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三連休明けの憂鬱な母の付き添い

 三連休明け、仕事で憂鬱になるのはよくあることかもしれませんが、僕の場合は母のMRI検査に付き添うことになっており、それが憂鬱です。

 かかりつけ医のところで受けた認知症検査の点数が19点とのことで、それほど進行はしていないと思われるものの、
何らかの認知機能の低下の所見が突き付けられる可能性は高く、母も自分のことで憂鬱になる気持ちはわかりますが、
僕もこの先、どのように母のQOLを維持していくのか、すべて肩にのしかかってくるだけに、気持ちが重くなってきます。

 昨日の朝に定期連絡をして、その際には、車を出さないことについての、僕と僕の妻に対する恨み言をさんざん聞かされたわけですが、
僕は車の運転が好きではなく、ましてや仕事の途中で抜け出して付き添うので、自家用車などを使えば動きが取れなくなり、前後の時間も余計につぶれることになります。

 ただ、今の母にそれを理解してもらうのは無理です。

 昨日は、いつもはない夕方にも電話がかかってきて、どうも朝の電話で恨み言を口走ったことは忘れてしまっていたらしく、病院の集合時間についての確認の電話でした。思っていたより30分集合時間が早く、僕の方の仕事の調整をしなければならないようです。

 病院までは歩いても10分程度なので、天気も悪くなさそうだし、朝の電話の時には歩きで行こうと言ったものの、それが母の不興をかったようなので、あまり時間の差がないにせよ、バスを使っていくことになりました。

 幹線道路に面した母の家の前のバスは、駅方面には1時間に20本以上走っているので、時刻表に気を遣う必要はないでしょう。

 さて、MRI検査を受けた後の、医師の診断結果も同席して聞いた方がよいのでしょうし、その先は進行を抑える薬を飲みながら、結局は理想の住まいに問題が帰結するわけで、またしても無理筋の理想の住まい探しがはじまるわけですが、これまでの流れから、そんなところが見つかるわけもなく、とにかく今のところで、人との交流をもってもらうことで、生活の質を維持してもらうことになるのだと思います。

 多くの人が、直面する親の介護の問題、これまではあまり意識をしませんでしたが、いよいよ片足を突っ込むことになりそうです。当然ながら、自分の力だけではどうにもならないので、外部の力を借りながら回していくわけなんですが、剣呑な性格なので、なかなか容易ではないですね。

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