20211002

Instagramでは触れておりましたが、8月いっぱいでTwitterやInstagramなどのSNSから身を引いて、約一ヶ月が経ちました。

「どんな変化があったか?」と問われると明確に言語化出来ないのですが、じっくりと考えごとをしたり、腰を据えて物事に打ち込んだり、とにかく集中出来る時間が増えたので普段よりもあっという間に1日が過ぎるようになった感じがしています。

とはいえ、僅か一ヶ月なので引き続きこの生活を続けて行きたいなと思っております。

さて、今日は2021年10月2日。

前作のスタジオアルバムである"Feeling"がリリースされてから2年が経過しました。


2020年の3月からリリースツアーを行う予定でしたが、残念ながら延期となり、まだリスケジュール出来ていない状況であります。

リリースツアーというものを当然のように行ってきていましたが、自分にとっての再解釈になっていたり、楽曲の再提示のきっかけにもなっていたのだなと過去を振り返っては思っております。

それゆえ、どこかぽっかりと穴が空いたまま、次のアルバムの楽曲制作をしているのが最近の状況であります。

とは言え、特に区切りを設けないということは決して悪いことばかりではないように思います。

2年経った今日に偶然Feelingを聴いてくれている人もいると思うし、本来音楽には賞味期限や消費期限は必要ないわけですし、未だに自分で好き好んで聴くことが出来る貴重なアルバムだったりします。

烏滸がましいかもしれませんが、数年前に書いた歌詞がどこか今を現しているようにも思えて、複雑な気持ちになったりもします。

延期になったツアーは必ず開催しますので、待ってくれている方は少し時間を要するかもしれませんが、どうか楽しみにしていてください。

もう未だ産まれていないアルバムのリリースと合わせてツアー出来るんじゃないかな?とかちょっとお気楽に考えていたりもします。

このタイミングと合わせてというわけではないのですが、the chef cooks meとしてではなく、自分個人が今までに関わらせてもらった楽曲を可視化出来るようなWebページを作ってもらいました。

ただ"サブスクリプションで聴ける音源のみ"に絞っているので、本当はもう何曲か存在しているのですがページの都合もあるので限定させてもらいました。

こうしてアーカイブにするということは自身を振り返る上でもとても有意義な機会でした。

「あー、もっとこうしたかった…」
「そこはかとなく自分だな…」

と聴いていて赤面しそうにもなりますが、関わらせてもらった楽曲のおかげで今の自分があるというのは、どこか誇らしくも思えるのが事実です。

一回きりの下村亮介だと思うので、今後も沢山の人と共に音楽を通して関わりあいたいなと思っております。

以上です。

あまり考え込まずに綴ってみました。

明日は約8年間務めさせてもらっているASIAN KUNG-FU GENERATIONのサポートでPIA MUSIC COMPLEXに出演させて頂きます。

この日を境に以降のライヴに関しては自分は一旦離れさせてもらうので、集大成のような気持ちも持ちつつ、なんだかんだいつも通り楽しんでメンバーと演奏出来たらなと思っております。

依然として決して晴れやかではない時世ではありますが、どうか健やかに豊かに。


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