エージェントから人事になって感じたことをまとめてみた

2019年1月から人事(採用担当)にキャリチェンして、はや1ヶ月。
もともとエージェントにて、リクルーティングアドバイザーとして働いていましたが、人事とエージェントでは視点が違うんだなと体感する日々です。

そこで、この1カ月を通じて感じたエージェントと人事(採用担当)の違いについて書き綴ってみました。

あ、人事ってこんな感じなのかとイメージできたら幸いです。

1.まず前提として、、、

僕は大手エージェントで、化学メーカー向けにリクルーティングアドバイザーとして2年間仕事をしてました。
担当していた企業は大手がメインでした。

そこから、今は大手機械メーカーの人事として、採用全般を担当しています。
具体的には、新卒採用(100名規模)、中途採用(25名規模)、外国籍採用(15名程)が主な業務です。
※中途は事業所も採用業務を担っているため僕の負担は少なめです。

同じ人事でも、業界や規模によって異なると思うので、今回はメーカーでの採用全般を行なっている人事目線でご覧ください。

2. 人事とエージェントの違い

感覚的にサッカーで例えると、
エージェント:点取り屋のフォワード
人事(採用担当):ゲームを組み立てるボランチ

スラムダンクで言うと、
エージェント:流川くん
人事(採用担当):藤真くん

エージェント時代は、
主に担当企業が求める人材を、どうやったら決まる(入社する)かを考えていました。

①採用ターゲットを明確化
②ターゲット人材へのアプローチ
③応募意思の獲得→入社までのフォロー

ざっくりとしたら、
こんな感じで求めている人材が入社するというゴールを決めるべく仕事をしてました。

ただ人事になると、

①「採用してー」と募集部署から連絡が来る
②どうやって採用するかを考える
>エージェントにお願いする?
>この件は、どこのエージェントが得意?どこに依頼する?
>それともリファラル採用?
>いやいや、ダイレクトリクルーティング?
③採用手法を決定

こんな感じで、どうやってこの件は進めた方が効果的に目的達成できるのかを考えます。
その後は、ダイレクトリクルーティングなら自分でゴールを決めますが、
基本的にはお願いした方に決めてもらいます。
そのために必要な情報提供や行動をしていきます。

なので、イメージとしてはゲームを組み立てるボランチや、
周りを効果的に活かせる藤真くんのイメージです(この例えあってるか自信ない)

3. 人事ってやることいろいろあるんだな

エージェント時代、人事って何が特に忙しいのかなーと思ってましたが、入ってみてわかりました。

まず、MTGが多い!
エージェントとの打合せもですが、
社内の打合せや、新卒採用で使うシステム関連の会社と打合せ、海外エージェントとの打合せなどなど。

続いて、新卒採用での企業説明会も多い!

特にメーカーだからか、大学の研究室訪問が多く、それに伴い地方出張は多いですね。
他にも、工場見学のアテンドのため工場に行きますし、工場で行う面接に同席したりと外出の機会が多いです。

外国籍採用の場合は、海外の大学までいくので海外出張もあったりとかとか。

感覚的には、ひとつのことに集中するというより、同時進行で様々な業務を進めています。

4. その他つれづれなままに書くと、、、

人事って採用だけでなく、
入社後の社員の方の育成のための研修を企画して実行もするし、
そもそも働いている社員の方々が幸せと思いながら仕事ができる環境をつくる人事企画(制度構築)の仕事など幅広くあります。
そのため、採用担当ですが研修や制度のことも考える必要があり、ほんと幅が広いです。
それが、おもしろいところですね。

他にも、人事になって感じたことはたくさんありますが、長くなりますので一旦ここで筆を止めます。

人事は、奥が深い。


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