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loveryday


空港から泊まるホテルまで送迎してくれる
専用バスのスタッフさんが
凄くよくてあたたかい気持ちになったの
だから
今この文章を書いてる



わたしが泊まるホテルとは
違うホテルへ行きたいおばあさんが
ターミナルにいて
困り果てていた



そしたら
そのスタッフさんが
通り道なんで乗せていきますよーって
丁寧な対応をされていて
あたたかい言葉をかけていて
素敵だった
きっとわたしより歳下だったと思う
正直敬語とか
慣れていない感じで
わたし達に話す言葉が
ぎこちないといえばぎこちない
だけども
心がこもってる言葉
心がのってる言葉は
伝わる
相手の心にこんなに響くんだなぁと
改めて気づかされたなぁ





接客業ばっかりやってきたからか
この対応は業務的にやっているのか
本当に心からやりたくてやっているのか
だいたい感じとることができる



わたしが泊まるホテルとは違うホテルの前で
そのおばあさんは降りていった
おばあさん凄く凄く感謝していた
わたしにまで
ありがとう。時間とってしまってごめんね。と
言葉をかけてくださった

いえいえ
凄くわたしまで良い気分になりました
と心の中で伝えた



誰かがココロ込めてやったことは
目の前の人のココロをあたたかくする
そしたらね
やっぱりその人の周りには
優しい循環がまわりはじめる
なんでもそう




ふと
なんだか
オーストラリアのバイロンベイでしばらく
過ごした日々を思い出した
街からホームステイしていたお家まで
帰るバスの中のことを
ずっと滞在中自転車を借りて
お家から街まで行ききしていたのだけど
日本へ帰国する前日
自転車を返さないといけないから
はじめて街からお家までバスに乗ったのね
ちなみにわたし
英語は全く話せません

わからないなりに
どんだけ聞くねんってゆうぐらい
お得意の身振り手振りで
歩いている人達
バス停にいる人達
バスの運転手さんに
ここまで行くか何度も聞いて乗ったバス
懐かしいなぁ



だから
少し緊張していた
迷ったらまた振り出しに戻る環境



そんな不安とちょっぴりワクワクする
刺激を感じながらバスは走り出す



少し落ち着いて
ふと横を見ると
おばあちゃんが乗っている

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絵になる
次のバス停でそのおばあちゃんが立ち
降りようとした時に
はじめて足腰がそんなに強くないとわかった



わたしが気づくのと同時ぐらい
むしろ
気づく前かな
そのおばあちゃんが立った瞬間
バスの運転手さん
周りに乗っていた人達みんなが
立ちあがって
降りるおばあちゃんの手をもちサポートしだした
その光景にわたしは感動したのを今でも覚えてる



ちゃんと待つこと
他の乗車している人達もみんな
微笑みながら待っている
誰ひとりとして
早くしろ
みたいな表情や雰囲気はない
びっくりした
その頃わたしは朝から晩まで
働きづめの生活を繰り返していたから
自分自身も含め
目にうつる世界の人たちみんなが
いつも目が笑ってなくて
せかせかしてて
心ここにあらずで
いつも生き急いでいるようにみえていたから







待つこと
スローペースでいいこと
慌てなくていい
自分のペースでいい
そんな優しい空間のなかに
lovelydayがうまれることを知った



もっともっと今を感じながら生きていいんだってこと
生き急ぐ必要なんて全くないこと
もっともっともっと
心に余裕をもつことを
許可してもいいんだと思えたの


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Byronから帰ってきて書き綴った日記の言葉たち




そんなことを感じたってことを
あの時のByronlifeのことを
普段見慣れないビルや高層マンションやホテル
沢山の車や煌々と光る広告の看板の中を
走る夜のバスの中で回想した




おばあちゃんを違うホテルで降ろしたあと
バスの中に戻ってきた運転手のお兄さんは
「ご迷惑をおかけしました」と優しく微笑みながら
丁寧に頭を下げた
「いえいえ、お疲れさまです」
とわたしも笑いながら声をかけた




ホテルまで送ってくれたあとも
最後の最後まで心のこもった対応をしてくださった




どんな場所にいたって
優しさや愛は受けとれる
自分が受けとれる余裕と
そのあたたかなものに気づける余白と
自分がいつも満たされていれば
ありがとう







今日も愛と感謝を込めて🕊

ありがとうございます🥰