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ばあちゃんの腹巻き


今日もごくろうさまです^^




ばあちゃんから連絡がある。
花火大会の動画が見れなくなったからまた送ってほしいって。




あの日のこと思い出して
また動画見返そうと思ったんかな?
って思ったら
ばあちゃんが凄く愛おしくなった




「ことちゃんとの思い出またひとつ増えた」
って嬉しそうに
花火大会の帰り道言ってくれて
それだけで、その一言だけで
わたしは大満足だった。



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実家へ帰ったら今でもばあちゃんに好きで
ハグをします。一緒にお風呂も入ります。
いっぱいばあちゃんとお話しします。
ハグではじまりハグでサヨナラすること。



ふと、ばあちゃんが編んでくれた腹巻きを
思い出す。
まだ暑いしなーと思ってしまっていたんだけど
取り出してみた。
手にもったら
なんだか涙がこぼれそうと思ったらこぼれてた。
ひとぬい ひとぬい 
ばあちゃんの愛を感じた。
手に持ってあたたかさを
じんわり感じながらわたしはここにいる。
よく編み目を見れば見るほど
涙は止まらなかった夏の夕暮れ。
ばあちゃんどんな想いで
縫ってくれたんやろ。




そう思ったら手は自然と動き
ばあちゃんにありがとう伝えたくなった
返ってきたメッセージ
ばあちゃんも昨日から腹巻きつけはじめたんだって。それ見て今度はニヤニヤとまらない。
やっぱり繋がってるね。


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夏のワンピースの下
お腹の周り
ばあちゃんの腹巻きでぬくぬくしてる。
あったかい。
心もお腹も。


ばあちゃんの想い
風にのり
ふわふわと
飛んできた


ありがとうございます🥰