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大阪喫茶店巡り
朝7時に起床。少し寝坊した。
今日は朝食を、朝5時から営業の出汁巻き名物のお店で取ろうと計画していた。モタモタしているうちにその店のラストオーダー8時を過ぎてしまう。
計画を変更し、今日は喫茶店巡りを。
まずは鶴橋駅まで移動し、鶴橋商店街の一角にある喫茶店、ロックヴィラへ。
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キムチサンドとコーヒーを注文。
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卵とサンドにキムチが挟んである。キムチの辛味と刺激は抑えめで、旨味のみ追加されている感じで食べやすい。
鶴橋商店街は関西屈指のコリアタウン。店先では様々なキムチも売られていて、どれも美味しそう。旅の途中で購入できないのが残念。
場外市場のような雰囲気もあり、商店街内の散策も楽しい。
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次の喫茶店は道頓堀にあるのでベタな観光をしつつ、道頓堀へ。すごい人出だ。
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どの店も立体的な看板で気を引く作戦のようだ。その作戦は功を奏し、看板の前で写真を撮る観光客などを多く見かけた。
立体的な看板といえば、やはりかに道楽だろう。
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道頓堀のグリコの看板前にも大勢の人が。
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道頓堀では気軽に食べられるたこ焼屋台が圧倒的な人気で、点在するたこ焼屋台の前に人だかりが出来ている。
その喧騒から離れ、純喫茶アメリカンへ。
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名物のホットケーキを注文。
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既にバターが塗られていて、6等分されているので食べやすい。二枚重ねの下側のホットケーキまで等分にバターを塗る苦労などしなくて良い。
こちら、店内が昭和レトロフチャーな内装でとても良い雰囲気の喫茶店。2階へ上がるらせん階段(使用はされていなかった)も素敵だ。
残念なことに店内の撮影は禁止となっていた(テーブルの上のみ撮影可)。昨今の喫茶店ブームで少なからず老舗の喫茶店が撮影禁止となってしまった。何事も行き過ぎは良くないということだろう。
喫茶店巡りも次が最後。道頓堀から通天閣へ向かう。
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通天閣の風景も東京とはまた違った雰囲気があり、楽しい。
この辺りは新世界と呼ばれており、串カツ発祥の地とも言われている。そのため商店街には串カツの店が多く、昼間から串カツを楽しむお客さんで賑わっていた。
串カツに心惹かれたが、ここは初志貫徹で喫茶コーズリーへ。こちらの喫茶店、元の香豆理珈琲館をそのまま居抜きで使用しているとのこと。
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こちらではコーヒーと固めのプリンを頂く。
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固めのプリンにほろ苦いキャラメルも良くマッチして、美味しい。
コーズリーもロックヴィラもコーヒーはサイフォン式で淹れており、美味しく飲めた。カフェオレでないコーヒーには若干の苦手意識があるが、もしかしてドリップ式よりサイフォン式の方が合っているのだろうか?
これで大阪喫茶店巡りは一旦終了。
喫茶店を出ると目の間にある動物園前駅から電車に乗り、大阪中之島美術館まで移動する。
開催中の福田平八郎展、大阪にはこのために来たと言っても過言ではない。
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モネ展も同美術館で開催中なので併せて見ようか?と迷ったが、体力的に無理と判断。その判断は正しかった(写実から出発し、見えているものをどう表現するかの昇華の仕方、その対比を味わえるとなると、同時に見るのも良い筈)
作品が初期から晩年まで網羅されており、写実を極めるとこのような見え方、表現の境地へ行き着くのか!と素晴らしかった。
「漣」の水面、まさにそう見えるそれをよく群青のみで切り取ったよね、という表現。
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そもそも、写生好きで、膨大な写生から新しい表現が生まれてきているのもよく理解できた。とにかく手放しに素晴らしい展示。
展示を堪能し、美術館を後にすると、丁度のタイミングで大阪出身の食べ友達から連絡が入る。「たこ焼き 寛子へ行け」という指令だった。
お店は天満の路地裏にあり、大通りのたこ焼店よりは混んでいない。10個入り300円を注文したが、「サービス」と言って、50円を返してくれる。どうもこれがデフォルトのようで大阪らしい(300円でも安いのに)。
店頭で食べるというとお茶も出してくれる。
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肝心のたこ焼きもふわふわ生地で素晴らしく美味しかった。これは卵の割合が多いのだろうか?たこ焼のイメージが覆える美味しさ。これなら猫舌を我慢してでも食べる価値がある。
御年90の寛子さんがやっている。味は創業当時から変わらないそうだ。
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また食べたい味と記憶して、天満を後にする。
食べ友達からはもう一店舗指定されていたので、そちらへ向かう。天神橋筋商店街にある中村屋だ。こちらでコロッケを食べろという。
春休みということもあるのか、コロッケは残念ながら売切れ。
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ミンチカツを頂くが、美味しい。衣にもしっかり味が付いているのでソースなどは必要無い。これはコロッケが一番人気というのが頷ける衣だ。いつかコロッケにも再挑戦したい。
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大阪の食べ歩きは楽しい。
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