションとして捉えるならその分の予測しか当てはめることしかできません。
しかし、多くの交友を持つと性格の類似性や行動のパターンをより高い精度で予想できるだけでなくその後の展開に紐付けすることも可能となります。

「S2F(スタートtoフィニッシュ)」
これは何を示しているかと言うと「スタート→ダッシュ→ストップ(着地)」の流れとその連続する動きを指します。バドミントンのラリー中はこの流れが目まぐるしく繰り返されています。これを如何に素早く展開し、速く身体を動かすか?が「コート内時間」の制圧に於いて最も重要な要素と考えています。

ストローク。

ではここからはストロークについてです。
ストロークの種類としてはカット、ドライブ、プッシュ、クリア、スマッシュ、ヘアピン、ドロップ、ストップ、トリックと分けています。
これらのストロークをどのように展開するかがバドミントンでは一番の魅力と言えるでしょう。
ではそのストロークをどのように使えばより効率的かつ効果的になるのでしょうか?ヒントは先程のフットワークにあります。

「コート内時間」を制圧するためのストローク

先程紹介したこの項目の要素は時間、感覚、点数でしたね。ストロークで当てはめるなら繰り出す球の緩急、ストローク動作に於ける身体の使い方、動かし方とミスショットです。
みなさんが練習する時はこの3つに注目してストローク練習をすると良いでしょう。
例:スマッシュ→全力、50/MAX %、軽く
 どのような体制や位置から打つのか?
 確実に相手のコートの狙ったとこにいくのか?

ここでみなさん一つ疑問がありませんか?
「ストップとトリックって何?」
です。

ストップとはその名の通り「止める」ショットのことです。トリックとは日本ではよくフェイントと表現することもあります。



体力。

ではここからは体力に入ります。ここまでフットワーク、ストロークと技術的な話ですがゴールは「コート内時間」を制圧するです。そのための体力とは何か?を書いていきましょう。
よくコート内スタミナという言葉は聞くと思いますが私が考える体力には数種類あると考えています。
思考、技術、動作、集中、コントロール
の5種類です。ここは私の競技、指導、ビジネスを通して経験した考えになりますが人間の行動には基礎体力が関係していると思っています。これらは一つの身体にある体力源から捻出されているので一つのトレーニングで5種類同時にトレーニングする方法、1種類ずつトレーニングする方法を考えるべきでしょう。
人間の違いはこの5種類の能力発揮する際に使用される体力の量と考えるとトレーニングの仕方など大きく変わると考えられます。




メンタル。

続いてはメンタルです。メンタルに於いて大切なことはここまで書いてきたこととこの後に出てくる項目とも相互作用をもつ。ということです。メンタルはいい状態だと自信や積極性をフットワークやストローク、戦術に与えます。
逆にフットワークの展開やストロークの質も変わります。
いわゆるパフォーマンスが高い状態と言われます。
悪い状態になると消極的になったり萎縮することになり無駄な動きや過度なストレスとなりミスショットを連発するようになります。
では安定して高いパフォーマンスを出すメンタルの作り方はどうすればいいか?ですね。
ここで大切にするのは人それぞれのモチベーションです。
モチベーションの高さはパフォーマンスを発揮する上で重要になるわけですがそのモチベーションを発揮、覚醒するためにはどのようにすればいいのでしようか?
それはトレーニング手法の構築にあります。
スポーツは多くの経験と苦労からなるコンテンツです。
そのためその中で多く比重を置くトレーニングのシステムは非常に重要な立ち位置になるでしょう。




戦術。

ではもう少しで最後ですね。
ここでは戦術を書いていきます。
ここで定義する戦術とは競技の性質を理解しリスクを可能な限り低減しながら実行する作戦とします。
バドミントンの性質とは何でしようか?
長時間に渡るラリーを展開する中加減されるスピードとネットを介した情報戦
とします。
これを考えた上で戦術に目を向ければそのゴールは自然とみえるでしょう。

ゴール設定から見る戦術は選手のプレイスタイルによって変わります。このプレイスタイルは4つの特徴のバランスによって4つのスタイルに分けられます。
4つの特徴
行動的
内向的
情報動性
直感動性
4つのプレイスタイル
攻撃
コントロール
バランス
制圧

マインドとマネジメント。

最後にマインドとマネジメントについてです。今回の記事はあえて最も重要な部分を書いていません。その理由は「知的好奇心を刺激したい」「企業秘密」「マインドセットの構築」「実践して初めて意味を成す」と言った理由からです。最初に長々と文章を綴っているのも本当に「強さ」や「上手さ」と言った思いがあるのか?といった検証になります。(それだけではありませんが。)
本当の強さや上手さの領域に行くためにはある種の胆力が必要になります。そのため重要なことが「マインド」になるわけです。人は簡単に理由をつけて言い訳してしまう生き物です。土台には簡単に崩れない心を維持するマインドが必要となるのです。
そのマインドを作るために「習慣」を作ることをおすすめします。
物事の見方を変えたり、自分の人生の終わりから逆算してみたりと。
更にそのマインドを拡張し、自身の成長を促すためにマネジメントを使う流れになります。

再現性、自動化を促すシステムマネジメント

主体性、計画性を醸成するモチベーションマネジメント

マインド、習慣を改善するアセットマネジメント

主なマネジメントの構築種類としてはこの3種類かと思います。このマネジメントを1サイクルとして回していくことで育成、強化、世代交代を円滑にしていくので年々成長していくイメージとなります。


おわりに

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回記したものは全てではありません。
「バドミントンで強くなるために」シリーズと連結して
内容を濃くしていくようになります。但し、私がつまらないとか意味ねえなと思ったらうち切ります。笑
それはビジネスする上で大切な感覚になります。なのでブラッシュアップしながらの記事を展開しますのでよろしくお願いします🤲

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。



出典 

バドミントン指導論I
バドミントン教本
7つの習慣
老後2000万円問題に備えるための入門書
スポーツ心理学


教育業としての起業をしバドミントンスクールを開校します!資金はこちらの運営やサービスに還元させて