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給水停止の危機

 昨日、水道局から通知が来て開いてみたら、来週にも給水停止になるとの最後通告であり、仰天しました。

 これまで、水道料金はクレジットカード払いであり、引き落としできなかったことはないので、いきなり給水停止とは穏やかではありません。

 やむなく、少し前に送られてきたハガキをみると、収納済通知書だと思っていたハガキは、実は督促状であり、それを無視したことで、最後通告に相成ったということのようです。

 そもそも、クレカ払いがなぜできなくなったのかを探ってみると、どうやら2月の転居の際、転居先は同じ水道局管内ではあるものの、僕の顧客番号がリセットされ、支払い情報も引き継がれなかったようであり、転居後の新しい顧客番号に紐づけた、クレカ登録をやり直す必要があったようです。

 通販の定期購入とかであれば、おそらく転居でリセットされ、クレカ登録やり直しなんてことは、優良顧客を怒らせる所業なのでありえないと思われるので、こうしたユーティリティ企業ならではのように思いました。

 水道は市町村によって事業体が異なり、顧客というより住まいに紐づけられているので、そこは通販とは違う面もあるのかもしれませんが、クレカで確実に支払ってきた顧客からすると、カードが使えなくなったりしたわけでもないのに、給水停止の通告が届くことは気分が良いはずもなく、こういう通知はトラブルの原因だろうなと思います。

 せめて、前の顧客情報を引き継ぎ、クレジットカードの再登録をお願いしますとか、転居に伴いお客様情報がリセットされたとか、事情を書いてくれないと、いきなりパンチを食らったようなもので、気が動転してしまいますし、そのまま怒りの矛先が水道局に向かえば、不毛な時間をお互いに使うことになります。

 ただ、僕にとっての教訓としては、こうした水道料金の支払い一つとっても、構造を理解しておくことの重要性を痛感したことですね。

 手続きはあくまでも、転居に伴い、前の住まいの給水停止と、現在の住まいの給水開始の手続きを別々にとったわけで、現住所に領収証が届いて安心していたものの、それは、給水停止の手続きの際に、顧客情報の住所を現住所に登録しただけのこと、
肝心の現住所の料金支払いについては、支払い情報を登録しておらず、不安定な状況にあったのに、それが見えない状況にあったし、自分の心の中にもよもや、という思いがあったことは確かです。

 日々、いろんなことがあるので、日常生活において、ルーティンで回っている部分は、どうしても手を抜きがちですが、時々、定期点検のような感じでメンテをすることは、致命的な事態に至り、そのリカバリーに膨大なエネルギーを費やすことになるのを防ぐために、大事であると思いました。これは仕事も同じですね。
 
 

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