おんたん と あのちゃん【デデデデ と I's】

今回は、デデデデことデッドデッドデーモンズデデデデデストラクションのアニメ映画の感想という形と勝手な想像を書き留めておこうと思ってます。

門出と幾田りらさんはキャスティングで可もなく不可もなくでどちらかというと???状態でしたが、勝手ながら おんたん と あのちゃん は生き様が若干似ているような気がして凄い好きでした。

というのも、自分の信じる道を曲げずにやり遂げる精神性 ロックな側面が共通しているのでは?という感じです。


以下ネタバレ含みますのでご注意ください。









おんたんは、門出の正義執行と自殺という壁にぶつかって、精神的にも苦しいだろうし、世界と友だちを天秤にかけなければいけない立ち位置。平行世界から門出を救うためにやり直そうとしていて、一人苦しみながらもやり遂げようと必死だったし、その姿は 孤独なロックの精神と重なる部分があるなと感じていた。

あのちゃんの経歴は大まかにしか理解していないですが、あのキャラ あのスタイルが世間から認められていない中で、もがき続け、無事に今それを実現出来ていて、その過程は実に辛かったのではないかと感じています。その一部が、勝手ながらI's(anoがボーカルのロックバンド)の歌詞からも読み取れた。自殺関連と救いの曲が多いような印象で、そのまま主題歌に使えそうなものばかりでした。ここでは、お気に入りの曲を3つ紹介します。

はっぴーえんどろーる
I'sの曲の中で一番好きです。生きにくい世の中で、一人必死に生き抜く様と、そのとき傍にいるであろう誰かとの繋がりだったり、そういうものを感じて、なんだか心に刺さります。
「ハッピーエンドにどうか一緒に堕ちてくれませんか。」というラスサビが特に好き。
「伏線回収大量発生最終回 エンドロールのは君の名前を刻もう。」という歌詞もお気に入り。

DON'T COMMIT SUICIDE
タイトルからメッセージ性が強くて、何かと元気付けてくれるような歌詞ばかりです。世界や周囲の人と自分自身が釣り合ってない現状を救ってくれるようなところが好きです。

不毛戦争
少しI'sの中では雰囲気が違うけど、これきっかけであのちゃんの曲を聴き始めたので、とてもお気に入り。キャッチーな単語を連呼するような相対性理論みたいな電波系の雰囲気に、儚さを足した世界観の歌詞、声質がそれにマッチしすぎてるし、歪みもありつつで。最初聴いたとき、真部脩一さんに影響受けてるインディーロックバンドで、ジャケ写の色合いが水色で勝手にシューゲイザーとかドリームポップ界隈のバンドだと誤解していた。ano名義も好きだけど、こういう雰囲気のがもう少し見たい欲もある。


おんたんのキャラの元ネタはでんぱ組かららしく、アイドル出身の あのちゃんのキャスティングは何かと妥当だったのでは?単純に動いて喋るおんたんが可愛いので最高です。

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