見出し画像

主観的映像と客観的映像を使い分けて表現する―映像の世界に引き込むやり方

まずは画像からご覧ください。

画像1

画像2

画像3

画像4

今回は説明のために別々の画像を使っています。
そのため, 本質が伝わっていないかもしれません。

なので, 文章でお伝えしていきます。

これら4つの画像では, 最初の3つが客観的映像です。
そして, 最後の映像が主観的映像です。

ただ最後の映像を見るだけなら, 山の映像です。

しかし, 最初の3つの客観的な映像を入れることによって, 主人公が最後の映像を見るための道のり (努力) を見ることができます。

主人公がどんな気持ちで最後の映像を見ているのかは, ご想像にお任せしますが,
とにかく映像に「物語」が乗っているのです。

どんな映像であれ, 視聴者が映像に「物語」を感じることができたのなら, 映像制作者としては, 成功だと言えると思います。

以上です。
この主観的と客観的を使い分けても構いません。
客観少なくする, 主観を多くするなど自由です。

あなたの思う引き込み方を見つけてください。

Simon.Simon

・参考文献
井上秀明 (2007) 「図解だからわかりやすい 映像編集の教科書」玄米者MOOK-p.44-p.51

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?