ITストラテジスト試験

 昨日はITストラテジスト試験を受験しました。IT業界ではなく、ITパスポートの資格しか持っていない僕にとっては、無謀とも思える受験でしたが、何とか午後2の論文試験も規定量を書くことは出来ました。午後1は事前に想定していたより時間が足らなくなり、2問目を解く時間が30分ぐらいしかなくなりましたが、何とかマスはすべて埋めました。鉛筆とシャープペンシルの準備が十分でなく、論文の最後の方は鉛筆がつぶれながら何とか書き切った感じです。
 午前問題含め、ここは突破した、という自信のあるところはなく、午前1が基準点に届いていないという可能性もあります。途中で午前1に注力し、次回試験での免除を狙おうかと思ったこともありましたが、とにかく今回は全部本気でやってみようという気持ちになり、いろいろあって総じて準備不足ながら、どの科目も不戦敗は避けられたと思います。
 おそらく、合格には至っていないと思いますので、次はセキュリティマネジメント試験を、秋にはシステム監査技術者か応用情報技術者のいずれかを受験し、来春にITストラテジストに再チャレンジということになると思います。
 IT資格を取得することにより、何か職場で評価を上げてもらうとか給料が上がるとかいうことはないのですが、試験を通じてITの基本的な知識を習得するだけでなく、他の業種において、ITを活用してどのようにビジネスを拡大しようとしているのか、生き残りのために新分野を開拓しようとしているのか、経営の効率化に取り組もうとしているのか、真剣に向き合う機会にしたいと思っています。今はとにかく、自分の価値を棚卸しして、磨くことで、チャンスを呼び込む努力をしているところであり、そこに前人の築いた方法論はありません。洞窟の奥で自分の鏡を磨き、洞窟の上部に開いた小さな穴から、月の光の差し込む時に、その鏡により反射し、自分の存在を見出してもらう、今の自分はそんな心境です。

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