成果が出ない人は「自分に正しく期待」できていない
「こんな私でも成功できますか？」
もしこういった質問をする人がいたら
どうだろうか。
正直、
けっこうやばい状態です。
メンタルがだいぶ風邪ひいてますね。
成果を出す人は少なからず、
「自分ならできる」
と期待しています。
仮に自分への期待＝０であれば
行動を取ることはできないからです。
最初の
「こんな私でも成功できますか？」
と聞く人の心理は、
自分への期待が弱くて、
結果に対する他人からのお墨付きが欲しい状態。
そんな人が成功するとは思えないですよね。
なので、今回は成果を出すための、
「自分への正しい期待の仕方」
について話していきます。
「確固たる自信」なんてものはいらないけど、
「自分ならできる"かも"」
ぐらいの期待は欲しいし、
それは他人から与えられるものではない
ことも理解しておきたいところです。
ちなみに僕は、
「私でもできますか？」
と聞いたことが、
あります(笑)
はい。散々偉そうな事言ってすみません。。
でも、今なら絶対に同じ質問はしません。
それは、
これまで公認会計士試験や副業に挑戦し結果を出す中で、
「自分に期待することの重要性」
を体感してきたからです。
期待と挑戦はセットなんですね。
期待がなければ挑戦できないし、
間違った期待をすれば挫折する。
成果を出すためには、
正しく自分に期待する必要があります。
自分への正しい期待の仕方
じゃあ、
どうやって自分に期待するのかっていうと
①A→Zへは絶対にいけない
②螺旋階段を昇る
この２つを意識する。
例えば、
高校生の大谷翔平がいきなり
今の大谷翔平の立場になったらどうなるか。
・世界中の野球ファンから期待
・契約金986億円のプレッシャー
・信頼していた通訳の裏切り
・メジャーリーグという過酷な環境
ほとんどの人にとって
想像できないレベルのストレスがあるはずです。
これは大谷翔平本人(高校生)であっても、
そこに臨場感を抱くことすら難しいですし、
もし、いきなり今の立場になったら、
肉体的にも精神的にも耐えられないはずです。
(私なら目に見えない重圧で3秒で倒れます)
でも、
今の大谷翔平はその重圧に耐え
メジャーリーグでプレーしているわけです。
それは、
今の環境に耐えうるだけの経験をしてきたからで、
甲子園→プロ野球→二刀流
→メジャーリーグ→WBC→結婚
を経て、
その中でも批判や賞賛、
成功と失敗を繰り返して今に至っている。
決して、高校生(A)→世界NO1プレイヤー(Z)
にいきなりなったわけではない。
大谷翔平の世界線の中で
A→B→C→D..と経験しながら、
必要なマインドセット、
技術を身につけて誰もが驚く成果を出している。
この話、当たり前の事ではあるけど、
自分の事になると
この"当たり前"を忘れてしまう人が多い。
副業を始める際に「月100万稼ぐ人」を見て、
自分も簡単にいける気がしてくる。
憧れの資格を取って華やかな生活を送る人を見て。その裏にある努力を忘れてしまう。
そうやって、
自分がA→Zへいけると"誤った期待"
をしてしまうことが挫折の原因になる。
自分に期待をするのであれば、
A→B→C→D..の順番
であれば着実に進んでいけると期待する。
結局のところ、
僕たちはそういった進み方しかできない。
仮に、
何かの運でAからZにいってしまった人は、
Zの状態に必要なマインドも知識もないため、
すぐAに戻ってしまう。
(宝くじで億万長者になっても
すぐに元の生活水準に戻るのと似ている)
そして、もう１つ
挑戦は螺旋階段を昇るのに似ています。
階段を上ってグルっと一周したのに
景色はあまり変わらなくて、
「あれ？これちゃんと昇れてる？」
と不安になってくる。
でも、
ある時ふと気が付く、
「めっちゃ高い所まで登ってきてるやん！！」
毎回ちょっとずつしか景色が変わらないから、
成長できているか不安になる。
だけど、周りからみたら、
確実に昇っている。
エレベーターの様に分かりやすく、
一直線に上にいけるわけではないけど、
自分は着実に上にいっていると
期待しながら進んでいく。
そういった歩み方なら自分にもできる。
そんな風に期待することが、
「自分への正しい期待の仕方」
になります。
では、最後に、あるスポーツ選手の名言で終わりにしたいと思います。
人生で成功するためには、
途中で苦しむ覚悟をしなければならない。
逆境の時に苦しむ覚悟ができていないなら、
どうやって成功するというのだろうか。
覚悟のある期待を持ちたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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シン
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